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写真は真下から天井を見上げたところです。
クリプトン球ですが、口金が右側にあります。
新築で買ったマンションなので、最初からこの仕様です。
家の中の複数の場所でこうっています。

球切れで電球を交換した時初めて気付いたんですが、交換作業のやりにくさに腹が立って質問させていただきました。

交換作業がやりにくいばかりでデメリットしかないように感じますが、
およそ世の中のありようには、何らかの理由があると思うのです。
しかし、何故横に口金部があるのか全く分かりません。
なぜ旧来のように縦位置ではいけないのでしょうか?
天井の裏側に上下方向の余裕はたっぷりあります。

「電球の口金部が横位置のメリットは何ですか」の質問画像

A 回答 (4件)

ディベロッパーの都合?



いえいえ、ちゃんとした理由があります。

住宅を設計する場合、天井高を高くしたいお施主さんは多いですが、
天井が低くても構わないと考える方は少ないのです。
一方、建物の高さは斜線制限などで上から抑え付けられるのが
普通です。 これは近隣の日照権に配慮したものです。
また、外壁や内壁に貼られる材料も1センチ単位で自由に発注できるのではなく、
決まったサイズで流通しています。 短くする場合は現場でカットしますが、
相当量の作業になるので工期にも影響しますし、ゴミも出ますが、例えば
数センチ切り詰めたとしても家の品質には殆ど反映しません。 逆に少し
足りない場合は短冊みたいな切れ端を足さねば成らず、当然それを支えるために
わざわざ下地を入れなければなりません。 例えば、耐震強度的にはむしろ
落ちるでしょう。

このように、市街地での建築はいかにして高い天井の空間を抑えられた
斜線空間の中に造り上げるかに様々な課題を含みます。

さて、天井と上の階の床の間をフトコロと呼称していますが、床の厚み、床を
支える梁の成、二階のトイレなどの排水管、空調関係のダクトや天井を支える
野縁などの下地材でフトコロはひしめき合っています。 木造住宅でも40cm程度は
無ければこれらが納まらないのです。 マンションなども事情は同じです。

ここに、ダウンライトの電球が直上にねじ込む製品だと、電球を取り付けるソケットや
配線部分が数センチ高くなります。 更に、クリプトン球などの白熱系の場合は
天井裏で異常加熱しての火災を予防するために数センチの空隙を設けるように
製品仕様で指示されています。 たかが数センチでも狭いフトコロの中では
非常に問題になることが設計で多いのです。 極論すると、3mmでも材料に当たれば
その材料を削ったり、安全空隙が確保できなければ不燃性の断熱材で巻くなりの
対処が必要になります。

このような狭いフトコロ事情が日本の都市部に多いのは、建築法規と顧客ニーズの
他にも地価高騰により建売住宅の敷地を分割する才に、販売価格帯のキープと
利益優先目的の狭小敷地分割によって斜線制限が厳しくなるようなケースが激増した
ことが背景にあります。

細かいことですが、真下を照らすタイプのダウンライト照明器具だと、電球を横に配置
した方が、球面反射板の中の真下を照らす頂上部の反射面が確保できて明るくなる、と
いう器具設計のコンセプトもあります。

滅多に無い電球の交換の簡易性よりも、コンパクトさのニーズや火災予防などの方が
製品開発に際して優先された、そういうことです。

おまけですが、クリプトン球の変わりに使えるLED球も普及してきましたが、球の内部に
電子回路が内蔵されているので一般電球より熱に対してデリケートで、使える器具と
使えない器具があります。 新しく照明器具を選ばれる場合にご参考になさってください。
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この回答へのお礼

実はマンションの最上階の部屋で、リビングの天井は階下の部屋よりも高くとってあります。
写真の部分はキッチンで、リビングよりかなり天井高が下がっていて、構造材も無いと思える場所なんです。(なので質問文にも『天井の裏側に上下方向の余裕はたっぷりあります。』と書いたんです)
改めて見てみたら、一番天井が高い部分より30センチは下がってますが、下がった部分の形的にやはり構造材のために下げてあるとは思えません。
結局のところ、『スペース的な余裕があっても、横位置の方が大量に流通していて安く手に入る』ってことなんでしょうか。

ただ
>電球を横に配置した方が、球面反射板の中の真下を照らす頂上部の反射面が確保できて明るくなる
というのは思いつかなかったです。
言われてみると何となくそんな感じもします。
一般的には回答していただいたような実利的な理由もあるのだと思いますが
我が家の場合、明るいというのが一番のメリットなのかも知れません。

お礼日時:2011/01/31 23:10

器具の高さを低くして天井裏に構造材があってもとりつけられる自由度を高めるためでしょう。


また、断熱対応から小屋裏に熱を発散できるタイプの器具の需要も減っており器具内に熱が貯まらないように今度は逆に室内に熱を放散させなければなりません。深い縦型取付の器具は不利です。
もちろん縦型にとりつける器具もありますよ。かなり減ったというイメージはありますが。
でも、質問者様のお家だけでなくできるだけ多くの部位に利用できるためには取り付け位置が限定されない商品を作るのはごく普通の商品開発手法だと思います。
白熱球から蛍光灯、蛍光灯からLED電球など電球の長寿命化も進んでいるので交換手間は二の次なのでしょう。
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この回答へのお礼

縦型に口金を付けると自由度が下がるんですね。
今の家に来る前は従来工法の大工さんが作ったような木造建築だったので、そんなこと考えもしなかったです。
ただ、今の部屋で写真の照明があるところは天井が下げてあって、その中に構造材も無いはずなんですよねぇ…

お礼日時:2011/01/31 22:58

少しでも安く作らないと売れません、


製造工程が省けるためではないですか、
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この回答へのお礼

この電球取り付けが家中にいくつかあるんですが、デべの都合だったんですね。
もし今後自宅をリフォームする事があったら、自費を払ってでも縦タイプの口金に換えたいです。

お礼日時:2011/01/30 23:21

近年の傾向として、クリプトン球などの小形電球を使用するダウンライトは、器具全体のコンパクト化を図るために、口金部が斜めに取り付けられている場合が多いですね。



業者さんは天井裏のスペースに余裕があるから従来からのタイプにしようなんてわざわざ考えないでしょうね。
メーカーの分厚いカタログの中から、安いからこれにしようというパターンが多いのではないでしょうか。
開発意図としては狭い設置スペースへの対応もあるでしょうが、器具がコンパクトな方がメーカーは梱包箱代や配送コストを抑えられますから、仕入れ価格が多少安いはずです。
特に、店舗やオフィスビル等のように取り付け台数が多いとちょっとした単価や大きさの違いでもトータルではかなり違ってきますが、一般家庭の一国民にとってはこれといったメリットは無いように思います。

省エネを考えてLED電球に替えるときは、対応するLED電球探しが面倒ですよね。
http://greenpost.way-nifty.com/sinaken/2010/04/e …
「電球の口金部が横位置のメリットは何ですか」の回答画像1
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
縦より横の方が安いんですか?
口金の部品そのものは同じだと思うので、どうすると省スペースなのかイマイチよく分かりません。
取り付け部分の都合で安くなるんでしょうか?

>一般家庭の一国民にとってはこれといったメリットは無いように思います。

やっぱりそうですか。
電球交換がすごくやりにくいんですが、ユーザーよりデベロッパーの都合ってことなんですね。

お礼日時:2011/01/30 23:19

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