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F1のコックピットの中ってどうなっているのでしょうか?

コックピットでドライバーは寝ている姿勢なんですか?
シートよりアクセル、ブレーキペダルの方が高い位置にあるんでしょうか?
あと1990年代初頭までは頭がマシンから出ている状態でしたが、今のF1マシンってコックピットに頭の高い位置までおさまっていると思うのですがあんなに深くまでコックピットに入っていて前方はハッキリと見えるのでしょうか?

A 回答 (3件)

 元レーシングカーデザイナです、と言っても、F1は設計した事はありませんが・・・



>コックピットでドライバーは寝ている姿勢なんですか?

 市販車よりは寝ています、っと言いますか、市販車のドライビングポジションとレーシングカーのポジションは、ちょっと違うんですよねぇ。
 よく量産車では『シートに座っても、背骨の形状が直立時と同じになるシートが理想』と言われますが(ドイツ製のレカロシートなどは、その理想にもっとも近いシートと言われていますね)、それは疲労が少ない姿勢であって、実はレースでのハンドル操作に対しては支障があります。
 レーシングカー、特にF1の様な大型のシングルシータでは、腰から背中にかけては床面から35~40deg程度の角度で傾斜しており(量産車のシートバックでは水平から45~50deg程度起き上がっているのが設計基準になるので、この辺りはかなり寝ています)、ワキの下から首にかけてはやや起き上がった姿勢になります。
 何でこんな姿勢になってるか?は色々技術的・理論的な理由があり長くなるのでハショりますが、要するに車両側の事情(ドライビングポジションも、マシンの性能に関係しています)とドライバの事情の妥協点というワケです。

>シートよりアクセル、ブレーキペダルの方が高い位置にあるんでしょうか?

・・・今年のレギュレーションを読んでいないのでちょっと古い話になってしまいますが、少なくとも'08年までのマシンは、シートより、というか座面よりカカトが高い位置にありました。
 図面上では、概ねカカトが大腿部かそれより高い位置に来る事になり、かなり違和感があるのではないかと想像されますが、F1史上最初にハイノーズを採用したタイレルのドライバである中嶋選手(お父さんの悟氏の方)は、『最初驚いたが、運転してみると意外と自然な感じ』というコメントを残しています。

>あんなに深くまでコックピットに入っていて・・・

 これは他の方の御回答通り、レギュレーションで左右にヘッドプロテクタが要求されているので、クルマを横から見るとドライバが深く潜り込んでいる様に見えます。(量産車で言うと、ちょうどヘッドレストが左右にもある感じです。)

>・・・前方はハッキリと見えるのでしょうか?

 これも図面を引くとすぐに判る事で・・・少なくとも前斜め下方は殆ど見えないはずです。(前下方視界はハイノーズの普及と共に益々悪化したと考えられます。)
 一方、純粋な『前方視界』は、ハンドル上部を水平に切る(!)などして確保しています。(ハイノーズではコラムシャフト(ハンドルの軸)がモノコックに対して高い位置を通る事になり、結果的にハンドルはドラバイに対して高く直立した位置に来ます。今のF1で丸いハンドルを付けると、常にドライバの視界にハンドル上部が入る事になり、前方視界を著しく損なうでしょう。)
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>コックピットでドライバーは寝ている姿勢なんですか?



むしろ体育座りに近い姿勢になっていると思います。
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 シートポジションそのものは昔とそう変わりません。

ペダルの位置が若干以前より高めになっていますが、シートよりは低いです。
 コクピットのサイドから後部付近はやや高くなっていて、ドライバーの頭部を防護するようになっています。そのため深く入り込んでいるように見えるかも知れませんが、前方視界はしっかりと確保されています。これはレギュレーションで定められているので、違反した車両はレースを走行することが出来ません。
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