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太平洋戦争で米軍は、昭和20年3月9日夜から10日にかけて、つまり「陸軍記念日」を狙って首都東京を空襲した、という説があります。
当時一番威張っていた陸軍の鼻をへし折り、物心両面で日本国民の戦闘意欲を削ぐという目的でこの日を選んだということらしいです。

では、5月27日(海軍記念日)、4月29日(天長節)の日など日本の記念すべき日を狙って、米軍は特別な作戦や攻撃を実行しましたか。

東京裁判でA級戦犯28人に起訴状が伝達されたのが昭和21年4月29日、絞首刑を執行したのが皇太子明仁の誕生日である12月23日だと、猪瀬直樹氏の記事を読んで思いついた質問です。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

陸軍記念日を狙った説については東京大空襲の爆撃命令に関わった米空軍のモントゴメリー作戦参謀が1978年にNHKの取材に答えた際に明確に否定しております。

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この回答へのお礼

そうなんですか。
貴重な情報をありがとうございます。

作戦計画では、3月10日と決定されていたそうです。
その日が偶然にも、陸軍記念日だったということですね。
それにしても抜群の心理的効果をわが国に及ぼした、と思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/28 20:51

 B-29をはじめとする長距離爆撃行においては、たとえば雲量、風向、月齢など、主に気象状況によって爆撃実行が大きく左右されます。

たとえ陸軍記念日を狙ったとしても、条件が合わなければ中止になりますし、条件を無視して強行すれば損害が増えるだけ。そんな阿呆な作戦は立てないと思います。
 3月10日の東京大空襲は、市街地に最も効率的に損害を与えられるよう、特に風向・風力等、最適の気象条件が考慮された結果といいます。

 「陸軍記念日説」が仮に猪瀬氏の論だとすれば、そうした知識に欠ける方なのでしょうね。
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この回答へのお礼

東京裁判に関する部分は猪瀬氏の発言です。
この発言から、東京大空襲の「陸軍記念日説」を思い出して今回質問しました。

いつの時点で3月10日と決まったのか知りませんが、
あんなに凄い空爆をするためには、ずいぶん前からその日に備えて爆弾を確保し、B29を「東京空襲用」に改造し、そして人員をやりくり目途を立てるなどして、準備したはずです。
米軍が圧倒的優勢の戦況だったので、一方的にその日を決める余裕があったと思います。
それならば、心理面でも最大限の効果を得るという意味で「陸軍記念日」を選んだという説も一理あるのではないか、と思った次第です。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/29 10:47

>では、5月27日(海軍記念日)、4月29日(天長節)の日など日本の記念すべき日を狙って、米軍は特別な作戦や攻撃を実行しましたか。



これらの日も空襲していますが小規模です。
つまり、特別な事はしていません。

5月25日に東京大空襲が、5月29日に横浜大空襲がありましたが、日にちからして分かるとおり27日の海軍記念日関係無いですね。
4月30日に約100機のB-29が浜松を空襲していますが、日にちからして分かるとおり29日の天皇節関係無いですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
やはり、海軍記念日や天長節の日は、関係ないと言えますね。

お礼日時:2010/07/28 20:57

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