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はやぶさのミッションの評価
今回のはやぶさのミッションを評価してもらいたいと思います。
はやぶさのミッションで評価できない点は、
イオンエンジンの故障
弾丸の発射失敗
ミネルバの投下失敗
で、評価する点は、
小惑星に着陸
帰還成功
と言った所だと思います。
仕事をしに会社に行ったけど何もせず帰ってきたみたいな。
砂が入っているかいないかで評価は変わると思いますが、
今の段階で今回のミッションをどう評価しますか?

A 回答 (13件中1~10件)

私の感じでは合格です。

トラブルも発生し帰還出来ないと思われたことなど多岐にわたって回復させたりした技術は合格点です。宇宙では予想できないトラブルが起きるのですから。

 イオンエンジンの故障ですが、トラブル回避可能な「こんなこともあろうかと」が出来たので問題無い。帰還途中の故障は予定以上の運用によるものですから。
 弾丸の発射失敗はそれまでの事もあるので無事トラブルがなければ発射したのかも。でも今後の課題には成るでしょうね。
 ミネルバはイトカワの重力が小さすぎたのもありますからね。おまけみたいなミッションのようですし。

 ジャクサのページを見ていくと、何もしないで帰ってきたと考えるよりはじめてお使いが出来た感じかなと思います。何も知らない状態で周りがサポートしつつなんとか帰還。出来た出来ないより、それまでのドラマに感動している。無事帰ってきただけで合格だと。そう感じます。

 点数は95点。

しかし、あの状態でほぼピンポイントで着地させたそうで。

 今までの探査機などの失敗や成功から導き出された物は点数では表せない大きな宝ですよ。
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この回答へのお礼

皆さんは、帰還出来ただけでも評価出来るみたいですね。でも、せっかく行ったんだったら、何か成果を残してきてほしかったです。

お礼日時:2010/06/20 09:54

どの程度、行く必要性が高かったのか?


どうしてもイオンエンジンを運用する必要があったのか?
弾丸で回収するしか手段は無かったのか?

バックアップは不要だったのか?

こう言う方面では仕分け水準に十分入っていると思っています。(ロボコン並)

ソーラーセイルであれば実験の価値は高く、人類に必須の技術になる可能性もあると考えています。
かぐやは何をしたかったのか?

これを将来の何のミッションへ繋げるのか?
これは、未来の子供たちに何を与えようとしているのかです。(NG機関)

成功して技術の高さを誇示するのが目的であれば
点数は付けられない。

むしろ、期待に応えて必ず失敗して見せると言う、
体質や体制に疑問が起きます。
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この回答へのお礼

いろいろ参考になりました。
皆さん回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/21 08:26

「迎撃」ミサイルで「攻撃」・・・?



ロケットエンジンの推進剤
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B1% …

固体も液体もそれぞれ長所短所があるようですね。
糸川博士がペンシルロケットに固体燃料を選んだのは、単なる資金と効率の問題のようですねw

液体燃料兵器に使われている→平和利用の研究は固体燃料で・・・この展開が理解不能。
便利な方で平和利用の研究をしよう・・・コレが普通。
それ以前に、固体燃料も軍事利用されていますが。
(「桜花」&現代のICBM・SLBMは固体燃料型が主流)

ゴダードもフォン・ブラウンも、もともと戦争目的でロケットの研究していたわけではなく、後から軍が目をつけただけの話だし。

↑の理屈だと、軍事技術の民間利用は全てダメということになりますね。
ジェットエンジンだって、最初は戦闘機に使われているわけですが・・・

日本はΜ-Vなどの多段式固体燃料ロケットを開発しましたが、
アメリカは、その固体燃料制御技術の高さから、
軍事転用されることを恐れて、開発を中止させています。
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 何もしないで帰ってきただけだけど、そもそも会社に行って


帰ってきたことがなかったんで、それを実現できたところが大成果です。

 はやぶさがやったことは、実験室レベルのことも含めると
皆ばらばらには成功していたことです。
 ロケット打ち上げ、軌道に乗せる、再突入(1994年に
カプセルだけの再突入実験には成功していました)。
 
 しかし、これらを連続実施して成功したのは今回が
初めてです。

 強い宇宙線(放射能)がある宇宙空間で予定を超える
7年という歳月、電子機器が動作し、地球に帰還できる
制御が働いたんですからそれはすごいことです。

 これにあと、国際宇宙ステーションの希望モジュールの
生命維持の技術を応用すれば、次は人間を打ち上げて
無事帰還させられるかもしれないということです。

 また同時に、迎撃用ミサイルを宇宙空間に待機させ、
好きなときに北朝鮮を攻撃できるという意味でもあり
恐ろしい話です。

 糸川博士はなぜ、ペンシル型ロケットを
固体燃料で作ったかご存知ですか?
ロットの父ゴダードの最初のロケットも
液体燃料でした。ドイツのV2も液体燃料です。

 液体燃料なら、小惑星探査打ち上げ用のものも
噴射を容易に制御できるので、上昇の途中で
落下させられるんです。つまり簡単に大陸間
弾道弾になるんです。

 ロケットの平和利用を夢見て、固体ロットの
研究を始めた糸川博士の夢が、イトカワ探査計画で
やぶれてしまった瞬間!これがはやぶさ帰還成功の
意味するところです。
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 追加で書きますが、イトカワという小惑星について情報を与えたことも非常に評価できることです。

大きな小惑星でなく小さい小惑星という観測対象だったことが非常に重要なんです。サンプルを取る事はボーナスみたいな物ですからね。
 イトカワで想像していた姿と異なっていた、重力が思ったより小さかったなどなど写真から得られた情報は今でも研究資料として重要な物になっています。それでも十分な働きです。
 
