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西欧諸国は、なぜイスラエルに及び腰なのですか?

イスラエルが核保有国であるのは周知の事実にもかかわらず、他の中東諸国が
核を保有することを認めようとしません。

なぜ、欧米諸国はこんなにもイスラエルの行動に対して及び腰なのでしょうか?

A 回答 (9件)

イスラエルの後ろで米国がにらみをきかせているから


イスラム政権が多い中東圏にあっては建国の経緯からキリスト教と融和性の高いユダヤ教徒が多いから。
宗教上の対立が起これば真っ先に犠牲になるので(自国に矛先が向くよりはマシ)と考えられているから。(生贄の羊)

この回答への補足

イスラム教、キリスト教、ユダヤ教について少しですが勉強しました。

ユダヤ教は、キリスト教と融和性が高いようには思えません。
過去、キリスト教徒達は、ユダヤ人に対して、キリストを殺した民族として
迫害をしていた歴史があるように書籍に書いてありました。

そのような歴史がある中、なぜ現在はイスラエルを擁護するのでしょうか?
過去の誤った歴史を償おうとしているのでしょうか?

補足日時:2010/08/09 10:45
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キリスト教とユダヤ教の融和性が高いとは思えないとおっしゃいますが、この両者のルーツは同じです(アブラハムの宗教)。

もっとも、この話を持ち出すとイスラム教も同根ということになってしまいますが。

また、宗教上の殺戮の歴史があるからといって融和性が高くないとは言えません。キリスト教同士でもカトリックとプロテスタントとの間で殺し合いをしてたりしていましたし(アイルランドあたりでは今でもやってるかも)。

米国に関して言えばイスラエルを支持する理由として宗教的な理由は薄いような気がします。ユダヤ人は昔から商才に長けており富の蓄積を続けてきました。そのため、特に米国経済でかなりの比重を占めるようになり、結果として政治的発言力も強まりました。米国政府としてこのような力のあるユダヤ系米国人の支持を得るためにはイスラエルを無視するわけにはいかないわけです。
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こんにちは、



新約聖書に”黙示録”というのが最後の最後にありまして(ということはユダヤ教徒は関知しない)、世界の終末と最後の審判がごくごく象徴的に書かれています。

ここに、終末戦争の記述がありまして、バビロンは神の使いのために敗北するするとあります。(Rev.18)そしてイスラエルの12の部族は神に護られると書いてある。(Rev.7)

その後、神が新しい天国と新しい地球を創って、最後の審判で認められた者だけがそこで暮らせるというハッピイエンディングを迎えます。(ここまでは全て英語版の聖書を訳してまとめました。)

西欧人にとって残念なことにヨーロッパやアメリカに関する記述は一言もありません。もし貴女が熱心なキリスト教徒で、是非とも神の元に召されたいと思ったらどうしたらよいでしょう?

そう、イスラエルに味方して貸しを作っておくことです。

私の見る限り、先代のブッシュ大統領は、典型的かつ保守的アメリカ人に、対イスラエル政策に関する限りは支持されていました。彼の育ちや家族環境から見てもイスラエルに味方するのが当たり前であったでしょう。

しかしながら、現在のオバマ大統領は少し趣を異にして、イスラエルのガザ封鎖があったときイスラエルに警告を与えていました。これは彼がリベラルで理性的な政策をしいているのを顕しています。このあたりも彼の支持率が低空飛行している原因でしょう。

日本人にとっては聖書の記述はあほらしいことかもしれませんが、信者にとっては一大事なのです。
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 米国には、ユダヤ系の富豪といえる市民が多く、経済界での実力者が多数いるからです。


 これには、理由があります。近代以前の欧州では金融業は下賎な職業とされ、やりたがる人が少なく、差別をされていたユダヤ人は、人気のない金融業をするしかなかったそうです。そうして、徐々に経済力や商才を身に付け、近代で銀行家や実業家に転身していく原動力を培ったと言うわけです。
 
