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1. 沸騰後の水をさまして試験管A, Bに入れる。
2. Aに呼気を吹き込む。
3. オオカナダモを両方の試験管に入れてふたをする。
4. 2本の試験管に光を当てる。

この実験でAから気体が発生するという問題がありました。

Aから発生するのは酸素でその発生は気泡として確認できると思いますが、
Bの試験管で呼吸による二酸化炭素の発生を気泡として確認できないのはなぜでしょうか?

自分では以下のように考えています。

○ 水を沸騰させると酸素も二酸化炭素も排出されてしまう。そのため試験管の水には酸素が存在しない。酸素がないので呼吸ができず二酸化炭素が発生しない。ゆえに気泡の発生もない。

○ そもそも植物の呼吸で発生する二酸化炭素は水中で気泡として確認できない。二酸化炭素が水に溶けやすいから。

実際はどうなのでしょうか?

また実験ではオオカナダモを使用していますが、陸上の植物だと実験結果は変化するのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

推論されている理由は両方とも正しいと思います。


まず、植物は体内の酸素だけで有る程度の呼吸はできますが、
溶存酸素がありませんので持続的な呼吸はできないと思います。
また、CO2が水にかなり溶けるのも大きな理由です。
発生しても目では見えないのです。
このあたりはBTB溶液などを使うと、水が酸性になるので
観察できるようになると思います。

しかし、一番大きな理由は光合成量と呼吸量の違いです。
動物は静止している状態でも生命活動に多量の酸素を必要とします。
しかし、植物は生命維持に必要な酸素はわずかでいいのです。
呼吸量を10とすれば最大光合成量は50~200くらいになります。
光合成量の方が大きいから植物は生長し、種や茎に栄養分をためることが
できるのです。
従って、呼吸によってできるCO2はわずかなので観察しにくいのです。
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