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クラシックの作曲を極めたいです。
そのためにはバッハからモーツァルトやベートーヴェンなどの古典、シューマンなどのロマン派、ラヴェル、バルトークなどの近代音楽までのどの作品を研究すべきなのでしょうか?
絶対必須の作品をいっぱい教えて下さい。
また、その曲がどうして凄いのかも教えて頂けるとなおうれしいです。

A 回答 (4件)

■バッハ、及びそれ以前モンテベルディなど対旋律的発想



■機能的和声学が確立された辺りのヘンデルやハイドンの作品や古典的な弦楽四重奏作品でシンプルで無駄のない機能和声

■ワグナーのトリスタンなどに見られる機能和声の拡張的解釈、その活用法

■ドビュッシー以降の機能和声からの脱却

辺りがポイントだと思います。




近代作品というのは古典的理論を覆していく妙に魅力があり、そもそも出発点の発想が違います。よって古典が分からず近代の作品を分析しても表面的になるだけだと思いますよ。
それはそれで意味のない事ではありませんが、楽曲分析という意味に置いては算数が分からず数学をやるようなもんです。


ですから『近代の優れた作品を研究すればモーツァルトもベートーヴェンもシューマンも網羅した事』にはならないと思っています。
バルトークの和声をいくら分析しても古典的和声の楽曲は絶対書けませんし和声の何たるかは理解し得ません。
逆もまた然りです。




下記の本は実際の楽曲に置ける和声の変遷を知るのに大変参考になります。
上記の作曲家の作品を挙げ、特徴的な和声アプローチが分析されていますので、それらの作品を全てひもとくと、かなり勉強になります。ちょっと高いですが。


http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E4%BD%9C%E6%9B …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ラヴェルを学んでもモーツァルトを網羅した事にはならない訳ですね。
非常に参考になりました。
さっそくモーツァルトの交響曲ジュピターの楽譜を買ってきました。

お礼日時:2009/12/25 14:45

バッハのインベンションは極める(この極めかたが聴きかたなのか弾き方なのかよくわからぬが)ほうがいいですよ。


「カノンなのにちゃんとコード進行があっている」(ボギャが貧困ですみません)というのは現代の音楽にも通じるものがあって、ロックギターを弾かれるかたでもバッハやモルダウなどを練習したりします。
基礎的なことでいえば、バイエルは子供のころは退屈ですが
大人になると指のひらきかたにちゃんと理論付けがされていることがわかるとか。

ショパンなどは戦争もからんできますから、西洋史の勉強もして音楽背景も知りつつだと、より深くわかると思います。
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この回答へのお礼

なるほど。ありがとうございます!

お礼日時:2009/12/09 22:41

古典派からのすべての要素を含んでいる近代作品を最も極めるべきでしょう。

必然的に古典作品の研究研鑽が必要になりますから。なお、やはり、機能和声が音楽の基礎であり、そこからはなれたものは、「のようなもの」と言う評価をしております。
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この回答へのお礼

レスありがとうございます。
近代の優れた作品を研究すればモーツァルトもベートーヴェンもシューマンも網羅した事になるという事ですね?
そこでなのですが「とにかくこれは研究しとけ」という作品をいくつか挙げて頂けないでしょうか?

僕が近代の作品で和音進行を解析した作品はラヴェルの水の戯れぐらいしかないんです。

お礼日時:2009/12/09 17:28

バッハ以前は何故対象としないのでしょうか?

この回答への補足

レスありがとうございます。
バッハ以前もありにします。

補足日時:2009/12/08 23:38
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