普天間問題

Question

普天間問題って、米軍基地を普天間から、グアムへ移すって話ですよね。
沖縄から、グアムへ移転することが、なぜ問題なのですか？
危険な基地がない方がいいのではないのですか？
騒音や、危険地域など問題が改善されるのではと思うのですが、沖縄の人たちの意見はどうなんですか？福島瑞穂って人はどうしたいっていってるんですか？
色々、ネットで見ても言葉が難しくて結局のところわからないので、教えてください。

0909taka · Accepted Answer

度々NO.2です
＞米軍基地がグアムに行っても、大丈夫なんでしょうか？
とのことですが，一応大丈夫です．ただしいくつかの条件があります
少し長くて専門的になりますがご容赦を

海兵隊の特質として緊急展開部隊というのがあります
通常米軍を動かすときに，大統領は議会の承認を得なくてはなりません
しかし，海兵隊は大統領の独断で動かせ，議会へは事後承認でOKです
また，緊急展開能力としてヘリコプターを中心とした空中機動部隊をもっています
つまり短時間で現地に移動し展開する能力が海兵隊の大きな特質です

さて，この時に一番の問題になるのが，ヘリコプターの足の短さになります
先ほども書きましたが人員や物資は航空輸送できますが，ヘリコプターそのものは出来ません
このため海兵隊部隊が普段グアムにあるのは問題ないのですが，有事の際には現地に基地が必要になります
人員や物資やヘリコプターはバラバラに輸送機で運ばれますが，それらは部隊として組み立てないと戦闘力を発揮できません
なので部隊を組み立てる前線基地として，普段の基地であるグアムから2000km程度（ヘリの航続距離）で，且つ戦場（台湾，朝鮮半島，日本本土）に可能な限り近い場所に基地が必要でです

実は沖縄には極東最大の米空軍基地である嘉手納があります．上記の条件は満たしているのですが，有事の際には空軍もまた大量の部隊が米本土から嘉手納にやってくるので，海兵隊の前線基地として共用するには手狭であり，またジェット戦闘機とヘリコプターでは飛行特性が大きく違い，さらに空軍と海兵隊の指揮系統も違うため航空管制が困難になります

こうしたことから，海兵隊が台湾，朝鮮半島，日本を防衛するために，第一案として沖縄の何処かに前線基地を作る．次善の案として日本本土の何処かに前線基地を作る．ことが必要となります

これが米軍基地がグアムに行っても大丈夫な最低限の条件ということです

lv4u · Answer

>>日本が非核を訴えているのは、憲法第９条の非核三原則にあると思っています。

憲法第９条に、非核三原則は書かれていませんよ。９条は、「戦争の放棄」「戦力の不保持」「交戦権の否認」です。

また、非核三原則は国会決議であって、法律や条約ではないため、「核兵器を持ち込ませず」には法的な拘束力もありません。佐藤栄作総理大臣が国会で述べた原則にすぎません。

>>これを誇りに思っている人も多いと思います。

憲法第９条は占領軍の植民地思想により作られています。はやく改正しないといけないと思っています。

「自分の国を守る」ということを憲法で明文化できないのは主権国家として悲しいことです。この条文は、国家の主権を放棄するものであり、存在そのものが違憲の疑いがあると思います。

>>もしそうなら、今のアメリカは日本が核を持つといってもOKなのですか？
日本で勝手にきめれるのですか？

自分自身や恋人、両親の命、子供たちの命や未来を中国や北朝鮮の核から守るために必要であれば、核保有を禁ずるルールがあったとしても、それを破って核兵器を保有することも、また、空母艦隊の保有、攻撃用兵器の保有もすべきでしょう。

ルールをバカ正直に守っていたら、自国が侵略されても「殺すべからず」という仏教の教えを守り、自国防衛のための戦いさえもせず、国が滅ぼされた釈迦族のようになってしまう可能性があります。

