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スギ板の外壁に関してご質問いたします。
設計図によれば、外壁側よりスギ板15mm+アスファルトフェルト430+通気層21mm+横胴縁21mm+構造用合板9mm+柱+pb12.5mmとなっています。
私は外壁が痛みやすいので、アスファルトフェルトは無しに変更し防水処置が心配であれば構造用合板側にあるタイベックを二重張りにした方がよいのではないかと設計士に提案したのですが、彼は「外壁材は全面防腐塗装をするので防腐の心配は無い。アスファルトフェルトは外壁に浸透した雨水の浸入を防止するもので必要だ。」という意見でした。
私は設計図のおさまりだと通気がとれず、雨水がぬけないため、いくら防腐措置をしても外壁がすぐに痛んでしまうのではと慎重になっているのですが、経験のある大工さんや設計関係者の方に、意見をお願いしたいと思いご質問いたしました。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

最近はアスファルトフェルトを張っている新築は殆ど見ないぐらい減っていると思います。



アスファルトフェルトが良くないとは思いませんが、通気層21mm+横胴縁の上にアスファルトフェルトがくる場合 外壁とフェルトの間が結露が起こります(日当たりにより結露しない場合も有り)

外壁とフェルトが密着しているところがとくに結露しますので結果外より内部の見えない部分から痛み出します。

個人的にフェルトで完全防水するよりフェルトなしで、構造用合板の上のタイベックのみで
通気したほうが常に乾燥して良いと思います。

当方の地域は北海道ですので比較できるか分りませんが、フェルトのおかげで通気胴縁が腐ったり
痛んでひどい状態を改修時よく見ます。

アスファルトフェルトが安いので利用したいのかな?

参考URL:http://www.ntba.jp/modules/weblog0/
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

外壁材のスギが湿潤状態になったとき、スギ板とフェルトの間で結露がおこる
という考え方ですね。私も同様の考えを持ちました。

さて、瑕疵担保の検査員が「建築技術」等で紹介している事故例を見ると、通気層を
設置しタイベック等の透湿防水層があっても、内部腐食の例が多くあるとの事です。

天候あるいは雨がかり、その他の要因も考えられますが、外壁に水分が多く留まるよう
な材料の場合、たとえば、ラスモル下地と通気層の間が常時湿潤状態になるような
場合、壁体内の通気が健全であっても透湿防水シートの下の構造用合板あるいは
構造体が腐食している例が数多くあるようです。

従って、ラスモル下地やスギ板などの湿気を多く含む可能性のある外壁の場合は外壁と
通気層の間にアスファルトフェルトなどの防水効果が高く湿気を通過させない
おさまりにした上で、通気工法とするのが、内部腐食を防ぐ最新の知見です。


外壁は痛むものと割り切って考える。
その上で指摘していただいたようなフェルトと外壁の接する部分は可能な限り無くす。
スギ板+横胴縁+フェルト+縦胴縁・・・このような納まりであればスギ板が直接
フェルトに触れず・・よいのかも?
どうしたものか・・・悩んでおります。

お礼日時:2010/10/30 07:16

透湿防水シートを2重張りにすることはないですし、意味がないです。



何故、アスファルトフェルトを使うかは、大体、想像がつきます。

しかし、説明しません。

なぜなら、あなたが施主としてしなければならないこと、役割を誤解されているからです。
分かっていないのに分かっているつもり、そして、説明しても分からないことを質問しているからです。
(ひとつひとつの判断に数え切れないノウハウが詰まっていて、様々ものが互いに関係もしているんですよ)
こいうい場合、やり取りが蜜になるほど結果は悪い方向へ進みます。

シロウトが簡単にプロの領域へ首を突っ込んではいけません。
信頼できるプロを選んだのなら、そこはプロを信じて任せるのが道理です。
お互いがお互いの立場で協力してこそ、良いものが出来上がるのです。

建築は、電化製品ではありません。
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この回答へのお礼

>透湿防水シートを2重張りにすることはないですし、意味がないです。

有りますよ。
ご存じ無いのですか?。
特に窓周りや下屋との取りあいぶは常識です。

>シロウトが簡単にプロの領域へ首を突っ込んではいけません。
>信頼できるプロを選んだのなら、そこはプロを信じて任せるのが道理です。
>お互いがお互いの立場で協力してこそ、良いものが出来上がるのです。

当然ですが、設計者や施工者はお金を頂いて、仕事をしている場合
施主に対して説明責任が発生します。
そして、私は施主ではありません。

自分がプロで充分な知見や技術を持ち合わせていると勘違いしている
方が多い建築業界なのですが、そのような方は多くの場合根拠となる
学術的知見や根拠をご存じない。
また、技術や知見は一つでは無いし、日々進化してゆくのですよ。

お礼日時:2010/10/30 07:28

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