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こんにちは。初めて質問させて頂きます。

(1)人の心の専門家として、臨床心理士の資格取得を考えているが、
臨床心理士のカバー範囲を見ていると、
人のマイナス面がクローズアップされている感覚が強い。
最近になって、
ポジティブな面に光を当てたポジティブ心理学の研究が見られるようになってきたが、
その研究を主にしていらっしゃる先生はいるのか?
また、専門的な勉強を通じて、ポジティブな面をクローズアップ出来るような臨床心理士になれるのか?

(2)教育や、人事制度や職場のことになってくると、
調べる限り、教育心理学や、組織、産業心理学の分野になってくるが、
臨床心理士の勉強をしながら、
教育や組織、産業の分野も勉強できるのか?

(3)以下、バックグラウンドを見て頂いて、
臨床心理士として勉強することと合致しているのか、
組織、産業、教育心理学などを専門にした方が良いのか?
(できることなら、臨床を主にして、組織、産業、教育を勉強したいと考えています。

専門家の人にお会い出来る機会があまりない為、
教えて頂けると幸いです。

質問させて頂くにあたり、
質問が生じたバックグラウンドを下記に記載しました。

元々、「人の心はどうなっているんだろう?」
という、心理学への興味から、大学、職業も、
人と深く接することが出来る職場、学校を選んできました。

27歳の男です。
大学で心理学科に入り、卒業しています。
卒業論文では、当時アルバイトをしていた塾講師の仕事と関連して、
国語の指導方略について研究をしていました。

「大学で心理学を習った。
社会に出て、風通しの良い職場(お互い支え合える)、
風通しが悪い職場(支えあう空気が無い)
スタッフへの研修や評価制度作成
スタッフ、小、中、高生や社会人への教育(コーチング等)
会社の倒産、解雇を経験した。
考えてみると、
(1)人を育てるということ(教えることや考えさせること)
(2)人のやる気を引き出し、ポジティブな面を増大させる
(3)職場の環境や決まりから、心置きなく働ける空間を作ること
(4)倒産や解雇、退職時、合わない職場にいる時、
勉強が分からない時など、
ネガティブな気持ちに理解できる部分がある。
同じ境遇の人を援助したい」
まとめてしまうと、以上4点に一番興味、関心があります。

今は、もっと専門性を身に付けたいと考えています。
経験を積んで思ったのですが、
どうしても、「自分の枠」に嵌ってしまって、
広がりが無くなっていること(偏りが出てしまう)に気付くのです。

最終ゴールとして、
「専門的に勉強したことを、
実務として実践してみたい
(=独立して、総合的に人の援助が出来る会社を作りたい)」
という想いがあります。

今現在、自分なりに、
(1)臨床心理士の先生に直接お話を聴く
(2)次年度の産業カウンセラーの資格講座を受検する(申込は済です)
(3)現在、産業カウンセラーとして活動している方に、
どう活動しているか、実際に待遇や就職状況などはどうかを聴く
(4)老人擁護施設など、
ボランティアなどが出来そうなことはやってみる
(視野を広げる為に、様々に挑戦しています)
(5)「教えて!」や、mixiのコミュニティーなどで、
臨床心理士のことや産業カウンセラーなどについて書かれた質問を読み込む

等、自分で出来る限り多くの方、機関にアプローチしてみて、
実際にお話を伺ったり、体験している最中です。

大学を卒業してから、

・不動産会社の営業職(半年)
・派遣社員(半年)で事務職
→元々教育関係職に就きたかったのですが、
色々な業種や、就業形態に触れてみたかったので、
上記2つに就職しました。

・学生時代にアルバイトをしていた個別指導塾の教室管理者
・個別指導部門が無い個人塾でゼロから個別指導部門の立ち上げ、管理

→保護者、生徒との教育相談、進路指導、カウンセリングや、
不登校の生徒の面談などを行ってきました。
また、コーチングの資格を取得し、研修等を行っていました。

以上の様な状況です。
人の心について、もっと専門的に見ていきたいと思います。
仲のいい人からは、組織のことや、人事のことも考えていることから、
社会保険労務士や産業カウンセラーに近い、とよく言われます。

会社員の方や、ポジティブな方向に向いているのは分かるのですが、
ある程度以上、学問的なバックグラウンドも欲しいと考えていまして、
今回の質問に到りました。

まとまっておらず、申し訳ありません。
自分で努力できる範囲のことはやっているつもりなのですが、
元々考えすぎる性質のため、
色んな方からのフィードバックを頂きたいです。

A 回答 (1件)

質問者様は臨床心理士および産業カウンセラーの資格取得を目指されているようですが、実際にカウンセラーとして働くことを目標としていらっしゃると解釈してよろしいでしょうか。