>>日本で勝手にきめれるのですか？

自分の国は、自分で守るという考えを持てば、その必要があるなら勝手に決めることになると思います。

lv4u · Answer

>>なるほど・・。沖縄から米軍がいなくなれば、中国軍が入ってくるってことですが、
>>それを拒否することはできないのですか？

国内はもちろん、国外でも、体格が良い、暴力団風の服装＆凶悪顔をした男は、他人から不正行為を受けにくく、またそういう扱いを受けたとき、その人が抗議をすれば、一発で解決することがよくあります。また、最近は、組織の代紋を表すバッチをつけると恐喝になったりするので、かわいい動物やキャラクターのバッチを付けられているようですが、そうしたバッチも効果は大きいです。そして日本の国家公認の暴力組織である警察や自衛隊は「菊の代紋」をつけておられます。

つまり、話し合いで解決できないときは、最終的に「力と力の比較、暴力」で決着するのが世の常です。
そして、現在、中国軍が沖縄に上陸してくるのを阻止しているのが沖縄の米軍基地であり、そこに駐屯する米軍兵士の方たちです。もし、米軍兵士が１名でも上陸した中国軍に拉致、あるいは傷つけられたり殺されたりしたら、米国はその情報力と軍事力を駆使して中国に反撃をするでしょうからね。
昔の元寇のように、中国軍が侵攻してきたとき、それを防ぐのは「武力」であり、「軍事力」と「祖国を絶対に守り通す！」という気力です。

軍事力の比較は、まあおいといて、少なくとも、現政権の民主党は、「沖縄に中国軍が上陸？ああ、そうですか。私は、中国軍の「友愛」を信じていますので、自衛隊は何もしないでください。」って言い放つでしょう。

米軍の軍事力があてにならなくなったときは、中国軍を拒否できるだけの「軍事力」（核兵器と空母艦隊等）が必須でしょう。

※ちなみに、私たち民間人でも、自分の土地に境界を越えて、隣人が塀や家を建てたとき、抗議をしないでいると悪意が無いなら１０年、悪意があっても２０年すると、その土地は隣人のものになってしまいます。「一所懸命」に自分の敷地・領土は守らないといけないのです。

>>日本非核を続ける限りは、普天間基地が必要とのことですか？
沖縄には、普天間以外にも米軍基地があるのではないですか？

これは、日本と米国との信頼関係の問題だと思います。日本が中国に沖縄を取られ、支配されるようになるなら、米国は、米軍兵士の安全を守るために、前線をグアムなどに下げることになると思えます。他にも基地があるからＯｋという問題ではないと思います。

ちなみに、米軍はできるだけ日本から手を引き（中国の日本への核攻撃の影響外へ避難するため）、その分、自衛隊の軍事力を強化して補ってもらいたいと思っているようです。まあ、善意にとれば、「日本よ、はやく大人になれ！」ってことですね。

lv4u · Answer

>>沖縄住民の中でも、移転反対派と移転賛成の人がいるのですね。

沖縄住民の方々は、現在はほとんどが米国との合意案どうりになること、つまりは辺野古への移転を望んでいます。
そして、この問題は、日本のどこにでもある「火葬場出て行け！」とか「○○工場は出て行け！」という構図と同様のところがあるようです。つまりは、安全性・騒音を考えて人のいない場所に基地を作ったら、その周辺が開発されて人が住むようになり、その人達が「危ないから（元からあった）○○はどっかに行け！」と問題になるパターンですね。
そして移転予定である辺野古で反対運動をやっているのは、本土からやってきている（左翼）活動家ばかりです。
マスコミ（マスゴミ？）の報道とは正反対に、沖縄県民の方々は、沖縄が日米同盟にとって大切な地である事をしっかりと認識されておられるわけです。

そして、渦中の沖縄・名護市において、保守陣営が大同団結してデモ行進を行っています。以下のサイトを参照してください。

http://blog.canpan.info/kobuna/

>>その際のこれからの援助の費用と、今回のグアムへの移転の費用とを考えた場合どちらの方が国益になるのでしょうか？

幸福実現党の木村党首が沖縄に乗り込んで視察されたレポートの映像を、幸福の科学の支部で見ました。その中で木村党首が日本やヨーロッパ各地の米軍基地に勤務されていた米軍の方にインタビューされていましたが、「グアムはインフラが整備されていないので、移転には多額の費用と時間がかかり無理。日本の他の場所にある米軍基地も広さや訓練空域の問題があって無理」と回答されていました。
また、沖縄から米軍が居なくなれば、代わりに中国軍が入ってきます。台湾と沖縄を中国軍に押さえられれば、日本のシーレーンは脅かされ、第二次大戦直前のように、石油不足となって不本意ながらも戦争を始めるしかない状態に追い詰められます。日本の国益を考えれば、合意案どうりに進めることですね。
もし、沖縄から米軍基地が無くなるのであれば、中国・北朝鮮へ対抗して生き残るために、日本は「核ミサイル開発」と「空母建造」を早急に始めるべきですね。

