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国債が売れなくなるという話の続きを聞かせてください。

家計資産1500兆を政府の発行する国債残高が近づくか上回ると、国債の買い手がいなくなり日本が破綻するような事が囁かれています。もし国債発行の必要性が今後も続いた場合、金融機関が国債を買うのをやめた場合には金融機関は今度は何を買うのでしょうか?

経済に詳しいわけではないので、出来うる範囲噛み砕いた解説をいただけたらと思います。
よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

日本国債は日本の金融商品の中では最も安全性が高いものとされています。


これが買われなくなるということは、日本国自体に償還能力がないと判断されたことになります。
したがって、その日本国が(正確には日銀ですが)発行する日本銀行券も価値が暴落し、壮絶な円安、インフレになります。
そのような状況後には金融機関がどのような運用をするのかは定かではありませんが、
国の破綻にまで至っていない場合は日本国債以外の安全性の高い債権(他の先進国の国債)などにシフトすると思われます。
国が破綻ともなれば運用どころの話ではなくなりますが…。
ちなみに日本破綻後のシナリオとしてIMFが作ったネバダレポートというシナリオは悲惨意外の何物でもありません。
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この回答へのお礼

daisaku555さまには、見当もつかず何もわからないということでしょうか。

お礼日時:2010/08/19 17:40

日本の信用が無くなるわけですから、当然運用先は実物的なもの及び海外になるでしょう。


外国債権・外国株式・国内で言えば、鉱床権を多く持つ鉱業・エネルギー企業などです。
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これは、「国債が売れなくなる」と思っている人しか回答してはいけないのでしょうか^^;



ただ、私は唯一、「国債が売れなくなる」パターンがある、と思って危惧しています。
それは、家計資産に国債残高が到達する、とか、そんな意味のわからない理由ではなく、現政権が
円高を放置していることが原因です。

円高とは、大量のドルが円に化けているということですから、日本のどこかに円が存在しているということ
になります。

ですが・・・もしそうなら、たとえば国内経済に何らかの回復する水準が見えるとか、そういう現象が現れ
てもよさそうなもの。ですが、そうはなっていません。

基本的に、ドルが化けた「円」は銀行にストックされているわけですが、銀行は紙幣のまま保持している
と、利息がかかってくるため、他の利息が確保できる方法をとる必要が出てきます。

紙幣のまま保持しているとかかる利息=政策金利よりも多額で、安定した利息を売ることができる方法。
それがつまり国債です。

今、国債が売れすぎて、国債の長期金利が異常に低下しているんです。国債の金利は売れれば売れるほど
低下します。

国債が売れなくなるとき。それは、すなわち国債金利が政策金利を下回った瞬間です。
まあ、そんな日が来るとは・・・思っていませんが、このままじゃあり得なくはない話なので、恐ろし
くなります。まあ、政策金利をゼロにすれば済む話ではありますが。

いずれにせよ、そんな日が来る前に日銀に国債を大量に買い取らせれば済むだけの話なのですが、「財政
が破たんする」とマジで信じている民主党のみなさんには、そんな発想はありません。彼らはこう思って
いるのです。「日銀に国債を買わせるとインフレになる」と。

こんなに超デフレ社会で、供給過多が社会問題になっているときにインフレの心配をする。
意味がわかりません。

矛盾するようですが、「国債の発行をやめれば、今以上の国債の発行が必要」となります。

それは金融機関に対して、破産宣告をするようなものですから。

山一証券や北海道拓殖銀行がつぶれたのはなぜか。景気が回復していないのに、財政再建路線に走った
からです。橋本竜太郎が。

その結果、さらなる倒産を防ぐため、さらなる財政出動がひつようとなり、結果財政赤字はさらに拡大す
ることになるのです。

というより、なぜ財政破綻論者は財政を破たんさせたがるんでしょう。意味がわかりません。

そもそも家計資産が1500兆あるといいますが、実際に国債の原資に回せるのはこのうち800兆弱の「現金
預金」。さて。この間発表された政府債務の残高は900兆を超えていましたね。ですが、なぜか国債は
大人気で売れ続けています。

