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北陸のある山村にこんな数え唄が残っています。
歌詞からみて土着の唄でないことは明らかです。
全国のどこかの地でも残っていないでしょうか?
何か情報があれば教えてください。

一つとせ 一つには
人の根性もろなおが
主あるかおやヘ
文やるだんの

二つとせ 二つには
ふかきこなみが思いをぱ
となしがさとりで
あわさすだんの

三つとせ 三つには
見つけてほんぞをだきとめて
思いは胸に
さまざまだんの

四つとせ 四つには
よそではきびしきへいきゃある
うちではうかうか
花見のだんの

五つとせ 五つには
いつかかんどがゆえたなら
主人のかたきを
うちたいだんの

A 回答 (2件)

詳しくは仮名手本忠臣蔵を読んでください。

だいたい分かると思います。
あらすじは御存じと思いますが、一応述べます。
高師直が饗応役の塩谷判官の奥方、顔世御前に横恋慕するが相手にされない。師直は判官を散々に侮辱し怒った判官が師直に斬りつけるが、加古川本蔵にだきとめられて本懐を遂げられない。判官は切腹する。家老の大星由良之助らが師直邸に討ち入って師直を討取る。

加古川本蔵は他の大名の家老で
本蔵の妻が「となし」、娘の「小浪」は大星由良之助の息子の力弥の許嫁
ということで、「かおや」「ほんぞ」「こなみ」「となし」は分かると思います。
これらの人々のいろいろなエピソードが忠臣蔵にはありますので、見るなり読むなりしてどの場面を歌ったものか御自分で判断されるのが良いと思います。

へいきゃある…塀があるなのでしょうか?よくわかりません。
かんどがゆえたら…勘当が解けたらということでしょうか?
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
そう聞くと見事に意味がつながってきます。

仮名手本忠臣蔵を早速読んでみます。

ところで広辞苑によれば「根性」は「その人の根本的な性質。」とあります。

伝承地にもこの意味が方言として現在も残っております。
主によくない性格を指すことが多く、
「あの人は根性が悪い」
「そんな根性のひとだから・・・」
という風に使います。
地元の人は、この部分だけはよく分かると言ってました(笑)。

お礼日時:2003/07/28 21:55

昔は江戸や京、大阪などの庶民は歌舞伎などを楽しむことができましたが、地方に住む人達はほとんどそういった娯楽に接することができませんでした。

そのため、芝居の内容を歌にしたものが各地で作られ、歌われていました。それが娯楽だったわけです。
この歌もそういったものの一つで、忠臣蔵を歌ったものではないかと思います。ただ、歌詞はかなり変化してしまっているように思います。仇役の高師直が根性があるとは思えませんから.

この回答への補足

ありがとうございます。
以下の部分の意味が分かれば教えてください。
想像でも結構です。

一つ・・・主あるかおやヘ
二つ・・・こなみ  となし
三つ・・・ほんぞ
四つ・・・へいきゃ
五つ・・・かんどがゆえたなら

補足日時:2003/07/25 16:25
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