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ロード用ハブの36Hというのはどういうシチュエーション、使用用途に適しているのでしょうか?
パリルーベでは、あるトップ選手は32Hのハブを使用しているようですし私が持っているDEOREハブはMTB用なのに32Hです。
36Hの方が頑丈、振動に強いというわけではないんでしょうか?

A 回答 (1件)

スポーク本数が増える程ホイール強度は高まります。

ホイール強度のほとんどはスポーク強度によっています。昔から32H、36Hが重量や強度でバランスがとれたホイールとして利用され続けています。28H以下のものは耐久性や強度よりも軽さを重視した競技用と言えますし、36Hは一般の自転車を初めとしまして、シクロクロスのようなオフロード走行、荷物を積んでのツーリング等に適したホイールと思います。昔は体重が60kg以下の人は32H、それ以上の人は36Hと言われていました。

競輪ではもがきに耐えられるように現在でも36Hしか使用できません。ロードではホイール重量の中でリム重量が一番走りに影響します。ですからヒルクライム等では、現在のようにカーボンリム全盛でなかった時代にはリム高の低い軽量リムはスポーク本数を多くして強度不足を補いました。有名なものにアラヤ等の300g?前後の軽量リムがありましたがほとんど36Hでした。

蛇足ですが、36Hのリム高の低いリムを緩く組みますと振動吸収に優れた疲れにくい長距離ツーリング用ホイールができあがります。堅いロングライド用アルミバイクには完成車でも昔は36H手組ホイールが付いていたものですが…何かの参考になりましたなら。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
大変参考になりました。

お礼日時:2010/04/17 16:21

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