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減衰パラメータとはどういうものか教えてほしいです.

構造物を振動させた際,横軸に周波数,縦軸に振幅としたグラフを描くとそのグラフから減衰パラメータを読み取ることができ,それを見ることで振動の特性がわかるらしいのですが,単にその振動の特性をとらえるためのものと考えてもいいのでしょうか?

A 回答 (1件)

横軸に周波数、縦軸を振幅とした場合。

。。とは、振動スペクトルのことですね。
振動の特性という言葉は曖昧過ぎて答えられないので、一般論を申し上げます。

一般に、弾性体の振動では、減衰パラメータはスペクトルの半値幅から求めることができます。半値幅が小さなスペクトルすなわち鋭いスペクトルほど減衰が小さいことになります。
これは、

   x" + γx' + w^2 x = F cos Ω t (1)

というもっとも簡単な振動モデル(外力下の減衰振り子)の解析から求めることができます。右辺が構造物を振動させる外力に相当します。

定常振動法、パルス法、パルスエコー法などで測るのだとおもいます。得られる数値は減衰、吸収、Q値、エネルギーロスなどいろいろな表現方法(業界に依存するかも?)がありますが、いずれにせよγがが関係した量となります。
もちろん、減衰パラメタ以外にも重要な量があります。言うまでもなく、共鳴周波数w です。γが固有振動数wにくらべて十分に小さい場合は共鳴周波数はwに等しくなりますが、減衰が大きすぎる時は低周波側にずれてゆきます。


式(1)がモデルとして不適切な場合はちょっとたいへんです。
しかし、大抵の場合は良い近似になっているのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます.助かりました.

お礼日時:2010/10/19 11:01

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