
なぜパナソニック以外はプラズマテレビ作らないんですか
パナソニックと日立以外、日本国内のメーカーではプラズマテレビを作っていません。なぜ、ソニー、東芝、シャープ、その他メーカーは液晶に力を入れて、プラズマはつくらないんでしょうか?日立のプラズマもパナソニック製のものを使っているので、プラズマディスプレイは技術的につくるのが難しいのでしょうか?また日立は液晶テレビも作っているので、将来的にプラズマは消える運命にあるんでしょうか?
プラズマ、液晶に長所短所があるのは知っていますが、他のメーカーはなぜプラズマに参入しないのかな?と疑問に思います。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
Q/液晶に力を入れて、プラズマはつくらないんでしょうか?
A/元々、プラズマは富士通がカラーディスプレイの開発に成功してから、日本ではNEC、富士通、松下電器産業(現パナソニック)、日立、ソニー(実際にはNECからのOEM)などが研究開発していました。
実際に商品としては、NEC、富士通、日立、松下が製品を出荷していたのです。
その後、富士通は日立と合弁になり、最終定期にプラズマ技術を売却、NECはパイオニアに売却し、パイオニア、日立、パナソニックの3強となりました。
その後、リーマンショックからパイオニアがパナソニックに売却、日立富士通もパナソニックに売却し撤退し、現在の1強時代へと突入します。
何故、こうなったのかというと韓国のLG電子とサムスンが低価格で高品質なプラズマを大量生産したこと。日本の向上が高コストで競争力で劣っていたことが原因です。さらに、液晶技術が大幅に進化し低価格化したことで高解像度での小型化が技術の都合上不可能なプラズマは利益率において苦しくなり、競争力のあるパナソニックだけが残ったのです。
将来的に、プラズマが残るかどうかについては液晶の進化速度とプラズマの性能向上のペースの問題、そして売上げ次第です。
液晶テレビや液晶ディスプレイはLEDバックライト、新しいパネル技術(UV2AやIPSα)そしてローカルディミング(エリア駆動)などの登場と高性能な半導体技術の低価格化によって10年で驚くほど低価格で高品位な製品へと変貌を遂げていますからね。
プラズマの長所は、かなり脅かされているのです。ただ、来年の秋以降に予備放電ゼロなどの技術を開発したパイオニアの技術者がパナソニックで本格的な製品を投入する予定らしいですから、それ次第ではプラズマが再び脚光を浴びるかもしれません。
ちなみに、液晶パネルの製造は、現在SHARP、サムスン(SLCDとしてソニーパネルも製造)、IPSα(パナソニックと日立の合弁)、東芝(モバイル向け中心)、LGなどが占めています。
即ち、液晶においてもパネルを製造しているメーカーは僅かであり、利益が出にくくなっているのです。
プラズマはそれ以上に厳しいですから、今後新規参入をするのは困難です。
No.7
- 回答日時:
構造上プラズマは小型テレビを作れません。
とするとメーカーはプラズマだけを作るというわけにはいかず、液晶も作らなければなりません。両方作って勝負になるほどテレビというのは儲けのある優しい業界ではないのです。どちらかを選ぶのなら小さいサイズから大きなサイズまでいける液晶をというのは現実的な選択肢でしょう。
No.6
- 回答日時:
多くの人(消費者)がプラズマよりも液晶を選んだ、ただ、それだけの事です。
市場を無視して、売れない商品を作っても仕方ないでしょ。
どちらが技術的に優れているか、ではなく、どちらがより多くの人に受け入れられたか、だけの事です。
βとVHS、HD-DVDとBD、プラズマと液晶。
No.5
- 回答日時:
以下は、あくまで個人的な見解です。
> 将来的にプラズマは消える運命にあるんでしょうか?
プラズマやSEDには「自発光」という優れた特質がありますが、多分、どちらも将来性はありません。
それは、電子を空間に放出する必要上、パネル内の「真空(減圧)」と「高電界(高電圧)」が必要という、原理的な問題があるからです。
各社の技術者・経営者もこれに気づいたので、次々に手を引いていったと私は理解しています。
過去の歴史を振り返ってみても、増幅素子は真空管からトランジスタ、LSIに取って代わられ、撮像素子もビジコンからCCD、CMOSに代わっていきました。
そして液晶もまた、バックライトは冷陰極管からLEDに交代しつつあります。
液晶は原理的に微小なシャッターの開閉で絵を作るので、どうしても電力の無駄が生じます。
最近はバックライトのLEDを点滅させて電力の無駄を省く努力がなされていますが、それだったら最初から、LEDという自発光素子で絵を作った方が効率的です。
とはいえ、液晶の技術もここまで進んだので、あと10年は消えることはないでしょうが、15年後のディスプレイの主役は、恐らくLEDかレーザでしょう。
そのときのディスプレイの形態は、微小な半導体LEDが並んでいるか、OLED(有機EL素子)を使ったフレキシブルなものか、レーザをスクリーンに投射するものか、はたまたホログラムを使った完全3Dか、私には想像がつきませんが。
No.4
- 回答日時:
プラズマが技術的に製作が難しいのではなく、構造的に製作に時間が掛かる。
液晶は(乱暴に例えると)大型プリンタによる微細印刷技術により製作出来るため、製作効率が高い。
50インチのプラズマを10枚製作する時間で、液晶ならば100枚作れる。
企業としては、この製作効率の違いが大きいと思います。
しかも、プラズマには予備放電という構造上、絶対に解決出来ない欠点がある。
液晶は、バックライトが蛍光管(冷陰極管)を使用している場合は、蛍光管の調光範囲の影響を受け、微光量発光が出来ませんでしたが、LEDバックライトを採用しているモノは、調光範囲が極めて広く、漆黒からの微光量発光も解決しました。
液晶グリッドからの光漏れはマダ解決出来ていないが、かなり良くなっている。
> 将来的にプラズマは消える運命にあるんでしょうか?
・将来的には、プラズマはSEDに、液晶は有機ELに変わって行くと予想されます。
拙宅にはビエラが2台「プラズマと液晶」ありますが、個人的には、ブラウン管に近い発光点のプラズマの方が好み。
人間の眼は、90°角のエッジに敏感です。
液晶は、一画素毎のエッジを人間の眼が高周波成分として感じ取るため、パッと目はハッキリクッキリ見えますが、長く観ていると疲れます。

No.3
- 回答日時:
はじめまして、よろしくお願い致します。
プラズマテレビは液晶より電気代がかかります。
当然、エコではないです。エコポイントは付きません。
エコポイントが付かないと売れません。
売れないものをつくると赤字になります。
多分、プラズマは消える運命です。違う有機?というものが注目されています。
プラズマのメリットをカバーできる最新エンジンを開発して液晶に乗せたので液晶テレビはいいとこ取りです。
最大の理由は、売れないからです。
No.1
- 回答日時:
PDP(プラズマディスプレイパネル)の技術特許が複数の国の企業にて保持しています。
特許の侵害をしないで作るのは困難で、特許使用料を払うと製品価格が高くなり売れないという問題が背景にあります。
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