アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

待機児童問題がニュースで良く取り上げられていますが、待機児童が多い地域ではもっと公立、認可保育園を作るべきではないでしょうか?知識不足ですがm(__)m

A 回答 (7件)

保育士が不足している、認可される条件が厳しい ・・・ 様々な解説がなされていますが、最も効率的は解決策は 「多すぎて困っている幼稚園との一体化」 です。



これが実現できれば待機児童の問題は一挙に解決するはずです。

小学校に入学するまでの 「養育機関」 という意味では何ら変わるところは無いからです。

ところが、ご存知のとおり保育所は厚労省、幼稚園は文科省と、所轄する官庁が違うわけです。 ここに利権の争いがあって、いつまで経っても問題が解決しないわけです。

「幼稚園と保育所では先生の免許が違うから難しい」 と言う人が多いですが、そんなものは法律を改正すれば終わる話です。

「給食設備の必要性の有無が違うから難しい」 と言う人もいますが、そんなものも法律を改正するなり、もし物理的に設備を容易するスペースが無いのなら、給食センターに外注すれば終わる話です。

何も難しい事はありません。 

要は、「どれだけ子供たちの事を考えて社会制度を変えるか」 という、本気度の問題です。

ただ、大人たちの既得権益の争いが続く限り、待機児童の問題は未来永劫、無くなる事はありません。
    • good
    • 0

認可施設には厳しい設置基準があります。


主に立地の条件が厳しく、都市部での基準クリアは困難です。
なぜそのような基準が必要かと言えば、補助金、つまり税金を出す以上は一定の公共性が必要であり、公平なサービスを提供するべきである、という前提があるからです。
このあたり、公共・民間問わず認可施設であれば条件は同じです。
つまり、都市部の認可保育所は官民問わず設置・運営コストが高いので、参入する事業者にとって足かせとなっているということです。
最も投資額とリスクが少ないはずの「公設民営」形態ですら、受け皿となる民間事業者には経営に望んで相応の体力が必要というのが実際のところらしいです。

しかし、多少コストが嵩んでも、人口に応じた需要があるならば相応の財源調整を行うべき、あるいは赤字が避けられないならば公設すべき、というのも公共の視点からして受益者にとっては正当な主張でしょう。
ここで行政側の財源問題となるのですが、6年ほど前の小泉改革の中で、保育に係る財源について、設置実績に応じた国庫負担から人口規模に応じた一般財源に変更されました。
これにより、高コストの都市部では更に設置・運営のハードルが上がったと言われます。
(都市地方を問わず地方交付税により一般財源の条件は均されているので、支出単価の高い都市部の方が不利なのです)
何よりも、新たに認可保育所を設けるほど自治体は手出しが増えるので、借金漬け地方財政の昨今では新たに認可施設を増やそうという自治体は滅多にありません。

そうなるとやはり、基準そのものを見直さないと活路は開けないようにも思われますので、サービスの質より受益機会の公平化の方を重視して設置基準を差別化するなどの方策を検討すべきでしょうが、設置基準は安全基準と表裏一体なので、制度設計の落としどころは実に難しいです。
このあたり、政府と議会だけでなく革新系首長と中央官僚の間でもあれこれと駆け引きが行われているようですが、国民(というかマスコミ)の関心は低いように見受けられ、それを受けてのことか分かりませんが、先日の予算委員会論戦でもあまり深化した議論がありませんでした。

また、保育士の人材不足ということも言われます。
これも設置基準に関わる問題が大きいのですが、それ以前に有資格者の数だけなら足りているらしいのに保育士として就業する率が低下しているのが深刻さに拍車をかけています。
実際、民営化が進んだ影響で、認可保育所の正規雇用率と平均賃金は大幅に下がっており、ベテラン不足とニーズ多様化への対応で現場の負担が過剰になりつつあるそうです。
(たとえば自分の知人の男性保育士も、民営化された認可保育所に就職したもののあまりの賃金労働条件の悪さに将来性をあきらめて製造業に転職しました)
率直に言えば、就業条件を引き上げることが可能なら不足はおおむね解決するわけなので、人災不足とは単なる結果に過ぎないわけです。
要するに、条件を低水準に押さえたまま人員を確保するのが困難だということです。
もともと、財政改革のため福祉厚生部門の支出をいかに減らすか、という観点から編み出された「構造改革」路線の元で行われた「民で出来ることは民へ」の流れが背景にあるのですが、元々利益の出ない経営形態でこれを行ったので、結果として、人件費合理化つまり賃金労働条件の切り下げと非正規化だけが進行し、マーケットの拡大には結びつかなかったわけです。
それでも財政のためと国民の支持を得て押し切ったのですから、その国民的選択を忘れて政府を批判しても始まりません。