 みなさんが高評価というのは今までの宇宙開発の歴史や背景などジャクサのページなどみれば高評価にしたくなるほどの科学的価値があるのが分かるのです。素材の選定などもあります。宇宙空間での実際の運用による耐久性なども価値が高いのです。一般に公開されているものより、多岐にわたっているのです。部品一つ一つ、観測方法等々。そして次につなげる物達なのです。

 商業として考えれば落第点かもしれませんがね。質問者としてはそちらの考えかもしれませんね。私たちは学問として研究としては十分の結果を出しているのです。
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 私は100点以上の評価を与えたいと思っています。



 イオンエンジンが故障した事で評価を失うなら100%信頼できるエンジンしか搭載できなくなります。そこまで安定させるには年数と費用が必要です。惑星間航行にイオンエンジンが使える事を実証しただけでも十分と思います。

>仕事をしに会社に行ったけど何もせず帰ってきたみたいな。
 私はそのような事を全く思いません。
 過去において達成されていない事をしたのですから評価するべきです。
 1000回達成された事が1001回目になったとは違います。
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この回答へのお礼

イオンエンジンのほとんどが故障してしまったことは、イオンエンジンの信頼性が落ちてしまったように思います。
次イオンエンジンを使おうとしたとき、ちゅうちょしてしまいそうです。

初めての事をしたのは事実ですが、成功する可能性があってやったわけだから、そこは残念です。

お礼日時:2010/06/20 10:02

1~8各100点で、今のところ600点確定というところでしょうか。


私は予想外の事態への対応も考慮すると、満点以上と思います。
はやぶさは工業実験機であり、目的は、はやぶさの運用による、各種の実証実験そのものであり、
故障ですら貴重なデータとなるので、「失敗」の評価は存在しえません。
イトカワのサンプルの採取はその一部にすぎません。

1、イオンエンジンによる推進実験(3台同時)        クリア
2、イオンエンジンの長期連続稼動実験(1000時間)     クリア
3、イオンエンジンを併用しての地球スイングバイ       クリア
  (アメリカに正確すぎて呆れられるレベル)
4、微小重力しかない小惑星への自律的な接近飛行制御&着陸   クリア
 (遠い為にJAXAでの操作は無理、しかもイトカワは予想した形と全く違っていた上に自転していた)
5、小惑星の科学観測                    クリア
6、小惑星からのサンプル採取                不明
7、カプセルの大気圏再突入・回収              クリア
8、小惑星のサンプル入手                   不明

はやぶさの記録と功績
2003/5月 電気推進エンジンを世界で初めて3台同時運転。
2004/2月 イオンエンジンを搭載した宇宙機としては、世界で最も太陽から遠方に到達。
2005/9月 史上初めて他天体へのランデブーと、史上最小の天体へのランデブーに成功。
2005/11月 日本の惑星探査機が、史上初めて他天体への軟着陸に成功(世界では2例目)
    (小惑星への軟着陸は、ニア・シューメーカーの小惑星エロスへの軟着陸が最初)
     世界で初めて小惑星からの離陸に成功
    (月以外の天体において、着陸したものが再び離陸をなしとげたのは、世界初)
     史上最も小さい天体への軟着陸、離陸
     小惑星表面を史上最も詳しく観測 

世界の評価
2006/5月 はやぶさプロジェクトが米国National Space SocietyのSpace Pioneer Award 受賞
2006/6月 日本の惑星探査では初めて米科学誌「サイエンス」特集号として発表される。
2006/11月 「機体が着陸した最小の天体」として、ギネス記録に認定される。
      (「ギネス世界記録2007」に掲載)
2007/4月 「はやぶさ」プロジェクトチームが「平成19年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」受賞
2007/7月 「はやぶさ」イオンエンジン論文が米国航空宇宙学会最優秀論文賞受賞
2007/9月 「はやぶさ」イオンエンジン論文が国際電気推進学会最優秀論文賞
2008/2月 (JAXAの科学功績全体として)米国宇宙財団のジャック・スワイガート賞を受賞
2008/5月 「はやぶさ」搭載電池論文が電気化学会論文賞受賞
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この回答へのお礼

詳細ありがとうございます。
皆さん、評価が高いですね。

お礼日時:2010/06/20 09:52

90点


イオンエンジンやホィール故障の「こんなこともあろうかと」が注目されていますが、
ああいった機械は故障しても代替策があるようにつくるのは当然でもあります。
が、あそこまでやるか、ふつー?というのもあります。

それに最初なのです。失敗があって帰って来れなくても不思議は無いのに帰ってきた。
無人なんだから放棄しても「チクショウ」で済むのに帰ってきた。
試料採取に失敗したのは小惑星のことがよく分かっていないのだから仕方ない。

この1回の旅路で計り知れないノウハウが手に入りました。
はやぶさ弐号は、いっそ木星の大気でも採取して来い!
あ?予算3000万?!ふざけんな!です。
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国の他の外郭機関がやってる仕事が平均70点だとすれば、JAXAのハヤブサプロジェクトは+20の90点を上げたいと思います。



え?、国の他の外郭機関がやってる仕事は平均30点ですか?
じゃあハヤブサは50点ですね。

そして、国の他の外郭機関の仕事は止めてもらいましょう。
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90点


どこぞの探査機みたいにフィートとメートルを間違えて失敗した、みたいなチョンボはなかったみたいなので。
新しい技術や手法を開発する過程でトラブルはつきもの。トラブル自体はチョンボ以外はマイナス要因ではない。むしろその後の対応が良かったので。
ジャイロなんて確立された技術で故障が続発したのは頂けないが、あれって予算縮減の煽りでアメリカ製の粗悪品を使ったせいだって、ほんとかな。
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