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どうして空母の滑走路は甲板に設置してあるんですか?
戦時中の日本の空母赤城をみてかっこいいなと思っていろいろ空母のことを調べてみたのですがどの空母も滑走路が甲板に設置してあります。

別に海上に収納式の滑走路を展開してそこから艦載機を飛び立たせても良いんじゃないんでしょうか?甲板のスペースがもったいないです。

どうしてなんでしょうか?教えてください。お願いします。

A 回答 (14件中1~10件)

空母だけでなく、たとえば海や湖などに面した場所にフロート式や収納式の滑走路や基地があるとこも皆無です。


たとえば戦略上有効な場所だけど、切り立った崖と海しかない、というようなところもあるでしょうから、不都合がなければとっくにあってもいいと思います。

その不都合がこの間の辺野古沖への米軍基地問題で脚光を浴びました。
日本政府としては辺野古沖に浮島式の人口島を作って滑走路を作る案を提示したのですが、米軍は海(とくに海中)からの魚雷攻撃などに対応できない、として拒否しました。

空母も同じ問題を抱えていますし、水深を考えればもっと状況は深刻といえます。つまり滑走路のような図体のでかいものを海上に展開したら、どうやっても潜水艦からの魚雷攻撃を避けられないのです。
ただでさえ空母は潜水艦からの攻撃に弱いため、常に対潜哨戒機を周辺に飛ばし、海中ソナーを投下して自分(空母)の周りのかなり広い範囲を警戒しています。それでも、たとえば空母の進む方向にずっと前からじっと待ってられたら、探しようがありません。
その場合は、空母を護衛しているフリゲート艦が潜水艦を排除するのです。とうぜんその間空母は潜水艦に攻撃されないように全速力で右左に回避行動を取りながら艦載機の離発着を行うのです。

ですから、スペースだけを考えればとても無駄ですが、攻撃を避けるためには(可能な限り)すばやく動ける空母の方式がいいのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど攻撃を避けるために動き回らなければいけないのですか。
自分は空母の事を不動の無敵要塞みたいなイメージで捉えていたのですが潜水艦には弱いのですね。

お礼日時:2010/07/30 08:00

余談ですが、イギリスが氷山空母ハボクックというのを計画したことがあります。


パイククリートというパルプを混入した氷を積み重ね、上面を削って滑走路を作り。曳航するか、エンジンを付けて機動性を持たせるという計画で、実現していれば、超弩級のトンデモ兵器でした。全長600メートル、全幅100メートルですから当時のプロペラ機にとっては十分な滑走路だし、居住空間も格納空間も十分です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E5%B1%B1% …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
漫画の世界みたいですね。ますます空母に興味が出てきました。

それと回答遅れてすみません。なんか繋がんなくて。

お礼日時:2010/07/30 07:56

>別に海上に収納式の滑走路を展開してそこから艦載機を飛び立たせても良いんじゃないんでしょうか?



内海ならともかくとして、外海の波は結構高いことが多いです。その中で、平面の物体を展開して
安定させるのは至難の業です。特に着艦作業では相当な負担がかかると考えられます。
現在でもそうですが、荒天の場合は、いくら艦載機が全天候型とはいえ、離着艦作業は困難を極めます。
また、空母機動部隊の攻撃は、先手必勝ですから、このようなことが可能だったとしても
展開の時間がかかり過ぎてしまいます。結果、先に敵を見つけても展開中に攻撃を受けて壊滅・・・
なんてことになりかねません。

空母の飛行甲板は、大砲などの代わりに飛行機という攻撃兵器の発着台と考えれば、決して無駄な
ものと言うことはできないと思います。

なお、初期の空母(特に戦艦等からの改造空母)には、主砲(20cmクラス)がついていました。
日本では赤城・加賀、アメリカではレキシントン・サラトガなど、です。
これは、太平洋戦争開戦前までは、空母を集中運用する「機動部隊」の概念が発達していなかったため、
航空機発進後は、砲撃戦に加わることを前提としていたためです。
また、日本空母の大鳳・信濃は、それこそ洋上基地として考えられていたため、飛行甲板に重厚な装甲を
施していました。そのため、搭載機は減りますが、ギリギリまで前進して、他の空母艦載機の補給を行い
再発進させるためでした。

ちなみに、空母最初期の頃の実験では、既存の艦艇に仮設飛行甲板を装備し停泊中の艦船から発進させ、
着陸は陸上基地というものでした。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
展開に時間がかかる事は結構致命的なのですね

お礼日時:2010/07/30 08:13

>甲板のスペースがもったいないです。



たしかに、航空機を飛び立たせた後は、飛行甲板だけのスペース。


航空戦艦・伊勢は船体後部にカタパルト専用飛行甲板を装備した戦艦でした。しかし帰還機を回収することは出来ません。フロート機ならクレーンで回収できましたが、通常艦載機は着艦距離が短くて駄目でした。

空母の飛行甲板は「着艦の為だけにある」と言っても過言ではありません。
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こんにちは




> 別に海上に収納式の滑走路を展開してそこから艦載機を飛び立たせて
> も良いんじゃないんでしょうか?甲板のスペースがもったいないです。

なるほど、なるほど。
別に 船に(滑走路を)常に乗っけなくても、いつもはたたんで置いて、
使うときに広げればいいじゃん!
ってことですね。

実は似たような構想あるんです。

まぁ"滑走路を畳む"ってのは、ちょーっと無理なんで、滑走路は広げた
状態(?)で、そいつ自身を浮かべりゃいいじゃん、で、必要な時に必要
な場所に持って行って、使えばいいじゃん。ていうのが

MOB(Mobile Offshore Base:移動型沖合基地?)なんですね。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~vandy-1/mob.htm

滑走路、つーよりは"動く基地"そのもの ですね。

いかがでしょう? (^_^)


ちなみに
空母の甲板滑走路でも長さが250~300m、幅も30~40mくらいあるじゃない
ですか、以外に広い(でかい)でしょ?