なぜか。それは国債の原資は家計ではなく、「金融機関の資産」だからです。
現在、日銀を除く、金融機関の資産の合計は実に2700兆。株や土地、先物などもその中に含まれますが、
家計の証券化資産と違って、金融機関が自分たちの資産で運用している証券ですから、前もって解約し、
国債の原資に充てることは難しくありません。

実際の「国債発行残高」は700兆円程度で、そのうち約8割を金融機関が保持しているわけですから、日本
の金融機関が国債の購入に充てることができる資産はいまだ2140兆円も余っていることになります。

ということで国債の買い手がいなくなることなど、これから先、30年も40年も到来しそうにないので、
国債の買い手がいなくなったときのこと私は考えたことがありませんから、その時に金融機関が何を
買うのかなど想像することもできません。

ただし、無能民主党が、日銀と連携せず、国債金利が政策金利を万が一下回るような時が来ても買いオペ
の指示も、為替介入も行わず、国債の売りぬけができなくなって、これを海外に公開するような愚かな
まねをする時が、一千万分の一くらいの確率で到来すれば、日本の財政は破たんへと歩み始めるかもしれ
ません。そんなときが来れば、金融機関の中には「国債以外のものを買う」という選択すら出来ずに倒産
するところも出現するのではないでしょうか。

まあ、そんなどこかのB級映画のワンシーン見たいな光景が展開される日は、まずもって到来しないと思
います。

参考URL:http://www.nicovideo.jp/watch/sm11721539
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いつものことながらこの手の質問に対するcovanonki氏の回答は感心します。

私も基本的に賛成です。ということで、質問者様への回答は済んだとして^^;

一点、疑念があります。私は原則的に円高容認派です。確かに現状の経済構造やその急激性からマイナス面も大きいのは理解していますが、自国通貨が強くなることを嫌う風潮は正しくない姿だと思います。

どうして、中国に日本の優秀な企業が買われて大騒ぎするなら、史上最高値に近いほど強い円を使って、途上国の優秀な企業や将来性のある企業を買い漁らないのだろう?

あは、他人の質問で質問してはいかんね^^; 失礼しました。
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その疑問は当然で、買うものがないから国債を買ってる状況いうのは今後も大きく変化しないと考えるのが妥当だと思います



が、そもそも国債を買う買わないは大した問題でも無ければ、議論する価値もない話です
この件に限りませんが、マスコミも学者もどうでもいい事をさも大変だとばかりに議論しますが、肝心な事はまったく無視したりします。

話が横道に逸れましたが、国債の買い手がいない場合は、1・外人に買わせる、2・日銀に買わせるです
1の場合、美味しい金利を提示しなければまず見向きもされません
2の場合、法律で禁止されているものの、予算が立たなければ政府が崩壊しるので、最終的に日銀は折れざるを得ないでしょう。

しかし、日銀が買い取るということは、日銀側から見れば1万円札刷るまくるという意味で、仮に市中の現金が2倍になれば額面上家計資産3000兆円になりそうです
つまり額面上家計資産は無限に増やせますね

そのうち国内総資産は1000京円くらいになるかもしれませんね
わははw
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お。

これは・・・。fudousinさんへも回答した方がいいんでしょうか。^^;

自国通貨が強くなることを嫌う風潮はよくない、と言いますが、それでも円高が日本国経済にダメージを
与えているのは事実。

過去の私の回答をご覧になったことがあるのなら、見たことがあるかも知れませんが、外国人投資家は、
購入した円を運用しようとする際、国外からは国債を買うことができませんから、積極的に日本株で運用
しようとします。

外国人投資家の保有する日本株は、株式市場全体の33%程度に過ぎませんが、実際に運用されている株
式を見れば、全体の70%近くが外国人投資家による運用。売り買いをするのは70%近くが外国人投資家
です、ということです。

