ずばり、コロンブスはジェノバの毛織物職人の息子でありながら、
なぜしつこくプレゼンを行ってまで、航海に出たのでしょうか?
私のイメージでは、当時の航海は、いちかばちかの大ばくちも
いいところで、へたをすれば命を失ってしまう危険もあったもの
だというものです。
生半可ではないハングリー精神がなければこんなことはできな
かったと思いますが、コロンブスの生涯に、どこにそんなハングリー
精神を養うきっかけがあったのでしょうか? 例えば、多額の
借金を抱えており、乾坤一擲の賭けに出ざるを得なかったなど、
誰もが納得できる事情があれば腑に落ちるのですが。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
>ハングリー精神を養うきっかけ
オスマントルコが東洋との通商路を領土とし、高い関税をかけたため、香料などが不足し値上がりました。
ですから、たとえば5隻の船団で出かけて1隻でも荷物を積んで戻ってくればぼろもうけ、だったはずです。
このため、ポルトガルを筆頭に、東回りでかなりの船団が出かけました。
したがって、コロンブスだけが西へ向かった理由はただ1つだけです。
・地球の大きさを間違えていた。
コロンブスの使った地図です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%AA% …
地球の大きさは1周3万キロくらい。(今の単位で。)
これが正しければ、コロンブスの航海くらいの距離で東洋に着きますが、
1周4万キロと、正しい値を知っていたら、コロンブスの航海+1万キロの航海が必要と計算されます。
コロンブスは3万キロのほうを信じていたため、西回りが近いと考え、西回りを選んだ。
ポルトガルの船乗りは、地球の大きさを正しく把握していたので、陸伝いに行ける東回りを選んだ。
コロンブスの項に、何故、ほかの航海者が東回りなのか理由が書いてあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA% …
>コロンブスの航海距離の見積もりが短すぎる(2,400マイル, 3,860 km)
No.4
- 回答日時:
おおざっぱに言うと、東がイスラムに押さえられていたので、しかたなく西を選んだ。
職人の子として、ビジネス的なうまみを求めていた。借金など、お宝一掴みでチャラ、のつもり。これってばくちや借金で負債を膨らませる多重債務者と同じ。
船は安いものではないので、船を買い、乗員を揃え、食料などを集めるためには金がいる。だからプレゼン。これが後に、英国のロイズ喫茶店にたむろするお金持ちから出資者を募る、株式投資のシステムが生まれた。決して、大ばくちという訳ではありません。
No.2
- 回答日時:
まず、このような限られた字数した書き込めない場では、ものすごく簡単にしか回答できないことをおわかりください。
ちゃんと回答すると、参考文献だけで膨大なものになります。
当時の青年の流行りだった。満州で一旗揚げる、みたいな。
しかし、大店の若旦那がギリシアまで行くつもりのような小さな船で出港して、出港したは良いが帰ってくる者がいない。生きて帰ってきてもイギリスに行ってしまったとか、モロッコに行っただけとか、アフリカの西海岸に辿りついて墓まで建てた後にぼろぼろになって帰ってきたとか。
どうやらこの世界は、思っている以上に大きいと考えて最高の航海士や最高の船大工やなんやらを雇って、桁違いの大きさの船を造ろうとした。そのためには莫大な金がいる。親父の金では間に合わぬ。スペインのイザベラ女王に頼んだ。金を持ち帰って元はとります、と言って。この辺の営業のうまさは、単なる道楽息子ではなく、ちゃんとした御曹司。もっとも持ち帰ったのは、6回も行って、梅毒とタバコだけだったが、でも部下たちや後に続く者たちがジャガイモやトマトを持ち帰ったので、それはそれで良しとされた。
ハングリー精神よりも、時代の風潮と、他人の失敗を見て、常識を超えた準備をしたこと、そのためのスポンサーに、これまた常識を超えた人に営業したこと。
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