哲学的にみて、霊魂や霊界はあると考えられますか。

Question

cowstep · Accepted Answer

唯物論では、霊魂や霊界は無いと考えられていますが、あるかないかという存在論は廃れて、証明不能とする不可知論が主流でしょう。

karuma_003 · Answer

私たちは元々霊的存在であります。
 時々死は無であると唱える科学者がいますが、私たちは転生を繰り返してこうして生きているみたいです。ですから霊魂は不滅なのだと思います。
  ちなみにこの空間に人間だけではなく、霊魂も同時に存在しているのです。

しかし成仏した霊魂は私たちには見えないのですよ…私は昨年身内を亡くしましたが、きちんと成仏したから姿は見えないけど、私と一緒にいてくれてると信じてます

nahaha55 · Answer

もちろんあると考えられます。

maimaisus · Answer

その形を問わなければ、少なくとも、本の中とか、信じてる人間、感じる事のできる人間の中に存在している。
お金の価値と似た関係で。
それ以外の話をすれば、あると考えられはするが、実際は定かでないとしか言いようがない。
そもそも、霊魂があるから、霊界があるとも限らないしね。

kigurumi · Answer

ライラの冒険。

人物設定

ライラ：嘘つき。真理を示すコンパスを読める唯一の人間。彼女のダイモンはプレリードッグみたいな生き物。

アスリエル卿：ライラの父親でライラで冒険家。ダイモンは白豹みたいな生き物。

コールター夫人：ライラの母親で、ダイモンを人間から切り離そうとしている。

教権：人間をダイモンから切り離し、まったくの善にしようとしている。
　　　コールター夫人はこの教権の元に働いている。

人間は生まれたときはまったくの善だったが、ダイモンを持ってしまったために、悪いことをするようになった　と考えた教権は、人間からダイモンを切り離すことにした。

ソクラテスは自分が悪いことをしようとするとダイモンが引き止めるという認識だった。

ダイモン。
http://red.sakura.ne.jp/~co-wards/explain/term/daemon.html

で、その弟子のプラトンはそれはイデア界からやってくるとした。
イデア界はまったくの善なので不死の世界。
そこにもともと人間は魂だけの存在としていたのだが、有限という悪の属性を持つ肉体に閉じ込められたため、イデア界から遠のいてしまったとした。

しかし有限の肉体に閉じ込められた者の中にはそれでもまったくの善の属性であり続けるものもいるとプラトンは仮定し、そういう人の言う通りにしていさえすれば、善悪がわからず悪をやってしまうことを未然に防げると説いた。

イデア界は人間の外にあるとしており、まるで地球から宇宙と電波で交信するようなそんなイメージを持っていた。

というわけで、ライラの冒険に登場するダイモンってソクラテスかそれ以前の哲学者たちが考えていた概念なんですね。

ほんで、、、プラトンは輪廻転生説を主張するピュタゴラス学派の影響を受けたので、そういう考えになったわけで。

で、、、哲学ってのは、前の思想を注意深く吟味しておかしいと思えるところは修正していくことで成り立っており、プラトンの弟子のアリストテレスはイデアは人間の外にあるのではなく、人間の中に既にあり、それは特殊な人だけじゃなくみんな持っているとしたんです。

で、ライラの冒険に戻って、ダイモンを持ち邪悪になったことで真理がわからなくなり、間違えたことをしてしまうと教権は考えており、人間を悪行から救うためにダイモンを切り離そうとしていたわけです。

小さいうちならまだ切り離しても生存できるとして。
で、ライラの友達がダイモンを切り離され、教権に従順な魂の抜けた人間になっちゃった。

で、予言でおぞましい女イブが誕生したとされ、それがライラ。
殺してしまわないとやばいことになると、血眼になって教権はライラを探し出し殺そうとするわけで、ライラの母親もライラは邪悪の根源だとして殺そうとするわけです。
だけど母親なので、殺さずにどうにかできないかと苦悩するわけです。

で、コールター夫人はもう苦悩するのはイヤだったので、心を壊してしまえば、苦しまずに済むと考え、これは万人にとって良いことだという確信のもと、任務を遂行していくわけです。　
命がけでせめて子供たちだけでも救済してやろうと、ダイモンをカットしようと研究をしていたわけです。

で、自分の娘が真理がわかるってことで　ひえぇぇぇ　ってなっちゃうわけです。

現実、普遍性を持つ真理がわかる人は存在しませんので、こうか？これでどうだ？って哲学でやっていっているわけです。

＞哲学的にみて、霊魂や霊界はあると考えられますか。

ってことで哲学をいう学問を体系づけたソクラテス、彼は存在すると信じていました。
ダイモンがくっついていて自分を導いているって。

唯物論では、霊魂や霊界は無いと考えられていますが、あるかないかという存在論は廃れて、証明不能とする不可知論が主流でしょう。