0909taka · Answer

NO.2です
アメリカはどうしたいのか？とのことですが

アメリカ政府の公式見解としては
「日本待ち」です

非公式に漏れ聞こえてくる声では
「現状の日米合意案しか受け入れねーよ」とか
「ヘリ基地が白紙ならグアム移転も白紙だ、こっちは普天間に居続けても困らないんだぞゴラァ」とか
「政権交代したとか知ったことじゃねーから。日本国内の問題をこっち（日米外交）に持ってくるなボケが」とか

まあ、そんな感じらしいです

rikukoro2 · Answer

>なぜ、福島さんは日米安保をかいしょうしたいのですか？
 彼女の主張は日本に自衛隊や米軍があるから、日本は他国の標的になると主張してます
　ですので彼女は日本は完全無防備になり、戦う為の戦力を全て放棄するという考えです
　

>岡田外務大臣はなぜ、基地保留をのぞんでいるのですか？
　本来それが国益になるからです。
　　グアム移転には莫大な費用がかかり、その予算がかかります。また地域の経済問題、又治安などの問題もあり、一部の地域住民の問題を無視すれば国全体としては利益になるからです


>沖縄住民が普天間基地の移転を希望してるんですよね。
　全員ではありません。一応アンケートでは基地保留の人の数の方が多いです。
　騒音、治安などの諸問題もありますが、そこに米兵が住む以上必ず経済効果は生まれます。
　又そこに土地を貸している地権者もいます。米兵が撤退すれば家賃収入もなくなりますし、国からの補助、そして米兵相手の娯楽産業に携わる人が失業します

0909taka · Answer

まず、日本が沖縄の基地負担の軽減をアメリカに要請しました
アメリカ側は米軍の大規模再編の最中にあり、これのついでで日本側の要求に応えて、海兵隊のグアム移転を了承しました
しかし、台湾海峡と北朝鮮の2カ所に睨みを効かせる必要上。ヘリコプター基地だけは日本の何処かに置いておく必要があります
（兵員や物資は空輸できますが、ヘリコプターは空輸できません。自力でヘリが飛んだ場合、空荷でも2000kmしか飛べません）

そこで日米間で海兵隊（本隊）のグアム移転とヘリコプター基地をキャンプシュアブに作るのことで基本合意しました

ここまでが自民党政権で13年掛かってやっと合意した出来事です
しかし、民主党政権になりその結果

全部白紙

となりました
その後の民主党政権の対応はNO.1さんを参照してください

rikukoro2 · Answer

>沖縄から、グアムへ移転することが、なぜ問題なのですか？
　→民主自身はグアム移転を決定してません。まだどうするか決めてません。
　ただ岡田外務大臣は基地保留を望んでます。
　またグアム移転にしても民主は金いわゆる（予算）を出すかどうかもきめてません 

>危険な基地がない方がいいのではないのですか？
　→民主がクダクダしてなにも決めてないから米国はじれています

>騒音や、危険地域など問題が改善されるのではと思うのですが、沖縄の人たちの意見はどうなんですか？
　→移転はそもそも住民の意向で、国が決めたことです。
　　しかし移転は決めたものの時期や規模、その内容をなーんも決め手ないので米国はいらついてます


>福島瑞穂って人はどうしたいっていってるんですか？
　→自衛隊を廃止、日米安保解消し在日米軍の撤退

普天間問題

度々NO.2です

>>日本が非核を訴えているのは、憲法第９条の非核三原則にあると思っています。

>>なるほど・・。

>>沖縄住民の中でも、移転反対派と移転賛成の人がいるのですね。

NO.2です

>なぜ、福島さんは日米安保をかいしょうしたいのですか？

まず、日本が沖縄の基地負担の軽減をアメリカに要請しました

>沖縄から、グアムへ移転することが、なぜ問題なのですか？

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