 中世の封建国家であれば、権力=武力となるのでしょうが、現代の民主国家であれば、権力=経済力ですから、経済力のあるユダヤ人が政治に影響力を持つのは自然なことです。
 また、ユダヤ人は民族意識が強く、同じ民族を救う意識や味方をする意識が強いです。そのために、権力に影響力のあるユダヤ人が、ユダヤ人国家であるイスラエルの味方をするように、米国政府に働きかけます。

 これは一見すると、米国がイスラエルのご機嫌を取っているようにも見えますが、イスラエル自身も米国に歯向かうことはなく、協力的であったりします。
 かつて、湾岸戦争がありましたが、この時イスラエルはイラクからミサイル攻撃をされ、少なからず被害を出しました。常識では反撃するところですが、そうすると他の中東諸国がイラクに味方をし、イスラエルを攻撃する可能性があり、中東戦争に発展する危険がありました。
 それを望まない米国は、幾ら攻撃を受けても決して反撃をしないように、イスラエルを説得しイスラエルもその要求を呑みました。
 代わりに米軍がイスラエルに駐留し護衛をしましたが、これも考えを変えれば、米国の軍隊を駐留させているのですから、イスラエルは米国を信頼しているともいえます。
 つまり、「及び腰」というより、「仲間」と見ているので、味方をするのかもしれません。
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欧米というよりアメリカですね。



理由は選挙です。
ユダヤ人が、アメリカの国会議員の職を支配しているからです。
アメリカの国会議員は、ユダヤ人にさからって落選するのが怖いからです。

アメリカにおいてユダヤ人の人口はさほど多くはありません。
しかし、日本の公明党や共産党のように強力な組織票があり集票マシンとなります。

選挙資金の寄付をする力もあります。
ヨーロッパからナチスの追及を逃れてアメリカに渡った人々の中には金融業などで活躍しています。
もともとドイツでもイギリスでもユダヤ系金融は強かったのです。
インターネットで小口の寄付を得たオバマ大統領でさえ、与党アメリカ民主党の中間選挙勝利のためにはユダヤ系の大口寄付が欲しいのです。

またアメリカに限らず世界の通信社マスコミも、ユダヤ系金融のロスチャイルドが育てた会社が多くあります。
イスラエルに対して厳しいことを言う政治家には、スキャンダルを暴き立てることもできますし、親イスラエルの議員には好意的な報道姿勢を取ります。
これによって、世論の誘導を行うことができるし選挙へも影響を与えます。

もちろん、普段の議会においても資金力のモノを言わせてロビー活動は怠りません。

このようにして、アメリカのユダヤ人は選挙において人口比率をはるかに超える力を持ちます。
日本でも「政治とカネ」と言いますが、金は選挙にかかるから必要なのです。
アメリカでも政治家の議席の首根っこを抑えるユダヤ人の政治に対する力は絶大なのです。

最近、アメリカでもイラン革命などで大量にアラブ系移民の住民が増えてきています。
彼らもアメリカの中で、自分たちの意志を政治に反映するため組織化を図る動きがあります。
しかしながら、長い歴史と金と情報力など総合的に積み上げてきたユダヤに対抗するのは100年早いでしょう。
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 欧米諸国には、どの国にもユダヤ人がいます。

ヨーロッパではドイツに限らず長らくユダヤ人は差別されてきたので、イスラエル制裁となると差別との絡みがあってやりにくいというのがあります。さらにイスラエルの核兵器はフランスの技術供与なので、その話も騒ぎになります。イギリスの場合もイスラエル独立の空約束をした手前騒げません。さらに、核兵器を排除させれば、変わりに安全保障条約を結んでイスラエルを守らなければならなくなるでしょう。

 現在でも、イスラエルは欧米各国からのユダヤ人を受け入れています。イスラエルを制裁して各国にユダヤ人が戻るようになればそれを受け入れないわけにはいかないでしょう。ヨーロッパはそれぞれすねに傷があるので騒ぎにくいといったところでしょうね。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%80% …
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 感覚的な問題ですが、欧米でもイスラエルに対しては温度差があります。


