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日本の国債について。

日本の国債は以前に財政破綻したギリシャの国債と違い、殆どが自国の銀行などが購入していることから、大量に国債を発行しても財政破綻はしないと耳にしました。

ここで疑問に思ったのですが、亀井さんが以前にペイオフを2000万まで保障すると言っていたのは、今よりも多くの国債を買うことを可能にするためだったのでしょうか。
また現状では、自国の国債の殆どを自国が消費するのは良いことなのでしょうか。

A 回答 (1件)

>大量に国債を発行しても財政破綻はしないと耳にしました。



 国債を発行して借りたお金を使っているわけで、それが
返せないということがはっきりしたら、もうお金を
貸してくれる人がいなくなりますから、ギリシャのように
特別な貸出しに頼るしかなくなります。

>殆どが自国の銀行などが購入していることから、

 ギリシャと違うのは、例えば日本政府が強権を発動して
国債をチャラにするということもありうるわけです。
殆ど国内問題で済みますから。
 しかし、それでは国の借金が帳消しになっても
民間が大打撃を受け、国内投資が冷え込み
ます。


 ギリシャが借金を帳消しなどと言ったら、
海外を投資家が一斉に資金を引き上げますから、
ユーロの大暴落につながります。

 日本の場合は、為替レートへの影響が
少ないというだけです。


>亀井さんが以前にペイオフを2000万まで保障すると言っていたのは、今よりも多くの国債を買うことを可能にするためだったのでしょうか。

 今のところ発行した国債の買い手がいないとかいうこともないし、
今後もばんばん国債を発行していいといった話にはなっていない。
だから、2000万まで引き上げた主な理由は、国債購入対策じゃありません。

 
 自民党時代の財務省の試算だったと思うのですが、
今のままだと郵便貯金は、2020年くらいまでに
破綻するんです。

 どうゆうことかと言うと、現在郵貯は有効な資金活用が行なわれて
おらず、減る一方なんです。
 郵便貯金のお金は旧大蔵省経由で特殊法人に流れ、特殊法人が
活用し、その利息で成り立っていました。
 ところがバブル景気崩壊後、特殊法人が郵貯のお金を
食いつぶしていく形になっていて、一向に改善されないので、
小泉さんがそれを止めたわけです。
 郵便局が民営化することで、郵貯を一般市場に
自由に流して、日本の経済活動活性化に貢献する
はずでした。
 ところがこの一般市場への資金投入が
一向に進まないため、国営化し、ペイオフの
限度も引き下げ、目減りして行く一方の郵便
貯金を補充しようというのが、亀井さんの
目指すところと思います。

 簡単に言うと、2000万になったので
新たに集まった郵便貯金を、別な人への
利息支払いなどにまわすといった感じです。
 自転車操業というか、単なる問題の先
送りです。

 郵政を国営に戻すということは、小泉さんの始めた
改革の逆戻りです。大規模な方向転換です。
今回時間不足で国営化法案が審議できなかった
ように見せていますが、これで
今度の選挙で民主党が勝てば
国民の審判を得たということなり、
堂々と国営化できます。

 そしてその損失も国家予算で
堂々と補填できます。 
 
 
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