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江戸川乱歩について質問です。
夢野久作は江戸川乱歩に対して「江戸川乱歩氏に対する私の感想」をかきましたが
江戸川乱歩が夢野久作に対してかいた「久作論」はどのようなものなのですか?
文献があれば教えてください。

〈参考〉
江戸川乱歩氏に「久作論」を頼んだから、私はそれに対する「乱歩論」を書けという註文が猟奇社から来ました。 私はとりあえずドキンとしましたが、あとから直ぐに「これは書けない」と思いました。 乱歩氏は私の未見の恩人の一人なのです。 乱歩氏はズット前に、私が生れて初めて書いた懸賞探偵小説を闇から闇に葬るべく、思う存分にコキ下されました。又、一昨年、私が或る老婦人の手記を中心にした創作を書いた時には口を極めて賞讃されました。もっとも後者はつまるところ、その手記を私に提供した老婦人の手柄になった訳ですけれども、いずれにしても縁もゆかりもない一素人の投稿作品を、あんなにまで徹底的に読んであんなにまで真剣に批判して下すった同氏の、芸術家としての譬えようのない、清い高い「熱」によって、私がどんなにまで鞭撻され、勇気付けられ、指導されたか……という事は、私自身にも想像が及ばないでいるのです。 そのような恩人の作品を公開的に批評する事が、どうして私に出来ましょう。 さもなくとも乱歩氏は当代、探偵小説界の大先輩で居られるのに、これに対する私は後進も後進……一介の愛読者に過ぎない程度の者です。そのような立場の者です。たとい頼まれたにしても公々然と名前を出して、大先輩と取り組み合うというような非常識な事が、どうして出来ましょう。世間の物笑いの種になる事が、わかり切っているではありませぬか。・・・
http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/2128_ …

A 回答 (1件)

「夢野久作の世界」西原和海著 平河出版社(1975年)又は沖積舎(1991年)刊に、夢野久作氏とその作品 by 江戸川乱歩として、「夢野久作氏とその作品/夢野久作氏/夢野久作氏の作品に就て/夢野君余談・故人の二つの仕合せ」が収録されているようです。


また、河出書房より刊行されている「夢野久作(文藝別冊」にも、講演内容の収録として、江戸川乱歩の「夢野久作氏とその作品」が収録されています。
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