円が高くなると、外国人投資家は株式を手放し、円を売るための準備に入ります。
現在は外国人投資家が円を売るために待機している状態です。株を手放すわけですから、当然日本株は
値下がりします。

株価は景気の指標ですから、その状態で放置しておく現政権には頭にきます。

そしてNo.3でも記したように、日本の銀行は国債を買いに走る、と。

銀行が国債を保有するのは、一見すると政府の運用資金が増えるわけで、好ましいように見えるのです
が、そもそも国が国債を発行するのは、国債が売れたお金を民間市場につぎ込んで、資金の流動化を
起こすため。ですが、そのためのお金が長期国債に回されると、いざという時にそのお金を流通に回す
ことができません。

国は資金を流通させるために資金を突っ込んだのに、企業が銀行に預けたそのお金で銀行は再び国債を
買う。

そうするといつまでたっても資金の流動化は起きず、消費を活性化させることはできません。
日本の景気が回復しない原因に、銀行も一枚噛んでる、ってわけ。

っていうことは、預金を国債に回すより、民間に貸した方が銀行にとってメリットがあるような政策を
早く打つべきだ、っていうことになります。

民間が借り入れを起こすのなら、国債を発行する役割は民間の借り入れ分、減少するわけですから。

日本企業が海外の発展途上の国の企業を買収しないのは、きっと買収するだけのメリットがないから
だと思いますよ。

日本の技術力は、なんだかんだいったって優秀ですから、価格で勝負すると日本経済はそれこそ中国
経済に飲み込まれてしまうと思います。
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>国債の買い手がいなくなり日本が破綻するような事



 突然買い手が付かなくなることはありません。破綻もありえません。
日本では発生していませんが、中国やイギリスで国債の未達(売れ残り)が今年発生しました。そのあとどうするかと言うと、金利を上げて再入札するだけです。
 金利をいくら上げても売れ残るようであれば、一時的に中央銀行が引き受けることができるので破綻はないでしょう。恒常的に大規模に中央銀行が国債を引き受ける場合でなければ、ハイパーインフレもないでしょう。ただし、国債が自国通貨建ての場合にかぎりますが。


>金融機関が国債を買うのをやめた場合には金融機関は今度は何を買うのでしょうか?

金融機関が国債を買うのは国内に有望な投資先がないからです。国債を買うのを止めれば

(1) リスクの高い債権への投資

(2) 海外へ投資

のどちらかでしょう。
(1)は貸し倒れの可能性が高く(2)は為替リスクが付きまといます。新生銀行やみずほ証券がサブプライムで大損したのは(1)(2)のミックスで、都市銀行東京が破綻したのは(1)に当たります。実際には当分、国債を買うしかないでしょうね。
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covanonkiさん。

わざわざの補足ありがとうございます^^。おっしゃることはよくわかります。

質問者さん。変な書き込みして申し訳ありませんでした。
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このまま、国債リスクが高まると


国内資本が海外に流れない理由はないのでは。
確かに、国債が暴落すると金融機関が自分の首を
絞めることになるのでしょうが。
サブプライムなどの高金利じゃなくても、十分な
リスク回避メリットがあれば自然な流れでしょう、通常なら。
ハードランディングへの近道かもしれない。

このまま、低金利できたツケが溜まっていくと、逆に、
国債を暴落させない為にも国内資本が買い支え続ける状況が
続き、経済が停滞したまま、そして借金が積みあがることに。

預貯金ばかりの国民性で、投資市場を形成できなかった、
日本の民間金融が弱すぎたのが原因だと思うけど、この期に、
増税、国策で景気浮揚なんていう官僚の政策だからしょうがない。


まだ、企業の国際競争力が強いから、円安、
インフレの懸念も少ないけど、半導体は完敗して、
シャープの液晶ですら主戦場は中国に。
製造の根幹、素材、部品関連は、日本が抜群に強い
から当面は大丈夫でも、中国が本気で部品から
始めたら、心配だと思いますよ。
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