激凹みから立ち直る方法

こんにちは。
私音楽にすごく憧れがあります。ピアノ歴は八年です。昔からいろんなピアノ曲を弾きました、でもいつか自分の音楽を作りたいです。それと耳コピーにもすごく興味あります。いつか人を感動させられるのピアノアレンジを弾きたいです。

以前も何度か作曲を試したことありますけれど、いつもつまらない曲になりました、感動的とか、何か伝わったとかとても言いえないです。 

それで耳コピーと作曲のためには私は一体どんな知識が必須なのか知りたいです。

音楽学校に行ったほうがいいのかな。 もし行ったらどんなコースを専攻すべきなのか。

お願いします!

A 回答 (3件)

スケール理論とコード理論を勉強されることをお勧めします。



耳コピって根性でもできますよね。耳を良く澄まして音源を聴くだけなので。
でも、途中でコード進行などが分からなくなってしまったりと迷子になって挫折してしまうこともあります。
そこで役に立つ知識はスケール理論とコード理論です。
これらを覚えるとどんなことができるかと言うと…

・まず耳コピしたい楽曲のキー(スケール)を探り当てます。
 スケール(ドレミ)を紙に書き出します。
・スケールを参照して使用されるコードを導き出します。
 コードを紙に書き出します。

転調しない限り楽曲で使用される音はこれらで構成されていますから、分からなくなった時はこのメモを参考にしながら探ってみるのが近道となります。
ポップスなど一般的な音楽はダイアトニックスケール(7つの音で構成されるスケール)ですから、コードも7種類(ダイアトニックコード)を組み合わせて進行が構成されています。
これら7つを前もって書き出しておくことが耳コピの作業として大変便利になるのです。

また、コードは正式名(直接名)だけでなく頭の中ではディグリーで把握する癖をつけると楽曲の分析に役立ちますし、それが作曲の知識にもつながりますのでお勧めします。
ディグリーとは絶対的な表記手法とでも思って下さい。数字で表記します。

ハ長調 ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ
ニ長調 レ・ミ・ファ#・ソ・ラ・シ・ド#

この二つのスケールは実際に弾いた時はキーが違うだけの同じ音の流れとなりますよね。でも、表記すると全く別物のように見えてしまいます(絶対音感があったり、理論や譜面に慣れている人は問題ないのですが)
これをディグリーで表記すると

I・II・III・IV・V・VI・VII

となります。どのキーでも同じです。同様にダイアトニックコードもこのように数字で考えておくことがとても役に立つのです。
例えば、耳コピをしているときに「あ、この曲はキーが違うからコード名が全然異なっているけど、以前耳コピした曲とコード進行は一緒だ」といったことに気づきやすいため、比較分析なども行いやすくなります。
また、お気に入りのコード進行があったときにディグリーで覚えておけば作曲時もすぐに使えます。コード名で覚えていると、いざ使おうとしたときにキーが違っていたら一度転調させて考え直さないといけないので困りますよね。そうこうしているうちに頭の中に浮かんでいたメロディーがどこかへ行ってしまったり…なんてことも私は良くありました(笑)
相対的に把握する必要のないディグリー表記は、普段は譜面上でお目にかかることはあまりないかもしれませんが、頭の中ではフル活用できますのでぜひ慣れてみて下さい。

と、ものすごくいい加減かつざっくばらんに説明しましたが、興味を持たれましたらぜひチャレンジしてはいかかでしょう。
これらの理論は市販の参考書などで勉強することが可能です。
また、これは私が若いころに音楽誌で読んだ記事のアドバイスなのですが…参考書はウマが合う合わないがあります。なので、一冊買って読んでみて分からなかったからといって諦めずに二冊・三冊と買ってみることをお勧めします。無理に「一冊目を全部理解してから二冊目を」なんて考える必要はありません。お店で立ち読みしているときに特定のページだけでも「これスゴイ分かりやすい!」と思ったら買いです。家に帰って附箋をつけておくと便利です。
つまり、決定版となる一冊にめぐり合えることを考えるのではなく、「この理論はあの本、あの理論はそっちの本」と複数冊の本を使い分けて自分なりのライブラリを作った方が理解が早まるのです。また、こうすることでどれかの参考本をとっかかりに以前買ったけど良く分からなかった参考本も理解できるようになったりと、相互理解が深まりますのでいずれ全部役に立つ日が来ます。

不思議なもので本格的な理論書より、楽器の練習本に書いてある理論コーナーが分かりやすかったりすることもあります。雑誌の記事でもすごく納得できる説明が書かれている場合もあります。
これは人それぞれなので、どの本がお勧めとは言えないのですが、本屋や楽器屋に寄ったらとにかくいろんな参考書を覗いてみることですね。

