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創価学会の信じるものって何ですか?福音みたいなのはあるのですか?

こんにちは!

たまたま今日友達で創価学会の話になりました(深い話ではありませんが)。

そのあとで“よくちまたでは創価学会って聞くけれど、彼らは一体何を信じてるのだろう…“と思いました。

たとえば死んだらどうなるとか人生の目的とか、神様と自分たちの関係とか。

簡単な言葉で説明して下さったらとてもうれしいです。

よろしくお願いします。

(批判目線ではなく客観的に書いてくださるとうれしいです。)

A 回答 (5件)

>彼らは一体何を信じてるのだろう



日蓮大聖人が、「日蓮がたましひをすみにそめながして・かきて候ぞ信じさせ給へ」(経王殿御返事)と仰せのように、大聖人が書写された、南無妙法蓮華経の曼荼羅本尊です。

>たとえば死んだらどうなるとか人生の目的とか、神様と自分たちの関係とか。

我々がこの世で生きる目的は、幸せになるためです。誰だって幸福に生きたいものです。しかしながらそう願っても、大なり小なり皆思うように行かないことが多いものです。なぜなら、人間の生命は永遠で、前世の行いが今世の人生に、因果の理法により響かざるを得ないからです。例えば、50パーセントの努力で、100パーセント以上の結果を出し、幸せに生きれる人もいれば、逆に100パーセント以上の必死の努力をしても、50パーセント以下の結果しか出せず、努力が報われず不幸な人生しか生きられない人もいます。現実社会ではよくあることです。

そこに、宿命転換の必要があるのです。南無妙法蓮華経とは、この宇宙万物を運行させる根源の力の名称です。この南無妙法蓮華経の題目を大聖人の曼荼羅本尊に向かって唱えれば、その根源の力を我がものにすることができます。そして、前世に善行を行わなかったがゆえに今世で不幸であっても、善行を行ったかのごとく因果は転換され、今世での幸福境涯を得ることができるのです。これを宿命転換といいます。その結果、あらゆる努力は最大限に実るようになり、幸福になっていくのです。

よく、創価学会の利益は「現世利益のみを目指す功利的なものにすぎない」などという論難をぶつけられることが多いですが、確かに、信心実践の結果幸せになるのですから、社会的に立場ができるとか、裕福になるとか、そういう功徳も生じはします。しかし、それはあくまでいわば「副産物」です。物質的に充足していても、家族が離散状態であるとか、病弱であるとかなどの要因があれば、心から喜びを感じることはできません。また、お金があればますます欲しくなるなど満足を知らず、倫理に反する行動をして自滅することもあります。ここに「相対的幸福」の限界があります。

学会の目指す究極的な幸福は、どこにいても、何をしていても、生きていること自体に喜びを感じられるという「絶対的幸福境涯」です。外的要因に一切影響されない、命の底からの幸福です。しかもこの信心で一旦確立されれば、永遠に続くのです。これこそ、真の幸福です。

人間は死ねば、その生命は大宇宙の生命と一体化し、溶け込みます。そして時が経ち、何らかの縁が生じれは、再び具体的な形を示して、再び地上に生まれてきます。そしてまた死を迎え、宇宙に溶け込んでいく。これを永遠に繰り返すのです。しかし、先にも述べましたが、前世の行いによって、死後の生命も決定されます。幸福な生死を繰り返す人もいれば、不幸の生死を繰り返す人もいる。死んでからは具体的な善行ができません。生きているうちに死後の準備をする必要があるのです。そこに、真の正しい仏法哲学の必要があるのです。

最後に、神の件です。他の人も述べていましたが、仏法における「神」とは、「諸天善神」のことをいいます。この神は「創造神」などといったものではなく、法華経(南無妙法蓮華経)の実践者を加護する働きのことを、象徴的に「神」としたものです。例えば、生活で行き詰まった時に、思わぬ人から援助を受けられるようになるとか、交通事故に遭っても、間一髪で災難を逃れるとかして護られる。そういう加護の働きが、日蓮仏法の実践者に生じるということです。日蓮大聖人自体も、邪な鎌倉幕府の権力者によって、理不尽にも死罪に処せられようとされましたが、処刑の寸前に流星のようなものが天に現れ、それによって兵士たちは狼狽し、処刑は失敗しました。これも諸天善神による加護といえます。

以上、簡単ですが、回答とさせていただきます。学会理解の何らかの一助となれば、幸甚に存じます。
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この回答へのお礼

回答本当に有難うございました。

私のような“難しいこと苦手人間”にも大変よくわかりました。

輪廻転生はなんかとても深いですね。私は仏教徒ではないですが

なんか輪廻転生にはロマンを感じてしまいます、って、そんな軽いものではないですよね。

すみません。

本当に時間を割いて書いてくださり有難うございました。

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nontoro 08さんのお礼の場所をお借りて申し訳ないのですが

今回私の興味本位の質問に皆さんが時間を割いて書いてくださって本当にありがとうございました。

皆さんにお礼のポイントを渡したいのですが・・・nontoro 08さんの説明が

今の私には一番わかりやすかったのでnonntoro 08さんに20点付けさせてもらいました。

申し訳ないです。本当に皆さん有難うございました。

お礼日時:2010/07/11 23:09

元学会員です



「福音(ふくいん」を「良いこと」という意味で捉えますと
創価学会風(というか仏教風ですね)に言うと「功徳(くどく」になります
信仰すると功徳がある。得られる。ということですね。

じゃあ「功徳」って何だろう?と言いますと・・・
(他の仏教と比較すると面白いので詳しくは仏教全般の入門書でも読んでください(^^;)

