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右上顎部の腺様嚢胞癌が再発(2回目)しました。治療歴としまして、6年前に手術、2年前にサイバーナイフ治療を行いました。
今後の治療として、(重粒子・陽子線も含めての)粒子線治療、免疫療法などを検討しております。
放射線治療歴があると重粒子線治療は受けれない、とある本で読みましたが、サイバーナイフの様なピンポイント照射の放射線治療でもはやり不可でしょうか?
サイバーナイフは腺様嚢胞癌には効きづらいのでしょうか?
免疫療法についても色々と情報を調べておりますが、有益・無益な点も含めて効果の可能性を教えて頂けないでしょうか?
よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

私の娘は、1996年、上顎部の腺様嚢胞癌摘出手術後、4回転移し、手術、重粒子、サイバーナイフ、トリノロジーの治療を行いましたが、また、下顎部に転移腫瘍が発覚し、困りきっています。

その間、多くの医師にあなたと同じ質問をしましたが、経過観察しかないという返答だったので、あなたの質問に回答するドクターが現れるのを鶴首していました。ところが、回答がないようなので、今までの私の経験があなたの治療を決める参考になればと思い、私の意見を申し上げます。
(1)粒子線治療
腺様嚢胞癌は浸潤傾向が強く、一度転移すると、血行転移を繰り返します。原発巣駆除には期待できる治療法ですが、病巣の位置にもよりますが、副作用は避けられないと覚悟すべきです。娘の場合、入院後インフォームド・コンセプトを聞かされ承諾の署名をしましたが、10年後ぐらいまで起こり得る副作用が遍く列記され、病院はその副作用の治療の責めを負わないことになっていました。粒子腺治療を受けると決められたら、入院前か治療スケジュールを決める前に、インフォームド・コンセプトを聞いて治療されることをお勧めします。
(2)サイバーナイフ治療
娘は腫瘍容積8.205mlに3日間連続で総量35.0グレイの照射を受け三ヵ月後の画像検査で消滅していました。ドクターはこの程度であれば、再発して再照射することは可能だとしています。ご存知のように、サイバーナイフは、米国スタンフォード大学の脳神経外科医John Adler博士が開発し、1994年から治療が開始され、日本でも15施設(2007年資料)がサイバーナイフIIで治療を行っています。もともと、頭頚部の定位放射線治療が目的で開発された装置で、日本で頭頚部の腺様嚢胞癌治療の実績は放射線治療の中で一番多い装置だと思います。あるサイバーナイフ脳神経外科担当ドクターは「私は腺様嚢胞癌治療を40例以上行った実績があり、ある患者に4回照射したケースもある」と云っていました。あなたがサイバーナイフ治療を受けたときの総線量は判りませんが、部位の位置と総量如何では再照射可能だと思います。一般論でなく具体論としてよく相談されてはどうでしょうか。
(3)免疫療法
主治医の見解は「エビデンス」がないと否定的でしたが、民間で治療をしているクリニック2軒で相談したのですが、最近は、樹状細胞の体外活性化技術も進歩して、効果が出ているようです。しかし、治療費は高額で、それにも増して、頼りないという印象が拭い去れず、娘に治療させる気になれません。私が注目しているのは、多くの大学病院で臨床試験を行っている「がんペプチドワクチン免疫療法」です。私が思うには、多くの流派がある中で主流は、東大医科学研究所の中村裕輔教授と阪大の杉山治夫教授の流派だと思います。そこで、娘をこの臨床試験に患者としてエントリーさせようと主治医と相談し、阪大にエントリー申請中です。何故、阪大を選択したかと云うと、中村流はがん種ごとのペプチドを特定し、製薬会社にワクチン製造させることに重点をおいているため、少数派がんの腺様嚢胞癌に、どうしても、研究開発は後回しになり、今は力が入っていないように思われることと、臨床試験エントリー条件に東大で治療中の患者とあるため、阪大を選びました。
(4)娘の今後の治療方針
多分、転移は続くものと思われますが、サイバーナイフIIによる放射線治療とがんWT1ペプチドワクチン免疫療法を併用して腺様嚢胞癌を根治させようと考えています。
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再生医療は大変,本人の正常細胞を使う優れた治療の様ですが,お考えなられた事はないのでしょうか?

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