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警報機が鳴って遮断機が降りたのに列車が通過しないのは何ですか?
JR西日本、単線の踏切で警報機が鳴って遮断機が降りたので、列車の通過を待ちました。
1分ほど後に何故か列車が通過することのないまま、遮断機が上がりました。
故障かとも思いましたが、列車が接近している様子はなく、私も含め、何事もなかったかのように何台もの車が渡って行きました。50mほど先に駅がありましたが、列車が進入したり折返した様子もありませんでした。どうしてこんなことが起こるんでしょうか?

A 回答 (4件)

>列車が進入したり折返した様子もありませんでした



以上の事から想定すると、外部要因により軌道回路に誤動作が発生したのかも知れません。

軌道回路の誤動作は軌道が短絡されたり、電流に変化が生じたりした場合に発生します。

過去には、ねずみによって軌道回路に誤動作が発生した事もあるようです。


軌道回路については『ウィキペディア(Wikipedia)』に詳しく書かれていますので見て下さい。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8C%E9%81%93% …
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 大阪の地下鉄で運転士をしております。


 JR西日本の場合ですと信号系統や保安設備など地下鉄と地上線では違うため何ともいえませんがある程度、簡単に説明いたします。
 1 過走の恐れ 多くの踏切の場合、一定のポイントを通過した時点で踏切が鳴動し遮断機が下ります。また入れ替え作業の時も過走を防ぐため踏切が動作します。 
 2 ホームと踏切が近い ホームと踏切が近いことで過走防止の関係で踏切が動作します。 折り返しの場合もあります。
 3 保安系統の関係 保安系統の関係もあり早く遮断機が動作するところもあります。
 4 誤作動 踏切などは(一部)CTC(列車集中制御装置)が指令を出すと踏切が動作する場合があります(ごくまれ)
 5 試験 踏切などは定期的に試験をして確実に動作するかなどを確認しています。ですので近くの駅から信号を送ると踏切が動作し遮断機が降ります。
 
 分かりにくい文になりましたが結構簡単にしているつもりです・・・
 質問者様が見た駅が分からないため正確な回答ができませんが参考していただけたらありがたいです。

 
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鉄道従事員です。



JR西日本の職員ではないので正確なことは言えませんが、考えられることを書いておきます。

1.大前提

踏切は、その踏切から一定の区間内(安全のための設定で、諸条件で距離が変化する可能性あり)へ車両が接近すると鳴動を初め、車両が一定の距離まで離れると鳴動が停止します。遮断機があるときは、鳴動開始から一定時間を経過したあと降下し、鳴動停止とほぼ同一時間に上がります。

2.原因の可能性1 構内入換え作業
駅構内に乗客の乗降用ホームに接する線路以外に複数の線路があり、そこで貨物等の入換え作業をしているとき、その踏切まで車両は来ないものの、万が一の過走を考え、先の踏切を閉鎖することがあります。

3.考えられる原因2 ホームと踏切が近いことで、安全のために閉鎖される
列車がホームに侵入する際、待避線があるような大形駅には、万が一故障で過走してしまった際、本線を塞がないようわざと脱線させて車止めに乗り上げさせることで列車を強制的に停止させる安全側線を設けてあることが良くあります。

しかし、本線上に停車する列車や、その踏切へホーム側から進入する際、停車する列車が過走したとき安全面から危険であると判断されるような近距離である場合、先の踏切を閉鎖しておく安全策をとります。

もしその状況でホームへ進入した列車が一定時間停車する場合や、反対側から来る交換列車を待つとき、時間的に長い場合は停車した時点で踏切を開放することがあります。

この時は、列車が駅から一定距離まで接近した際に踏切が下がり、ホームに停車したあと一定時間経過した時点で踏切の制御が開放されて踏切が開くので、しまっている間に列車が通過しない、と言う奇妙な状況がでますね。

4.可能性3 信号回路制御の関係
これは私の会社での例ですが可能性として。

私の会社の複線区間で、各停が優等列車を待避する駅の上り側に、ホーム先端から数メートルの場所に第1種甲の踏切があります。
この駅の上り用ホームに列車が通過や停車するとき、安全のため先の踏切を制御するのですが、本線上を通過列車が通るときは、前の駅を出たとき(前の駅とが500mあるかないかの近距離)に上り方の踏切が制御され閉鎖します。本線上の停車する列車も同じです。

待避線に入った列車は優等列車通過を待つため、2分から5分ほど停車します。この時、前の駅を出ると安全のために上り方踏切が制御され、遮断することがあります。しかし、待避線に入ると停車しますので、安全に停車されれば問題はないので、踏切側のポイントはそれまで待避線から出発できるように開いていたのを本線側通過に変更されます。

この時点で閉鎖していた踏切が開きます。よって、待避線に列車が入るとき、上り方踏切がまず閉鎖、停車してポイントが切り替わったら踏切は開く、そのためこのタイミングで踏切が閉まったときは、列車が通過しない、となります。

ただこの状況がでるのは列車間隔の問題も絡んでしまうため、日に数回といった頻度ですが。良くご意見が来ます。ただ、信号回路と複数の列車位置の関係、ダイヤ上の問題なので、無くせない状況です(ダイヤ上発生しないよう組んでも、列車遅延が発生すると再び起きる)。

こんな理由がありますね。
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 駅によっては入換作業の際にも踏み切りは閉じますので、この様な事は起きます。



 入換作業は貨物列車を付替えたり、貨車を増結及び解結を行う作業です。これは使用する機関車(主にディーゼル機関車が多い)の異常暴走したり、貨車のブレーキ故障の暴走による事故を防止する為に踏み切りを一時的に閉めます。実際にJR東海のローカル線で何度かこの様な暴走をしていますので、速度が低速でも閉じます。
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