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ネパールやスーダン

ネパールやスーダンに小学校からボランティアなどをして募金をしているのですがまだネパールやスーダンは貧しいのですか? また、なぜあんなに募金をしているのにそんなに貧しいのですか?

A 回答 (4件)

「豊かさ」は、生産によるものでなければ、一時的なものに終ります。


人道的な援助は、飢餓や災害など、困っている人を救いますが、
その困っている人が継続的に生きるには、労働による収入が必要です。
しかし、そうした途上国の多くは資源もなく、産業もなく、ごく限られた
農産物以外の多くを輸入に依存しています。
そうした農業国は、かつては、自給自足で生きていたので、貧困は
旱ばつや冷害、洪水などの自然災害によって発生していました。

しかし近代化において、ラジオや自転車から始まり、テレビや自動車、
耕運機や化学肥料に手を出すようになると、現金が必要になり、
それまで自家消費用だった耕作地を、換金作物に切り替えて、実質的に
貧困に陥るようになったのです。
そして、その電気製品や自動車を売って、彼らのなけなしのお金を
巻き上げているのは、我々先進国です。
要するに、彼らの貧しさの一因は、我々の豊かさにある、と言えます。
(一時金で助けても、産業を育成はしない)
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日本人は、ひとりあたり 年間に 400万円ほど使っています。


それくらいのお金を使っているというのが、日本人の生活レベルです。

スーダンは 年間に 14万円ほど使っています。

日本人は1億二千万人いて、スーダンでは4千万人います

ちょうど日本人が 3倍います。
日本人が全員 100万円ずつ、スーダンにお金を渡すと
スーダンのひとが年間に使えるお金が 100万円 × 3 で 300万円多くなり、日本人が使えるお金が 300万円になります。

スーダンのひとに、日本人と同じ暮らしをしてもらうには、日本人が持っているお金の 四分の一を 募金しないとなりません。

一年間に1万円くらいでは全然足りないのです。

また、日本では、水道や下水、鉄道、道路などを、何十年もかけて作ってきました。お父さんやおじいさん そのまたお父さんなどが、ずっと税金を払ってきたからです。
スーダンには、その水道や下水 鉄道 道路がないので、これから創らなければなりません。
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>まだネパールやスーダンは貧しいのですか?



そのようです。
http://blog.saihiro.net/?eid=672976


>なぜあんなに募金をしているのにそんなに貧しいのですか?

基本的にそれらの国には国民をそれなりの水準の暮らしをさせるだけの
産業がないからです。

乞食にいくらお金を恵んでも乞食はいつまでたっても乞食という理屈です。
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募金は貧困を直接的には解決しません。



募金が行うのは、学校建設などの人的育成や、井戸や上下水道などのインフラ整備であって、現地の人々が自助努力を十全に行える下地作りです。
貧困が解決するかどうかは、現地の人々の自助努力が成功するかどうかであって募金の額ではありません。
また、自助努力がうまく機能するかどうかは現地の政治的状況(ネパール:政変、スーダン:内戦)にも左右されます。
これは募金では解決できません(難民への対症療法的な食糧支援などはできますが)。

また、貧困層全てに対症療法的に金銭を配るとしても、ネパール・スーダンの2国に限ったところで、1日あたり数千万ドルが必要です。
(1ドル/人・日×2国総人口7000万人×貧困層割合数十%)

日本の民間募金額は「あんなに」と呼べるほどの額ではありません。
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