アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

いわゆる手描きMADを作成しようとしています。

wiki等を参考に進めていますが、あるところで、
「連番出力の際、fpsが規定値(27.97など)であれば数値をいじらなくて良い」
とあり、該当したのでそのまま出力しましたが、また別の場所で
「fpsの数値に少数が含まれる場合は音ずれの原因になる」
という文章を見かけました。

どちらが正しいのでしょうか?
また規定値なら大丈夫だという場合、その根拠は何なのでしょうか?
動画を作成した経験がなく、このまま作業を進めて良いものか迷っています。
ご回答よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

30ではなく29.97になる理由については↓


http://www.kagami.org/diary/2004-12-07-1.html

この仕様はずっと昔からあるため、29.97fpsの動画を正しく扱えないソフトはほとんど無いと思います。
しかし、一部のソフトで親切な機能があり 30fpsとした時に、自動的に29.97fpsとして扱うようなオプションが有効になっているケースがあり、この場合設定した本人は30fpsにしたはずなのに、29.97fpsになりズレが生じます。
ソフトの仕様や設定の問題であり回避可能です。ですから
> 「fpsの数値に少数が含まれる場合は音ずれの原因になる」
というのは上のような理由で正しいことです。
あくまで原因になるケースがあるだけで、29.97fpsだと/30fpsだと音がずれる、訳ではありません。

29.97fpsで作成するメリットは、テレビとの相性の良さです。
テレビは29.97fpsを表示することに最適化(*日本の場合)されており、地デジの主要な規格もこれを継承しています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E7%B2%BE% …
デメリットはキリの悪さと、表示の時の問題です。
数字はキリが良い方が色々と便利です。パソコンの内部の処理も違ってくるでしょうし、覚える時も間違いにくいです。
また、パソコンは基本的にキリの良い数字、普通は60fpsで表示しているので、2倍にした59.94fpsを無理矢理60fpsで表示することになります。
しかし、この差は人間が違和感を感じるかは疑問です。大きな問題ではないでしょう。


音のズレの最大の問題は音楽CDのサンプリングレートと関わりがあります。
音楽CDは44.1kHzのサンプリングレートですが、PC、地デジやDVDでは48kHzが主流です。
PCで音楽を再生する際44.1kHzは処理が面倒ということで、0.1kHz分を無視して再生するデコーダーが一部存在します。
特に一昔前のMP3デコーダーには多かったように思います。

すると、音を例えば 128Kbps 44.1kHzにしていた動画は音と映像がずれることになります。
ここでさらに問題なのは、この動画は再生しているソフトが悪いだけで実際の動画は音ズレしていないという事です。

この音のズレを修正(?)すると、128Kbps 44.0kHzという滅多にないフォーマットを前提とした構成になり、
正しい環境で再生するとまた0.1分ずれるわけです。

ですから、動画で音を扱う場合 48kHzか、32kHzなど安全なサンプリングレートを使用した方が良いでしょう。
とはいえ、最近この問題がそう起こるとは思えませんが。

個人的には30fpsでも29.97fpsでも気にしませんが、テレビなどの動画を編集する場合、29.97→30fpsの変換が面倒なので、そのまま29.97fpsで、逆に最初からPCで再生することを前提に30fpsで作られている動画を編集する時はそのまま30fpsにしています。


最後にお決まりですが、著作権には十分に注意して下さい。
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この回答へのお礼

詳しいご回答をありがとうございます!
大変わかりやすく参考になりました。

お礼日時:2009/12/27 22:00

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