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板違いかもしれませんが、ここにいる人達なら詳しいかと思い質問させていただきます。

自動車は今でも製販一体です
よって価格も電機ほどは値崩れしてないように思われます。
なぜ自動車に並ぶ程の産業だった電機が製販一体が崩れたのでしょうか?
また、なぜ自動車は今でも維持できているのでしょうか?

何卒宜しくお願いいたします。

A 回答 (5件)

「製販一体」とは、トヨタの場合、以前は自工と自販が別会社であったが、吸収合併したことを言います。

貴方の定義は?

この回答への補足

ディーラーを直接抑えているというところです。
電機のように量販店が幅を利かしてない
系列を超えた販売が出来ないというところです。

補足日時:2003/09/04 19:22
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#1です。

家電市場では、コジマやヤマダなどの量販店が市場支配力を持つ一方、松下などの特約店が没落しています。物余りで、かつ品質に差異がなく、「価格破壊」になると、量販店は仕入れも安く、人件費など販売経費も安いので有利になります。これは、特約店モデルに依存した「松下電器」の経営判断の誤りです。現在の中村社長は、過去のモデルを破壊し、社員の意識改革を推進しています。対照的に、自動車では、トヨタを含め、常に変化を恐れず、ビジネスモデルを変えて、挑戦しています。

この回答への補足

不勉強で申し訳ないのですが、トヨタのビジネスモデルの変化というのは具体的にどのようなものだったのでしょうか?

補足日時:2003/09/07 16:08
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こんにちは。


「製販一体」をどのように理解・定義するかにもよりますが、次のような考え方はいかがでしょう。

いわゆるディーラー系列の考え方を製造・販売の一体性でとらえておられますが、これを製造・販売・保守のセットでとらえると理解できると思います。
すなわち、かつては家電品も車と同様に高価で、地元販売店による修理や点検が有効でした。この場合、同一・類似設計の製品の修理経験が多い店は依頼者にとっても安心感があり、事実、技術情報上も実際の技術的にも「製造」の系列下で、「販売・保守」が一体となった状態が世の中にも受け入れられやすかった形態といえるでしょう。

 しかし、お気づきと思いますが、家電品は部品の微細化が進んで販売店での修理も困難になるとともに、低価格化も進んで修理のメリットが減ることとなりました。
 従って、「製販一体」は「製販保一体」の意味であり、この体制は「高価で」かつ「専門の技術を要するような地元での保守が有効」なものに限られるため、現在では自動車だけに残された道といえるでしょう。

(「家」は高価ですが、「保守はどこの業者でもできる」ため、自動車ほど系列化・固定化はしにくいでしょう。また、「時計」は、かつての機械時計の時代でも、構造の共通性が高かったために、系列化は進まなかったと言えるようです。もっとも、自動車販売店の系列化もいろいろな面で崩れつつあるようですが。)

 さて、ご参考になりますでしょうか。

この回答への補足

家電品の部品が微細化してるとは知りませんでした。
てっきり逆に単純化していってると思ってたので・・・
販売店に修理できないというのは確かに存在意義がかなり薄まりますね。

自動車は板金塗装屋とかは修理はできないのでしょうか??

補足日時:2003/09/07 16:02
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この回答へのお礼

家電の販売店制度が崩れ始めたのはいつぐらいからなのでしょうか?
もしご存知でしたらご教授願います

お礼日時:2003/09/07 16:10

素人です。


電機は家電のことですね?一般の電機は値崩れしていないと思います。
自動車と家電の大きな違いは、年間の販売(製造)台数の違いではないでしょうか?
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こんにちは。


間があいてしまいましたが、追加ご質問をいただいていましたので再びjoshua01です。

○ 家電品の部品が微細化してるとは知りませんでした。 てっきり逆に単純化していってると思ってたので・・・
自動車は板金塗装屋とかは修理はできないのでしょうか??
→ 家電品の部品が単純化しているとのご認識も正しいと思います。例えば、以前はIC(集積回路チップ)が10個で構成されていたものが、現在はLSI(高機能な集積回路チップ)1個ですむようになりました。一方で、ICに内蔵できない部品は、数mm大で、はんだ付け間隔も数mm程度だったものが、今ではチップ部品という1mm大で、はんだ付け間隔が0.5mmというような構成になり、手持ち式のはんだごてでは部品を外すこともできなくなりました。このような場合は、基板ごと交換になり、修理の手順は単純化したものの、みかけの修理規模を大きくし、「修理」そのものを非現実的なものにしています。
 自動車では、物が大きいだけに「メーカに送って修理」が困難で、いわゆる板金屋さんや町工場でも比較的広く修理に取り組んでいますが、地元での点検・修理の需要の高さの一方で、「車種ごとに異なる専門技術が必要」との背景が「系列店の信頼感」の醸成にもつながって、ディーラー制度が色濃く残っているようです。

○ 家電の販売店制度が崩れ始めたのはいつぐらいからなのでしょうか?
もしご存知でしたらご教授願います
→ 統計的に正確に知っているわけではありませんが、1980年頃から、家電品の集積回路化・部品の微小化が急速に進み、同時期に製造ラインの自動化や円高による工場の海外移転が進んで、家電品の低価格化と修理の技術的困難化をほぼ同時期にもたらし、これを背景に数年後に誕生した家電量販店(保守を考えず、価格競争力を中心に営業する電器店)の拡大により系列店制度はほぼ壊滅したとみて良いでしょう。
もっとも、松下電器などはまだ「町の電器屋さん」を応援するCMを打っているようですので、「絶滅」はしていないようですが。

 ご参考になれば幸いです。

この回答への補足

レス遅れてすいません
修理だったんですね
盲点でした
大変参考になりました。
ありがとうございます。

もし家電販社の崩壊過程を取り上げている本をご存知でしたらご紹介頂けたら幸いです。

補足日時:2003/09/21 20:38
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