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電線を地中化した街は本当にきれいですが、なぜ遅々として進まないのでしょうか。諸外国に比べ大きく遅れているような気がします。

A 回答 (5件)

電線を地中化した場合でも、道路沿いの各住宅やビルへの個別配線が必要になりますね。

ところが現在はまだ都市化が進んでいないような町を地中化して将来大きなビル等が立ち並んだら、供給量不足となり、また地中の配線を取り替えなければなりません。そこで各電力会社は、一定の基準を設け今後これ以上開発されない駅周辺や大都市の区域を優先に地中化に協力しています。例外的に古都や歴史的町並み地区において景観事業として特別に行っている地区もあります。
各電力会社は当然民間企業なので街づくりの地中化のために膨大な事業費を出費したら、関係ない地域の利用者(私達)の電気代が大幅に上がるため、工事費は殆ど負担していません。殆どの事業費は市町村(補助事業対象なら県・国も負担)となります。つまりお住まいの市の税金でまかなわれます。
また、地中化しても必ず地上機(地中化された地区で歩道の上に置いている箱)の設置が必要となります。この地上機を設置するためには広幅員の歩道が必要となり地中化工事には道路整備も必要となります。たかが景観のために道路沿いの家を取り潰してまでして地中化工事をするほど各自治体の財政は裕福ではなく、どうしても後回しとなっていくのが現状です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。長期の計画に基づいて行っているのですね。

お礼日時:2009/12/30 01:42

一般論ですが、諸外国、と言うか先進国で電線が地中化されているのは、



 架空電線の開発より、都市の電化が早かったので、地中に埋める以外の選択肢が無かった

からです。

綺麗な景観にしたいから架空線を地中化したわけではないです。

# 綺麗な景観を維持したいから、新たに架空線を引くことはない、ってのはあると思いますが。
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構造にもよりますが地中送電が電力損失につながりやすいこと、トランス等を(主に発熱などの問題から)地上に出す必要があり、人間との距離が短いので電磁波問題が指摘されること、あとは電柱による送電の20倍と言われるコスト問題ですね。



ただ地中化によって地震被害の影響軽減や景観の維持も出来るため、最近は地中化に向かう方向だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。電柱の20倍のコストですか。やはり途方もなく費用がかかるのですね。

お礼日時:2009/12/29 23:11

埋めるのにものすごくお金がかかります。


保守点検にものすごくお金がかかります。
修理にもものすごくお金がかかります。
ほじくり返さないと点検も出来ませんし。

元々の都市設計が、インフララインの地中化を想定していなかったので、金額的に釣り合いません。
でーっかい坑道を埋めて、歩いて点検が出来ればOKですけどね。
ちょっと主要道路を外れれば、極端に道路幅が狭くなりますし。
工事期間中出入り不可能になってしまいます。


あなたの家でもそのようなことはないですか?
有線LANを想定して建築されているでしょうか?
そうではない場合、醜くケーブルが這わされるか、無線LANを選択せざるを得ないというのが実情では?
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地震国だからです。

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