例えば、
(1)イスラエル寄りなアメリカ・イギリス
(2)アンチイスラエルなドイツ・イタリア
(3)中立的な北欧諸国

と分かれています。
国際政治感覚の鈍い日本人には同質のように見えますが、(1)と(2)の温度差は大きく、(3)のEUでの立ち回りはイスラエル問題でも大きなファクターです。

あくまでも、(1)のイスラエル対策に関して説明すれば以下のような理由があります

A、在住イスラエル系住民への配慮
B、国内のイスラエル資本の影響力から
C、イスラエル系住民の政治影響力から
などが挙げられます。
これらの事情が希薄なドイツ・イタリアなどでは英米ほどの親イスラエルではないのであって、欧米と一括りにするのは適切ではありません。

なお、(2)のドイツ・イタリアのアンチの背景は歴史的背景がありますが、両国とも国内民族主義の影響力の強さが指摘できますし、
(3)は、中立的外交を貫いてきた歴史経緯などから説明できます。
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根本理由はキリスト教です



キリスト教のクライマックスは「携挙」
「携挙」とはキリストの再臨のとき、死んだキリスト教徒と生きてるキリスト教徒が地上から天に移されることです。
キリストが再臨する場所は、聖地エルサレムですが、その時期は人もキリストも知らない
父なる神のみぞ知るです
キリストが再臨する前に幾つかの出来事が起こると聖書やキリストの言葉で述べられている。

【第2段階】エルサレムが滅亡した後、全世界からユダヤ人が集められる
【第3段階】エルサレムにユダヤ教の神殿が再建されること
【第4段階】「獣」の出現、および、再建されたエルサレム神殿に再び「荒らす憎むべきもの」が立てられること。

離散していたユダヤ人は、エルサレムに帰還し始め、1948年イスラエル共和国を建国。
第2段階は既に成就しました。
第3段階が成立する為には、エルサレムにユダヤ人がいなければなりません。
その為、ユダヤ人が好きか嫌いかという感情抜きに、キリスト教徒は、イスラエルの滅亡、再離散を阻止せねばなりません
その為、表面上嫌悪、仮に対立していても、イスラエルを潰してユダヤ人を叩き出そうとするイスラム系アラブ勢力を阻止せねばならない。

その為、世界で最もキリスト教に熱心なアメリカは、度々非難しながらもイスラエルを支援する。
欧州は、それに準ずる。
今のイスラエルを建国したユダヤ人達の多くが、所謂改宗ユダヤ人、つまり先祖がユダヤ教に改宗した欧州人である事も無縁ではない。
西側各国にいるユダヤ人は多くが同じ改宗ユダヤ人で近親関係にありますから、イスラエルを懸命に支援しますし、ロスチャイルド家やロックフェラー家と言った有力ユダヤ勢力が西側では影響力を持っていまので。

イスラエル国民は実際、エルサレムの神殿の再建希望が強く、昔の神殿の姿を調べています。
研究論文が出るたびに非常に高い関心を示します。
エルサレムの神殿を再建すると言うコトは、イスラムの聖地でも有るエルサレムの岩のドームを破壊するということです
こうなると、イスラム勢力も黙っていないでしょうから、必然的に「第4段階」は成就しイスラエルにはイスラム連合軍が進攻し荒らされるだろうと考えられています。
恐らく、ユダヤ人は散らされていないでしょうが.....

キリスト経が、生活や価値観、政治に深く根ざす西側社会では、イスラエルが危機に陥らないよう、滅ぼされないよう仕向けなければ成らないという意識があります。
決して、キリスト教や聖書の件は口に出しませんが.....
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西側諸国がイスラエルに及び腰といいますが、イスラエルが占領するガザ地区の戦闘や人権問題には度々西が諸国が苦言を呈してます


イスラエルの過激な姿勢にはややキビシイけれど、どちらかと言えば産油国で囲まれたこの地域で紛争を起こして、石油危機を起こしてくれるな....寝た子(イスラム諸国)を起こすなという意味が強い様に思われます
また、イスラエル自身が窮地に陥れば、西側諸国が助けねば成らず、イスラム強硬派諸国との軋轢も危惧され、西側に協調的なエジプト・(サウジ)・アラブ首長国・トルコの姿勢も強硬にしかねないからでしょうね

