場とエネルギーに対する捕らえ方
みなさんはどうられていますか?
古典力学では空間という器(空の器)の中を何かの
「物質」や「質点」が運動したり波動したり相互作用
したりする。という考え方が支配的だったようですが
...これが「物の理学」つまり「物理」の原点かと思
います。
最近の文献では空間は一つの「場」で場所によって
エネルギーの「状態」が異なるだけで、全体として
の時間的連続(相対的には無限の固有時間がある)
に過ぎない。といった受け止め方が多いように思いま
す。
それはもはや「物」ではなく「場の状態?」
仮想粒子のキャッチボールという発想もそうですよ
ね...
真空は何も無い空間と見えても「空」ではなく、エネ
ルギーが他の場に比べて低いだけの状態の場で素
粒子の対生成と対消滅が極短時間で絶えず起きて
いると聞きます。...(ある種の基底状態?)
確かに空間と空間以外の場を切り離すことはできな
いし、時間も切り離せないですね。
しかも光も電子も質量も全ては「エネルギー」に還元
できる。
というより単なる「エネルギーの塊」が、「状態」ごとに
光や電子などの粒子や質量とその位置や量の変化と
して振舞っているだけかもしれない。
(この問いはコペンハーゲン解釈では無意味らしいで
すが、無意味なら影響も無いと思います。)
重力だってアインシュタインが言うように空間が曲がっ
ているだけで錯覚(振る舞い)かもしれない。
(空間が無でないなら曲がっても不思議は無いでしょ)
実際、「運動エネルギーに質量がある」などというのは
ナンセンスですよね。
質量として振舞うことはあるかもしれませんが..
運動エネルギー自体に形や質量が、まして堅さがある
わけではないですね。
また素粒子というと何か粒のようなものを想像してしま
いますが、物質の堅さや形は分子間力等によるもので
、その本質は形も堅さも無いエネルギーの結合力が堅
さとして「振舞う」(観測される)だけにすぎない。
結合力が小さければ柔らかいと観測されるし、気体の
ように極小さけれ柔らかさすら観測にかからない。
素粒子が単なるエネルギーの塊で運動エネルギーな
どと本質的には同じなら堅さも形も無く波打ちながら
確率的領域の広がりを持っていても、またそれが何か
と作用して一点に収束されてもあながち不思議ではな
いなと思いました。
光電効果も光という波打ったエネルギー状態の場を電
子というエネルギー状態の場に授け渡し電子というエネ
ルギー状態の場の位置の変化が早くなるだけかもしれ
ない?
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