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電気二重層キャパシタはその名の通り、電極表面に形成された電気二重層を利用した
コンデンサですが、
電気二重層の形成のためには10ms~100msほどの時間が必要であり、これは電子回路で用いられる
kHz~MHzの時間スケールからすると極めて長い時間に相当します。
ということは、kHz~MHzの信号からすると電気二重層キャパシタの電気二重層は
抵抗として振る舞うのではないのでしょうか?
しかしこのようなことが問題とならないのはなぜなのでしょうか?
或いは抵抗として振る舞うとしてどのくらいの抵抗値になるのでしょうか?

A 回答 (3件)

電気二重層キャパシタは、蓄電池の代換え品の用途で開発された大容量コンデンサで、低周波から高周波に使う目的では必要ありません。


容量的には****F(ファラッド)の単位で、
電源回路は低周波で***μFの電解コンデンサが、
信号回路は音声周波数で**μFから***pFで電解コンデンサ、フイルムコンデンサ、セラミックコンデンサが使われ、
高周波は**pFのセラミックコンデンサなどが使われます。

>kHz~MHzの信号からすると電気二重層キャパシタの電気二重層は
>抵抗として振る舞うのではないのでしょうか?
>しかしこのようなことが問題とならないのはなぜなのでしょうか?
 使用目的が充電用の蓄電池の代替ですから、信号回路や高周波回路に使う必要は無く非常用の電源バックアップの用途に利用するので問題にならないし、抵抗にもなりません。

電気二重層キャパシタとは
http://meicap.meidensha.co.jp/capacitor/index.html

>或いは抵抗として振る舞うとしてどのくらいの抵抗値になるのでしょうか?
抵抗とはなりません。低インピーダンスなので、過大な短絡電流が流れ危険な

>電気二重層の形成のためには10ms~100msほどの時間が必要であり・・・
 多少時間遅れは発生しますが、この数値のソースの出所が知りたいですね。

流石に、並列に電解コンデンサを接続したりはしませんが・・・・セラミックコンデンサなどは使う場合が稀にあります。
 
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通常、電気二重層コンデンサを使うときは並列に電解コンデンサを接続したりして内部抵抗が問題にならないようにして使っています。



内部抵抗の大きさは、等価直列抵抗としてあらわして、電力用の比較的高速な充放電ができるタイプで、CRの時定数で数秒程度だったかと思います。
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そもそも、電気二重層キャパシタの用途は?


キャパシタというよりコンデンサの役割が大きいのでは?
電池の代わりとして…。
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