もっとも、当時からこの事態への懸念を表明していた野党と官公労が協力して出来た現政権ですら、財源問題には手も足も出ず、制度改革にも決定に苦慮している現状をみるにつけ、この問題の根深さがよく分かろうというものです。

私の回答(というより意見)も議論の上っ面をなでた程度で云えた義理ではありませんが、今の現状、政府がどちらに舵を切るにせよ、おそらく国民的な議論がまだまだ不足しています。
    • good
    • 0

増えることによって既得権益が減る人がいるからです。

大都会以外の諸施設は少子化で縮小しています。そういったことに気付いて増えない理由をお考え下さい。
    • good
    • 1

多分、#3の回答にあるような無理解がこの問題を難しくしています。



まず、幼稚園と保育園の違いについて。
ざっくりといえば、預かる前提が違いすぎます。幼稚園は教育を施す場であり、保育園は幼児を預かり育てる場です。そのため、必要とされる施設が全く異なります。4時間の教育を施すための施設と8時間子どもを預かるための施設は全く異なることは分かると思います。


さて、保育園が増えない最大の原因は、必要とされる地域が限定されていて、場所の問題から相当に難しい、という問題があります。

保育所は定員60人以上で、一人当たり面積が3.3m^2以上です。簡単にいえば、200m^2以上は最低でも必要であり、これに基準面積外となる職員室や廊下・玄関等を加えれば最低でも250m^2程度になります。大体、テニスコートと同じくらいのサイズで、これが最低ラインです。また、必要とされる場所は駅の近く等、両親の通勤経路に比較的近い場所に集中し、比較的スペースの取りやすい郊外ならば幼稚園のほうがニーズが高い、ということが知られています。
比較のために幼稚園もあげておけば、職員室や廊下・玄関等まで含めて、1クラス当たり180m^2です。同じく60人規模だと2クラスなので320m^2が必要ですが、3クラス目からはクラス100m^2で済むので、例えば5学級にすれば620m^2です。大抵の幼稚園は5クラス(全国平均で5.2クラス)なので、職員室や廊下・玄関まで含めてギリギリ同じくらい、というのが現状です。

しかも、私設・無認可ならともかく公立や認可保育園であれば、まさか雑居ビル等に作ることはできませんし、予算等にも限りがあります(費用は親の収入によって決まります)から、なかなか場所の確保が難しい、というのが現状です。


これに加えて、幼稚園は運動場が必要とされますが、保育園にはありません。

ということで、無理に一体化しようとすれば、部屋はせまい方を、運動場はない方を、それぞれ選ばなければ、認可取り消しの幼稚園・保育所が大量に出ます。特に、運動場を義務付ければ保育園はほぼ全滅でしょう。もしそうなれば、狭くて運動場もない「幼保学校」ができるになってしまいます。確かに数字の上では減りますが、それが子どものために良いとは思わないでしょう。

無理に一体化させようとすると条件を緩めなければなりませんが、緩めると最低基準だけを満たした施設ができます(実際に東京では例がある)。長妻元厚労大臣がかつて視察の際に、廊下に寝かせればもっと詰め込める旨の発言をしていましたが、だれもそれには賛成できないでしょう。


保育士の数については、地域的な偏りは分かりかねますが、免許を持っている人間の数からいえば足りています。
    • good
    • 0

こんにちは。



3歳の子どもを保育園に預けるパパです。

0歳児~3歳児の待機児童が多くなっていることが問題になっていますね。

今度の国会で、議案が通れば、2年後には幼稚園と保育園が統合され、「認定こども園」になるそうです。
幼稚園側も保育園側も大反対みたいです。

そうなれば、待機児童も解消されるって話ですが、0歳~3歳児は、お金がかかりすぎて、補助金が不足するため、小規模保育っていう、3人以下の保育システムで対応するそうです。

聞いた情報で申し訳ありません。
    • good
    • 0

不足してるのは保育園ではなく「保育士」です。


いくら保育園を増やしても解決にはなりませんよ。

医者不足なのに病院は余ってるのと同じです。
    • good
    • 0

>待機児童が多い地域ではもっと公立、認可保育園を作るべきではないでしょうか?



ごもっとも!

で、お金は?
どこから?

認可保育は私立です
やろうと言う人がいなければ無理でしょ?

できればやってるよ! ・・・ それが真実でしょう
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!