おまけに、飛行機を離陸させるための、カタパルト(射出装置)や着陸時に
は着艦制動装置、なんて(滑走路以外にも)余計なものもいろいろと必要に
なるんで、それらを含めて折りたたんだり、広げたり、ってえらい手間かか
るでしょ?


艦長 敵航空機多数、接近中!

よし滑走路展開!

艦長!

なんだ?

展開中の滑走路に被弾、使用不能!

うーむ残念だ、作戦中止! 撤収!


なんてことになったら(実戦じゃ)洒落にならないっス (;´_`;)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
問題点として、滑走路の展開に時間がかかるという事ですね。

お礼日時:2010/07/30 08:04

 No.6です。


 No.5さんへの補足に関してですが、大きな稼働システムは、トラブルが発生した場合、使えなくなります。また、これらの装置を積む事は重量や強度の点で不利です。それ以上のメリットがあれば検討されるでしょうが、そこまでの必要性は感じません。
 小型空母の「鳳翔」は飛行甲板が短く、発艦に支障があった為に延長しましたが、艦橋からの視界が悪くなりました。可動式にできればそうしていたと思います。

 空母は艦載機を使う事が第一ですから、それに対して支障する可能性はできるだけ排除しないといけません。

 あと、空母は別の使い方があります。高速大型輸送船と考えれば便利で、太平洋戦争中はこの目的で使用された船もあります。その時は格納庫も飛行甲板も物資を積みます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
可動式の滑走路は強度的にも運用面でも困難だったという事ですね。

お礼日時:2010/07/30 08:08

No2です


横のバランスは、転覆に継がりますが
前後のバランスは、最悪高波の時に、竜骨と言うのが、ほとんどの船底には有りますが、それが折れて、最悪、韓国の軍艦の様になります、
だいぶ前に、軍艦では有りませんが犬吠埼の、沖≪100キロ以上沖と記憶しています≫で商船だったか、漁船が、高波を受けて、船体が折れた事が有ったと記憶しています、
他の人も書いていますが、全力で前進している時に、滑走路を伸ばしたとして、それに合ったバランスを取ると伸ばしていない時のバランスが崩れます、

この回答への補足

ど素人なのでほとんど意味がわかりませんでしたが無理っぽいことはわかりました。
回答ありがとうございます。

補足日時:2010/07/29 13:57
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その格納式の滑走路、どうやって海上に展開しますか?


海上に下して展開して、さらに飛行機を移動させて、終わったらまた格納…時間がかかりすぎて即応性に欠けますし、その格納式の滑走路、普段はどこに収容しますか? 艦内なら艦内スペースを圧迫します。
せっかく格納式にしたのに、場所を取ってしまっては意味がなくなっちゃいますね。
波の高い時はどうするんでしょう?
着陸時はその逆で、いちいち飛行機をクレーンでつり上げて空母に収容しなければなりません。
とても非効率だと思いませんか?
と突っ込みどころを上げるときりがないです。

また空母は発艦時、速力を上げて向かい風方向に航走します。そうでないと艦載機が飛べません。
というわけで、滑走路そのものが甲板にあるから空母としての利点があるのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そういえば可動式でも展開式でも艦内に収納したらスペースを取ってしまって意味ないですね。

お礼日時:2010/07/30 08:17

 航空機が離陸する時は向かい風が有利で、横風は不利です。

艦載機が発進する時、空母は艦首を風上へ向け、高速で航行する事で発進しやすいようにします。操艦が可能な船だから可能な事で、動かす事ができない滑走路では不可能です。
 日本の空母はカタパルトが有りませんでしたから、滑走して離陸します。戦闘機は短い距離で離陸できましたが、攻撃機や爆撃機は滑走距離が必要です。離陸しやすいように条件を整える事は重要です。

 補足に関してですが、日本は全て格納庫へ収容します。アメリカの空母は搭載する艦載機を増やす為に飛行甲板にも乗せます。運用に関しての考えが違っていました。
 戦艦空母ですが日本で該当するのは伊勢と日向と思います。戦艦に飛行甲板を設置しましたが、短い為に発艦はカタパルトで行い、着艦は空母にと考えられていました。
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カタパルトを装備していない空母から艦載機を離陸させる際には、空母は停船しているわけではなく、風上に向かって高速で前進し、短い滑走距離での発艦を可能にします。



仮にできたとして、海上に滑走路を展開すると、陸上基地と同様の長さの滑走路が必要となります。
そんな長大な滑走路を展開し、クレーンで航空機をおろし、離陸、着陸させるなんて、実にマヌケな絵だと思います。
海が荒れて、海上滑走路と母艦が衝突して沈没・・・なんてことも充分にありえます。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
海上に浮く滑走路ではなく、甲板と同じ高さのままニョキッと出てくるようなものを想像してました。
聞き方が悪かったです。すみません。

補足日時:2010/07/29 13:29
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