この地域の「石油」は大きな鍵です。石油の供給が不安定に成りそうな要因は、西側が嫌います
しかし、産油国の力・発言力・支配力が強くなり過ぎる事を牽制する意味で、イスラエルは西側のカードにもなってます。
西側にとっても政治的にも重要な意味があるのが、イスラエル

イスラエルにとって脅威となる存在は、時にはアメリカが直接叩き潰す。
イラクがその例ですね。イランを叩きたかった様ですが、口実が無くてイラクになった
一方西側の軍事技術で、イスラエルが直接イスラム強硬派諸国の核施設を爆撃したこともありますが
ガザ地区で、イスラエルの無人攻撃機が使われましたが、あれは明らかにアメリカの技術。
現在アメリカが、タリバンを攻撃するのに使ってますから。対ゲリラ掃討戦術はイスラエルのノウハウを使っているといわれています

イスラエルは、欧州及びアメリカと貿易協定を結んでます。
この地域で不足しがちな物資や食糧を得ていますし、盛んに交易もしている。
インテルやマイクロソフトなど先端企業の研究所もイスラエルにある
欧州のユダヤ財閥ロスチャイルドとは、必ずしも一枚岩ではなく、傘下のデビアス社と剥げしい闘争を繰り返してます
核兵器については、ドイツのオルメルト首相やアメリカ政府高官などが保有を認める発言をしており、軍事的な繋がりがうかがわれます

現在でも僅か650万人しかいない寄せ集めの小国が、軍事衛星を打ち上げ、ハイテク産業で先端を走り、核兵器も保有する。国連は先進国と認定
どう見ても、西側、特にアメリカ抜きには説明できないでしょうね。


共同通信社・マイクロソフト社の経歴を持つジャーナリスト田中宇氏が、「キリストの再臨とアメリカの政治」の中でイラク占領におけるアメリカのキリスト教右派を意識した政策について以下のように述べています
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・アメリカのユダヤ系人口は600万人で、全人口の2%にすぎない。
 しかもその半分は、パレスチナ問題を和平交渉で解決すべきだと考えるリベラルな人々で、パレスチナ人やアラブ諸国を軍事力で制圧すべきだというタカ派の考え方を嫌っている。

・イスラエルが建国されたことで、アメリカはキリストの再臨モードに入った

キリスト教原理主義を意識した政策ではないかと思われるもう一つは、米軍がイラクを占領し始めたばかりの2003年4月15日、米軍がイラク人各派を集めて最初の会議を開催した場所が、イラク南部の町「ウル」だったことである。ウルは、古代メソポタミア文明の発祥の地の一つで、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教の3宗教に重要人物として登場するアブラハムの故郷である。それで、ウルはイラクと中東の再生を開始する場所としてふさわしいのだとアメリカでは報じられたが、これには疑問がある。

 聖書によると、アブラハムはイスラエル人の始祖で、ウルからカナンの地(イスラエル周辺)に移住した後、ユダヤ人の代表として神様から中東一帯(ナイル川からユーフラテス川までの地域)を授かった。一方、イスラム教のコーラン(クルアーン)では、アブラハムは預言者の一人であるが、ユダヤ教徒としては描かれておらず、移住の話も出てこない。

 ウルという地名を聞いて特に熱狂するのは、イスラム教徒ではなく、イスラエルの拡大を信奉するユダヤ教徒とキリスト教原理主義の人々であり、このことから、米軍がイラク国内での最初の会議の場所にウルを選んだのは、米国のキリスト教原理主義の人々へのメッセージだったと感じられる。

イスラエルの人々は右派も含め、現実的な思考を好む。
このような象徴的な行為に熱狂するのは、アメリカ人の宗教右派だけだと思われる
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
長文ですがよくわかりました。

お礼日時:2010/08/12 20:45

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