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「クロロフルオロカーボン」という言葉の意味について教えてください。

「クロロフルオロカーボン」について次の(a)~(c)のような説明があります。「クロロフルオロカーボン」とは、

kotobank
http://kotobank.jp/word/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83 …
によると、
(a)塩素化やフッ素化したメタンやエタン。
であるとされています。

OCN辞書
http://ocndictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/56534/m0u …
によると、
(b)炭化水素の水素原子の少なくとも一個をフッ素原子で置換した化合物の総称。通常、フッ素以外に塩素をも含む。
であるとされています。

森の里ホームズ
http://mh.rgr.jp/memo/mk0062.htm
によると、
(c)塩素とフッ素をもった炭化水素。
であるとされています。

質問1
「クロロフルオロカーボン」の正しい厳密な定義は何でしょうか。

※ (a)は「メタンやエタン」という例で定義しているので、正確でないと思います。(b)は、塩素を含まなくてもクロロフルオロカーボンであるという意味なので、本当にそうなのかなと思いました。(c)も炭素を塩素で置換したものも含まれるような感じがするので正確でないように思います。

質問2
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5668304.html
において「フルオロカーボン」の意味を教えていただきました。フルオロカーボンがこのような意味であるとして、そのフルオロカーボンという言葉を用いてクロロフルオロカーボンを次の(d)のように定義するとこれは正しいでしょうか。
(d) その水素又はフッ素が塩素で置換されたフルオロカーボン。ただし、フッ素を含まないものを除く。

※ (d)のただし書きは、例えばCHCl3のようなフッ素を含まないものはクロロフルオロカーボンではないと思ったので、これを除くために付けました。

A 回答 (1件)

文字通り解釈するなら、「塩素とフッ素がついている炭素」ということになります。

これを基本的な定義と考えるのが妥当だと思います。これは、独立行政法人製品評価技術基盤機構のHPに書かれている説明、「炭化水素の全水素が塩素およびフッ素で置換されたもの」と同じ意味です。

その一方で、習慣的に「炭素」の部分を「飽和炭化水素」に置き換えたものがクロロフルオロカーボンと呼ばれているという現実があります。つまり、「炭素に塩素とフッ素のみが結合している」と考えるか、「炭素に塩素とフッ素が結合している。それ以外のものが結合していてもかまわない」と考えるかということでしょう。現実問題としては後者であるという理解が一般的であり、「それ以外のもの」も水素と別の炭素原子以外は認めず、さらに不飽和結合も除外するのが一般的な理解だと思います。しかし、これが定義と言えるかどうかは疑問です。なぜなら、私が知らないだけかもしれませんが、「クロロフルオロカーボン」という言い方自体が厳密に定義されたものとは思えず、むしろ習慣的にそう呼ばれているに過ぎないようなあいまいなものに思われます。

それでもあえて定義をせよということであれば、製品評価技術基盤機構のような定義になると思います。

参考URL:http://www.safe.nite.go.jp/management/term/termC …

この回答への補足

御回答いただき有り難うございます。
詳しい御説明を頂き、たいへんよく分かりました。

ありがとうございました。

補足日時:2010/02/14 16:10
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