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「秋は果物がおいしくなる」などのとき、in autumnと書いたら、ネイティブの人からin the autumnと直されました。
春はこうだ、とか、夏はこうする、などと言いたいとき、springやsummer, winterにtheは必要なのでしょうか?
辞書を見たら、両方出てくるようなのですが、使い分け方を教えてください。

A 回答 (3件)

「ネイティブの人」と云っても大学教授からフライド・チキンの店員まで色々ですから、私は英語教師のnative English speakerしか信用しないことにしています。



Oxford University Pressの 'Basic English Usage'というイギリスの出版物の"Seasons"という項を見ると、"We can say 'in spring' or 'in the spring,' 'in summer' or 'in the summer,' etc. There is little difference."と書かれています。御存知のように"little difference"は「ほとんど違いはない」という意味です。

『研究社 ライトハウス和英辞典』は解説が行き届いたいい辞書です。その「春」の項の説明を紹介します。

「【例文】春になると植物は再び成長を始める The plants start to grow again in (the) spring. [語法] 季節を表わす語には定冠詞を付けないのが普通だが、 in や during などの前置詞と共に用いられて期間を表わすときは付くことがある。【例文】私は1978年の春にロンドンへ行った I went to London in the spring of 1978. [語法] この場合は特定の年の春なので定冠詞が必要」

以上のように「季節を表わす語には定冠詞を付けないのが普通」で、ただ「期間を表わすときは付くことがある」であって、例文も"in (the) spring"と定冠詞は付けても付けなくてもいいようになっています。御質問の「秋は果物がおいしくなる」に"the"が不可欠というのは云い過ぎだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
とても丁寧にご解説くださり、大変参考になりました。

お礼日時:2010/02/15 15:10

 その前に、宛先の気候をお調べください。

オーストラリアやニュージーランドは、南半球ですから日本や北半球では、雪だるまを作ったり、雪で白いクリスマスとか言っている時、向こうは夏でビキニで泳いでいる時、また同じ北半球でも温室で果物が出来るので季節感が薄くなりました。

 場所では乾期と雨期の二季節だけで、春夏秋冬と、四つに分かれていない\所もあります。

 そういうことが、一部のネイティブの、季節感、ひいては定冠詞の使い方に影響しているのではないかと思います。
 さてご質問ですが

(1)春はこうだ、とか、夏はこうする、などと言いたいとき、springやsummer, winterにtheは必要なのでしょうか?

 答え:いいえ。

 Robert Louis Stevenson (『宝島』の著者)が書いた詩集 A Child's Garden of Verses and Underwoods (1913)の

   Bed in Summer  に

 In winter I get up at night
 And dress by yellow Candle-light.
 In summer, quite the other way.
 I have to go to bed by day.

という有名な詩があります。

(2)使い分け方を教えてください。

 the を使う方が多いのですが、フランス語ではこう言う時冠詞を抜くので、そう言う習慣で使う人と使わない人が居るのかも知れません。意味の上では変らないと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
今度直されたら、その詩を挙げてみたいと思います。

お礼日時:2010/02/15 15:09

そのネイテブはアメリカ人なのでしょう。



アメリカ英語では、特定の季節(つまり2009年の秋とか)じゃなくてもtheをつけるようです。

イギリス英語では、特定の季節じゃない限りtheは入りません。
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この回答へのお礼

そうです、アメリカ人です。
特定の季節の場合はつけるんですね。
ありがとうございました!

お礼日時:2010/02/15 15:07

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