創価学会の顕著な特徴としては「現世利益の強調」があります
「信仰をすると『今』良いことがある」ということです
たとえば信者の集会「座談会」などで「体験発表」という個人の体験話をしますが
信仰したおかげで、こういう良いことがあったと日々の生活の中で感じたことを話題にします
良くあるパターンでは「病気が治った」「お金が手に入った」など
(逆パターンでは根拠を同じくして「信仰をオロソカにしたから病気になった」なんて陰口を叩く人も)

>死んだらどうなる

一般的な仏教と同じだと思います。死んだら輪廻転生して何かに生まれ変わる
その時に虫になるか獣になるか人になるかは、生きている時の信仰次第。
しかし、創価では現世利益が強調されてますので、来世はほぼ話題になりません
その為、浄土宗・浄土真宗の影響の強い地域に住んでいる創価信者の中には
「死んだら天国・極楽に行く」と思ってる人も実は結構います

>人生の目的

現世利益の追求です

>神様と自分たちの関係

教え自体はお釈迦様の教えで、それを広めたのは日蓮というお坊さんで、とは習いますが
お釈迦様(釈尊)、日蓮の名前は新聞に一度も出てこない日は沢山あるけど池田の文字が無い日は無いです
それよりは池田名誉会長との関係を強調して指導してるみたいですね
(特に近年、機関紙聖教新聞で「池田先生への恩」なんて論調の記事をよく見かけます)

「南無妙法蓮華経」という祈りの言葉を上げますが
「南無(帰依します)妙法(素敵な教えの)蓮華経(法華経のこと)」という意味です
そして主に拝んでいる「法華経」というお経は、お釈迦様の死後500年以上後に
(仏教学では主にBC50年からBC150年の間に成立と推定)
中国あたりで作られたお経らしいと研究されています。東アジアで広く信仰された有名なお経です。


長々と書きましたが、創価学会の顕著な特徴は「現世利益の追求」です
(創価学会ぐらいの年代に作られた新興宗教の特徴でもあります)
来世なんてまどろっこしい、今ツライんだから今幸せになりたいという人達のニーズに合ったようです

その後、宗教なんてまどろっこしい、信仰なしで幸せになりたいという「自己啓発セミナー」
幸せなんてまどろっこしい、シンプルに今お金が欲しい!という「マルチ商法」へと流行が移っていきます
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この回答へのお礼

時間をかけてくださってわかりやすく回答して下さって有難うございます。

そういえばこの前YOUTUBEでみたビデオクリップでも

創価学会の皆さんが“こういういいことがあった!”ということを分かち合っていました。

現世利益の追求という概念がとても面白い(失礼)と思いました。

私みたいな素人がそういう言葉を聞くと利己的な考えにつながっていかないのかしら…

なんて思ってしまいます。利己と他の人への利益のバランスをどのように説いているのかも

興味あります。

有難うございました。

お礼日時:2010/07/11 22:52

創価学会壮年部(男性の40歳くらい以上の区別)の者です。



>彼らは一体何を信じてるのだろう…

日蓮大聖人様が認められた、中央に首題である「南無妙法蓮華経」と書いてある
御本尊を信奉しています。この御本尊にむかい「南無妙法蓮華経」と御題目を唱える
事で、最上の生命状態にしていく行いをしています。



>たとえば死んだらどうなる

仏法では、肉体は滅しますが、生命は生死の流転を繰り返すことが
説かれています。もちろん、今生きている人間にとって、意識的に
証明できる人などいないでしょうから、これは「信じる」という事を
出ませんが。



>人生の目的

一つには自身の宿命転換。
もうひとつは、広宣流布といって、先にあげました「南無妙法蓮華経」の
御題目が世界に広がり、人々が平和の中に生活をおくれることにあります。



>神様と自分たちの関係

「神」という者の存在意義というか認識が一般の方とはかなり違います。
仏法では、神を2つに分けています。一つは「諸天善神」といって、法華経を
広める者を守護する目的を持つ神です。
もう一つには、「悪鬼」といって法華経をないがしろにする思想の乱れの中で、
守護する目的を失い、世の中に災いを起こす働きをする神の存在です。
この事は、『立正安国論』の中に詳しい記述があります。

※簡単ですが、このような内容で宜しいでしょうか?
語句について説明が必要でしたら、別の質問として投稿してください。

参考URL:http://www.sokanet.jp/sg/sn/index.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なんとなく概要がわかりました。

輪廻転生を信じて今の自分よりももっと高尚(?)な自分へとなっていきたい。

そして、南無妙法蓮華経を信じることにより特別な力が動き幸せへと良い自分へと導いてくれる。

みたいな(簡単にまとめすぎてごめんなさい)感じでしょうか?

神様の概念がとても難しいですね。悪鬼はキリスト教でいうサタンみたいな感じなのでしょうか?

本当に詳しく書いてくださって有難うございました。

お礼日時:2010/07/11 22:39

キリスト教で例えるなら聖書みたいなモノで、日蓮の御書というモノがあり、それを基にしてますね。

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この回答へのお礼

回答有難うございます。

日蓮の御書・・ですね。

ちょっとWEBで調べてみます。

お忙しい中時間をとってくださり有難うございました。

お礼日時:2010/07/11 22:28

 創価学会自体はいわゆる法華宗、日蓮正宗の信者団体です。

正確には宗教団体ではありません。ですから仏教ですね。南無法蓮華経。
 
 私が不思議なのは信者団体でありながら、宗教から破門されているということです。普通宗教から破門されたら後は地獄行きしか残されていないんですが、未だに会員が多いということは地獄に行きたがっている人が多いってことなんでしょうか?
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この回答へのお礼

返事が遅くなり申し訳ありませんでした。

あらら・・・破門されているのですか?

何故破門になったのでしょう?

創価学会の方は仏教徒なのですね。


お忙しい中本当に有難うございました。

お礼日時:2010/07/11 22:26

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