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容疑者Xの献身を見ていて思いました。
湯川が石神宛てに作った
「誰にも解けない問題を作るのと、その問題を解くのとではどちらが難しいか。
ただし、答えは必ず存在するとする。」
という問題がありました。
結局答えはなんだったのでしょうか?

A 回答 (5件)

「誰にも解けない問題」が


No.4 の意味で解けたとしても、
「解けない」の「解く」と
「解けた」の「解く」が、
異なる意味になってしまいます。
「このハシ渡るべからず。」

数学ではありませんが、
湯川の言う「解けない問題」とは、
事件のトリックよりも、むしろ、
犯行を犯すべきか、そのトリックを解くべきか
…という各人にとっての問題だったのでは?
そういうテーマの小説だと思いますが。
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 問題の作者になら答が分かってるなんてのは学校のテスト用の「問題」の話であって、大抵の数学の問題は問題を作った時点では作者には解けない。

解けないからこそ問題として取り上げ、チャレンジしていくわけです。なお、「解がないことを証明した」というのも解けたうち。その手の問題には難しいもの(たとえばゲーデルの「不完全性定理」や「一般連続体仮説の解決」など)もあるが、易しい例題だって作ろうと思えば造作もない。
 また、「誰にも解けない問題」がもし誰かに解けたら、それは「誰にも解けない問題」ではない。こりゃ当たり前の話です。

 以上を踏まえた上で、それでもなお「『誰にも解けない問題』を解いて答を出す」という表現が何らか意味を持つとすれば、それは「『それは誰にも解けない問題である』ということを証明する」という仕事を指しているに違いないでしょう。すなわち、「『その問題の解が存在する』ことを証明し、かつ、『その解を具体的に出してみせる事は誰にもできない』ということを証明する」ということだろうと思います。前半だけならいろいろ実例があって、たとえば「バナッハ・タルスキーの定理」などの非構成的存在証明です。でも後半は難しい。「まぐれで答を見つけてしまうということすらあり得ない」ということを証明しなきゃならんわけで、そこまで出来た実例は知りません。
 じゃあ「誰にも解けない問題」は作るより解く方が難しいんだな、と結論を出すのは、しかし早計です。
 なぜなら、「誰にも解けない問題を作る」とはどういうことか。たとえば「ある問題を作ったら、後に誰かが(上記の意味で)『それは誰にも解けない問題である』ということを証明した」というんでは、それは問題の作者の手柄ではない、単なるたまたまでしょう。なので、「ある問題を作り、しかも『それは誰にも解けない問題である』ということを作者が証明した」というんでなくては、「誰にも解けない問題を作った」とは言えない。
 つまり、「誰にも解けない問題を作る」という仕事には「その誰にも解けない問題を(上記の意味で)解く」ことが含まれているでしょう。
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こんばんは



わたしもNo.2さんと似たように思います。

湯川はあの時点で解いていたのかな?
 #殺人事件を難問として
 #それに伴うアリバイのトリックも。

だけど信じたくない気持ち・・・。
お互いの葛藤でしょうかねぇ・・。

数学屋さん(代数学です)としては、

作った人間には答えが分かるので、
解くことはできるのではないかとも思いますが、
どちらが難しいかとなると、また別の話で。

どっちともいえないです。

もちろん、誰にも解けない問題を作ることはできるでしょう。
ただ、そのときに 作者も解けないこともあるかもしれません。
答えが一つだけあったとしても。

m(_ _)m
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石神の解答は「なあ、湯川、あの問題を解いても、誰も幸せにはなれないんだ」


石神が犯人だと推測した湯川の複雑な思いを感じさせる表現ですね。
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解くほうが難しい。

というか、不可能。
誰にも解けない問題を解くことは、誰にもできない。
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この回答へのお礼

皆様方、ご丁寧に回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/03/19 14:07

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