プロの作曲家や演奏家になることはまた別の話なので、まずは独学からチャレンジで良いと思いますよ。一応、私は職業にしているのですが10代で作曲を始めた時に独学だったので…これらは後から気付いたことですね。

素晴らしい楽曲ができると良いですね!楽しみつつトライして下さい。
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この回答へのお礼

丁寧に教えてくれてありがとございます、勉強になりました。

お礼日時:2011/01/09 00:21

作曲については知りませんが、耳コピは知識の問題ではなくて能力の問題です。


ピアノは音を聞かなくても目で見て叩けば(調律してあれば)正確な音程が出てしまいますから、音感を養うには不利な楽器です。
管弦楽器は、少なくともまともに合奏をしようとするなら、いわば自分で調律までしなければならないことになりますから、割と自然に音感が育ちます。
金管楽器に至っては、自分で自分の音を聴いて判らなければ、自分が何の音を出しているのかも見当がつきませんので、耳コピするにはまだ足りないまでも、音感の養成は楽器に強制されます。

ピアノのレッスン等で、聴音の練習はしているでしょうか?
耳コピは、基本的にあの延長です。
まずは耳コピの何のという前に、ヒット曲やら聴いた曲を鼻歌で歌えるんじゃないでしょうか?
自分が鼻歌で歌った音がそれぞれ何なのかを譜面に記載すれば(あるいは楽器で演奏できれば)耳コピです。
例えば、森山直太朗の、「サクラ サクラ 今 咲き誇る」と鼻歌で歌ってみてください。
私は絶対音感も持っているので頭の音は決まりますが、おそらく相対音感の人は、適当に何かの音と決めてしまうのだと思います。
あるいは、原曲を聴いて、それと同じ音を鍵盤等で探すか。
頭の音が決まったら、あとは相対音感で次々に決めていくのだろうと思います。
まぁそうやって歌っているはずです。

> 音楽学校に行ったほうがいいのかな。

一生遊んで暮らせる大金持ちの家の子なら止めませんが、そうじゃないなら、好きなことを何でも進路にして良いわけではない、とは言っておきます。
xxという専攻があったとしても、その先に道があるとは限りませんので。

> 以前も何度か作曲を試したことありますけれど、いつもつまらない曲になりました、感動的とか、何か伝わったとかとても言いえないです。 

まずは何でも良いから出てくることが重要では。
広瀬香美さんは、思い浮かんだフレーズをカードに書いて、そのカードを箱に収納していたと思います。
音階の上下とフォルテピアノの関係や、跳躍や、コード進行の基本パターンとその印象などがまず頭に入ってなければならないのだろうなぁという気がします。私はさっぱりですが。
自分で色々な曲を歌ってみるのも重要でしょう。
この国では音符を正確になぞればそれで終わりということが多すぎますので、そうではなく、感動的に歌うということを日々心がけることが重要でしょう。
論理的整合性も大事かも知れません。
例えばブラームスの交響曲ですが、私は大嫌いです。論理的整合性に欠けるから。ただ綺麗なフレーズを張り付けているだけだから。
この辺りを磨くには、中高の数学が有効です。パターン認識力とかね。
パターン認識力が壊滅状態だと、おそらく直感に頼った作曲や音楽解釈しかできないんじゃないかと思います。
この曲が感動的だった、としても、なぜどうしてそうなったか判らないから、自分の曲に取り入れられないとか。

NHKで坂本龍一が作曲のあたりの番組をやっているはずですから(終わった?)見てみると良いでしょう。
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この回答へのお礼

一つ一つこたえてくれてありがとうございます。 勉強になりました。

お礼日時:2011/01/09 00:05

作曲をしたければ作曲科なんですけど。


クラッシック調の曲でもJAZZでも同じなんですが、ピアノというのは楽器そのものがオーケストラと同じ役目を持ってます。ピアノで弾けないレンジは無いのでオーケストレーションする前にはピアノ譜というものを書いて、それをオーケストラの楽器ごとに役割分解していくわけです。

曲全体のイメージを表現するわけですから、右手、左手が今どの役割を持っているか考えながらアレンジします。その為には和音、スケールは重要でいわゆる和声楽の知識が必要です。

低音と高音をどのようにバランス良く配置しメロディをそれぞれ和音のスケールからずれない程度にメロディアスに作っていくわけですね。

あとは才能次第です。ピアノ曲をオーケストラ譜にするには管弦楽法の知識が必要です。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます   参考になりました

お礼日時:2011/01/09 00:03

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