天使と悪魔選手権

写真ってなあに?デジタル合成画像も写真ですか?

A 回答 (4件)

あなたが「写真」と思ったものがすべて「写真」です。



というのも、この手の「技術用語」でない単語は、どういうものであっても定義が明確じゃないんからなんですね。例えば「美空ひばり」は確かに「スター」でしたが、「AKB48」は「スター」ですか?と言われるといろいろ議論がありましょうし、「はるな愛」は「スター」です、と答えてしまっても、ある層からは「是」という声が返って来ると思うんです。「写真」もそれに近いんですね。

「マッドアマノのパロディ事件」の時に、「フォトモンタージュ」は「写真」かどうか、それ以前に「芸術」なのかどうか、という議論が40年前にありましたけど、「合成写真が写真かどうか」という質問に対する答えも全く同質の質問であり、それと同様、「正確な定義はまだ出てない」(該当の写真は著作権侵害に当たるが、芸術性を否定するものではないというのが判決)というのが答えになっていると思いますよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AD% …
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「写真ってなあに?」という疑問に対して面白いエピソードがありますよ。




写実的な絵画で有名な画家(名前は失念)がカメラに目をつけて一時期写真にのめり込んだそうです。
しかし当時のカメラは解像度が悪く感度も低かったため、農作業をしている農夫や農作物を運んでいる馬車、牛の群れを率いる人を撮影しても顔が認識しづらかったりとその写りが大いに不満だったそうです。
その為写真はすぐに諦めて絵画に戻った。
という感じのエピソードだったと思うのですがNHKで見ました。

ここまで書いて思いましたが「種を撒く人」「落穂ひろい」で有名なミレーだったと思います。
ミレーがアトリエとして使っていた家にはミレーが撮影した写真が4枚展示されているとも紹介されていたはずです。

当時、絵画というと宗教画が当たり前だったところに見たままの風景などを絵に描く写実的な絵画が出始め、カメラが発明されると絵画の代わりにカメラがその当時の町並みや生活の様子を記録する最大の媒体に。
その為情景をモチーフにした絵画では「印象派」というのを生み出すことになったのではないか…とも、思います。


「写真って何?」について考えさせられるエピソードだと思いませんか?

絵画でも写実主義から印象派が生まれたように、写真にも忠実にありのままを写す写真もあれば、合成やレタッチをしてより印象の強い作品に仕上げることも「写真」ではないでしょうか?

「合成は写真じゃない!」なんて言い張る人は派閥意識の強い頭の硬い人間…とも言えるかもしれませんね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
合成写真コンテストに応募する人が増えているようで、主催者や審査員がそこまで考えていなのが、実情のようです。
世の中、大きな変わり目にあるようです。
大変参考になりました。

お礼日時:2010/12/19 10:30

「写真とは何ぞや?」と言うことから話を始めないといけない事柄ですが、


少なくとも写真を「記録」と考えれば合成画像は写真ではありません。

が、写真を「表現」と考えれば合成も写真として見てもいいのかもしれませんが
そうした場合、それは「写真」としてより「表現素材」としての存在意味が強くなります。
つまり、表現のための手段としてたまたま写真の技術と材料が使われるだけで
それは写真でなくてもリアリズム絵画でも構わないものです。
それを写真と見るか?で合成画像の認知も変わってくると思います。
私は、それを写真とは思いません。
昔からモンタージュなどの合成画像はいくつもありましたが
それらは主に印刷や広報の素材として作られたものが多く
それらを純粋に写真と見る意識は薄かったと思います。

そうすると、写真が「写真」として存在するための条件として
「何も足さない、何も引かない」が重要になってくるのだと思います。
もちろん、焼き込みや覆い焼きといったテクニックは除外して考えなければいけないと思いますが
少なくともそこに在るものを消すとか、ないものを加えるというのは
写真行為に携わる者にとっては恥ずべきもの、あるいは慎むべき行為です。
今は簡単に画像合成ができる時代になりましたが
それは言い換えれば写真の受難の時代でもあるのでしょう。
それを意識するところに写真が「写真」として生き残る道があるんだろうと思います。
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この回答へのお礼

お教えありがとうございます。
デジタル時代になり、簡単に画像合成が出来るようになっていることの認識が、まだ、コンテストの主催者や審査員が理解していないようです。
コンテストに一度入選した画像が、合成だからと取り消されたように聞きました。
改めて、今後の写真のあり方について考えてみます。
再度、お礼を申し上げます。あるがとうございました。

お礼日時:2010/12/19 10:37

はい、写真ですよ。


フィルムの時代から、合成加工はあります。
デジタルになって、それが誰でも簡単にできるようになっただけの話。

ただし、コンテストで合成加工不可もあります。
これは、写真か否かではなく、そう言う応募規定と言う事です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。確かにその通りですね。
ある写真コンテストで、合成画像だから入賞を取り消すという事態が発生したようで。
主催者の認識の甘さですね。

お礼日時:2010/12/19 10:26

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