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C(炭素)の原子量を120に改定した場合、炭素1molの質量が120になるのはなぜですか?
1molは6.02×10^23なので変化はないと思ったんですが。

A 回答 (2件)

原子量 12 の原子が 6.02×10^23 個、つまり 1 molで12 g



原子量 120 の原子が 6.02×10^23 個、つまり 1 molで120 g

原子量が10倍なら、1 molの質量も10倍になるのは当たり前だと思うのですが…
どこが具体的に分からないのですか?

質問者さまのように原子量 120 の原子が 1 mol で12 g にするには、アボガドロ定数は 6.02×10^22 個と改定しなくてはいけません。
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>C(炭素)の原子量を120に改定した場合、炭素1molの質量が120になるのはなぜですか?



 そのような改定はないでしょうが、たとえ、そうであっても1molの質量は変えないでしょう。
>1molは6.02×10^23なので
 もしそうなら、当然変わりますよ。

 しかし、根本的に原子量、molの概念の知識が間違ってます。「1molは6.02×10^23」が、6.02×10^{23}個を1molとして理解されているなら、それは違います。
 1molに膨れる物質の数を数えたら6.02×10^{23}であったというだけです。

 原子量:質量数12の炭素(12C)原子一個の質量を12としたときの、12Cとその原子の質量の「比」ですから、塩素の原子量は355になるとか。

 物質量の定義を、120gの12Cに含まれる12C原子の数とすれば、6.02×10^{23}ですし、12gの12Cに含まれる12Cの原子の数なら6.02×10^{22}となる。
 原子量をどう定めようと、物質量の定義が12gか120gかで決定されるわけで、原子量とは直接結びつかない。
 ただ、くれぐれも12本が1ダースと同じではなく、「1ダースを数えてみたら12本だった」ですから、間違えないように。
【参考サイト】
第8版SI文書の日本語訳
  http://www.nmij.jp/library/units/si/R8/SI8J.pdf
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