さて、ポジティブな面に光を当てるとのことですが、研究をされている先生は多く、また質問者様自身が何をクローズアップするかは自由です。
と言うよりは、人が持つ自己治癒力の信頼は、様々な領域で根本となる考えでもあり、それに焦点を当てているものも多いです。
しかしながら、ポジティブな面に焦点を当てるのも、ネガティブな面の改善のためであり、そちらを扱うことなしには語れません。そのため、ネガティブな要素が多いように思えてしまうのでしょう。

臨床心理士の勉強、おそらくは大学院のことかと思われますが、これについては質問者様が学ばれたいことと同領域の先生の元で学ばれれば可能です。
さらに言えば、臨床心理士は専門領域のみならず、全領域についての知見が求められます。質問者様が産業に興味を持たれていても、医療・教育・福祉・犯罪など、様々なことを大学院において学ばれることと思います。
その中で、産業方面に興味がおありでしたら、上述しましたようにそちらについて研究されれば良いでしょう。

バックグラウンドについてですが、何よりも臨床心理士の資格取得後、どうしたいのかが重要です。
企業などでカウンセラーとして働きたいのでしょうか。カウンセラーとして働くつもりがないのであれば、資格は取得せず大学院を修了するのみに留めておいたほうが良いように感じます。資格は更新性ですし、資格取得自体が困難でしょう。
また、産業カウンセラー資格については、ご存知かと思いますが、もう一段階上の資格でなければ難しいでしょう。

今一度確認したいのですが、質問者様はいわゆるカウンセラーとして働きたいのでしょうか。
それとも、専門的な知識を身につけたいのでしょうか。

この回答への補足

sironokabeさん、とてもご丁寧な回答、ありがとうございます。

一つ考えたのは、「カウンセラー」というのは、
非常に多岐に渡る内容で、意味を考えるのが難しいな、ということです。

補足になればと思いますが、現時点では、
カウンセラーとして働くのか、
自分で起業(独立)するのか、明確には考えられていません。

私が一番やりたいことは、
「人と1対1で接して、内面を理解し、回復や更に良くなる為の援助を行うこと」
「人の特性を理解して、成長に繋がる様に接すること」
「継続的に接し、成長を分かち合うこと」であります。
そこに、部下や、スタッフが付いてこればいいなと考えています。
この中には、全て、「実際に人と接すること」が共通すると考えます。
この考え方が一般に言われているカウンセラーに近いようであれば、
カウンセラーになりたい、と言えるのだろうと思います。

どうしたいのか、と言われてしまう理由なのですが、
学部時代から、ずっと個別指導塾で人と1対1~1対3という少人数で接する中で、
個別だからこそ見えるものがある、と思い仕事をしてきたため、
人の心を知り、援助するカウンセラーになりたい、というので間違いはありません。
しかしながら、私の場合、「カウンセラー」であると同時に、
「教師でありたい」という一面も内在している為、
それがどうしても分離出来ないのが悩んでしまう原因なのかな、とも思います。

ご回答を拝見させて頂いて、もう一度自分が書いた内容を俯瞰的に見てみると、
私が考えている臨床心理士が行う「カウンセラー」業務というのは、
精神病理や、ネガティブな面のみだ、と思い込んでいるということなのかな、と思えてきました。
ネガティブな面を学ぶ中で、ポジティブな面を見つけられるよう、考えていけるよう、
自分自身がどう勉強していくか、どう繋げていくかが重要なのかな、と思えます。

おそらく、カウンセラーとして、専門的に援助もしたいし、
教師として、子供達に勉強を教えることもしたい。
この2つが統合出来れば、何も問題が無いのだと思います。
はっきりしなくて申し訳ありません。
しかし、sironokabeさんのご回答を熟読し、
何度も考え直しましたが、上記2点が統合できれば、
すっきりしそうだな、ということはわかりました。
これだけでも、もの凄く前進できました。ありがとうございます!!

補足日時:2010/03/22 01:27
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この回答へのお礼

sironokabeさん、

2段落目の、ネガティブな内容無しには、ポジティブは語れないという部分のお話、
3段落目の、大学院に入学すれば、あらゆる分野を勉強する必要があるということ、とても納得いたしました。

カウンセラーになりたい、なりたくない以前に、
心理学をもっと深めて学びたい、という想いがありましたので、とてもすっきりしました。
現在、出来る範囲から調査しようと思い、
現代のエスプリを購入したり、
学部時代の教科書を読み直してみたり、
論文を読んだりしています。
まずは一番自分のやりたい分野の先生を見つけてみようと思います。

よくよく読み返せば読み返すほど、ご回答は的を得ていますね。
とても腑に落ちる内容でした。
カウンセラーとして働くのか、知識を吸収するのか、
どちらかをしっかり考えた上で、
今後の行動へ結び付けたいと考えます。
感謝しています!!

お礼日時:2010/03/22 01:40

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