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現在、オーストラリアに住んでいる人々は、元々は19世紀にイギリスからやってきた人たちが主なのでしょうか?
また、それ以前は流刑地だったとあるのですが、1828年にイギリスの植民地になってからは、囚人ではない普通のイギリス人も住むようになったのでしょうか?

http://goo.gl/z9GO

A 回答 (1件)

宿題かなにかでしょうか?仕事がらみで地域に住む住民の「出生地」の割合をカウンシル(市)のWebで調べたことがあります(2006年の国勢調査時のもの)。



もちろん国勢調査なので調査日にそこに居た人(駐在や学生などの一時滞在者も含む)対象となりますが、私の住むカウンシルでは80%の住民がオーストラリア生まれで残り20%の内上位3位までですが、7.8%がUK、3.6%がNZ、日本人は2.0%でした。
隣のカウンシルは同じく80%がオーストラリア生まれ、10.1%がUK、3.1%がNZ、1.8%がUSからで、反対側隣は75%がオーストラリア生まれ、4.8%がUK、5.3%は中国、3.7%が香港生まれです(この市は台湾出身者も加えると、中国系だけで10%を超えていました)。

これはあくまでも住んでいる人の生まれた国の割合ですが、これをみても現時点でオーストラリアに住んでる人が英国系の子孫達だけではなく、移民が20~30%は居る(地域によってはもっと割合が多いと思います)ということになると思います。
またオーストラリア生まれとしても、家系はイギリス系なのかギリシャ系なのか、中国系なのかまでは判りませんが、全てが英国系であるとは限らないのではないかと思います。

流刑地だった時代でも犯罪者としてイギリスから送られてきた人達の他にも、官舎で働く人、開拓民、商人、その家族達なども自由移民として豪に移り住んでくる人はいましたし、ゴールドラッシュの時代には中国人も金鉱脈で働くためにたくさん入って来ていました。
今でもメインの移民は英国系の人が多いでしょうが、第二次大戦後、ベトナム戦争、経済危機などの歴史的影響により、ポーランド系が増えたり、イタリア系、ギリシャ系、ベトナム系、中国系(大陸&香港&台湾)、韓国系、インド系の移民もたくさん入ってきているそうです。ちなみにメルボルンは世界でアテネの次にギリシャ計人口が多い都市だそうです。

あとは1930年代から70年代にかけて、強制的に移民させられた孤児などの子供達が居ます。詳しく載っているWebがあるのでこちらを読んでみてください。これらの子供達は英国系といえますが、犯罪者ではない普通のイギリス人ですよね。
http://news.eaozora.com/modules/bulletin/index.p …

あとはこんなWebを見つけました。参考になると思います。
http://www.discover.australia.or.jp/chapter05/00 …
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。
ちなみに、ただの興味です。

お礼日時:2010/06/08 14:15

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