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単純に、不登校問題って何がなぜ問題なのでしょうか?

学校に行かないというのはいけないことなのでしょうか?

ネット上などで調べてみると、
「多方面あるいは将来の日本の発展にも影響を及ぼす可能性があり、
社会的にも深刻な問題です。」

と、不登校について書かれていましたが、
いまいち何がどう問題なのかよくわかりません。


そして、もうひとつ疑問なのですが、
海外では日本のように「不登校」という問題はあるのでしょうか?


不登校というのはいけないのかとふと思ってしまったので質問しました。

宜しくお願いします。

A 回答 (12件中1~10件)

不登校はそれ自体が問題だという人や、勉強が進まないから、集団行動の訓練ができないから、などの理由で「登校しないこと」を問題視する人もいます。


これらをごっちゃにするといつまでたっても、問題点が見えてきません。

不登校になる原因は一度脇において、学校に行かなくなった後の問題から考えます。
まずは勉強のことでしょう。
そもそも、現代のように学校に子供を集めて勉強するようになったのは、たかだか100年ぐらいしかありません。日本に限らず、その程度ですし途上国に至ってはいまだに学校に行けない子供がたくさんいます。
またオーストラリアのようにとなりの家まで10キロなどというような地域に住む家庭では、学校に集めて勉強することもできません。このような場合は通信教育と数ヶ月に1回のスクーリングで教育が行われます。
ですから「学校に行かないと勉強ができない」というのは日本に自宅学習の受け皿と不登校者の成績の基準(内申書がつけられない)が無いだけで、不可能ではありません。
コストとやる気の問題です。

次に集団行動の問題です。
先に書いたように通信教育の地域もありますから、集団行動をどの程度学ぶか、という具体的な基準がないと、良い悪いの議論が本来はできないはずです。
また、近代教育以前は良家の子弟は家庭教師について勉強するのが普通であり、それでいて軍隊などの指揮官にもなったりしましたので、単純に集団行動を学べない、ということにはならないと思います。

要するに日本においては「普通のことをしない」ことが問題視されるわけで、学校に行っても勉強しない不良と不登校者は「けしからん」という非難だけ浴びて、まともなサポートが受けられないということです。

子供を持つ親、教育関係者からすれば、不登校児が「まともにサポートを受けられない」状態が続けば、その人にどのぐらいの不利益になるかは明らかです。ですから、なんとしてでも学校に行かせようとするわけです。
最近は自由の森学園など昔よりは選択肢が増えましたが、十分ではありません。

次に学校教育の目的を見てましょう。
近代的な学校教育は、近代的な産業とともに発展してきました。一国の経済を発展させるためには均一な教育を受けた均一な人材が輩出されることが望ましいからです。
これは、軍隊においては命令が隅々まで伝達(と理解)され集団的な兵力となることが目標ですし、会社などにおいても、会社の方針や指示が明確に理解され利益を生むことが目的になるからです。

特に日本においては、大量生産の時代にマッチした教育方針(管理教育)が徹底され、いまだに続いていることが不登校者を生む大きな要因だと考えられます。
技術的にはまったく難しくないipodやiphoneが日本で生まれないのは、均一な教育を実行している政策にも原因があります。日本ではスティーブン・ジョブスはなかなか生まれないからです(いや、才能としては生まれるのですが、教育課程でつぶされて均一になるか、不登校や不良になってドロップアウトするのです)

そもそも不良にしても不登校にしても、全体の母数からすればたいした数が生まれるわけではありません。しかしそれがことさらに問題視されるのは、「なぜあの子だけ学校に来なくてもいいんですか
?」という質問に、大人が(特に教育関係者が)答えられないからです。

日本の教育はいまだに「個性」を本当に受け入れているとはいえませんし、また国民も(子供を含めて)制服をアレンジする程度のことを「個性」と称しているのだから、笑ってしまいます。

本当に個性を尊重するなら、原宿系のとなりに萌え系が座り、その後ろには音楽系と婦女子が仲良く並んでいるぐらいじゃないとうそでしょう。
でもそれぐらい、各自が個性を出し、それぞれが尊重されるなら不登校なんてほとんどなくなると思いませんか。

日本は「均一」であることには世界に冠たる国です。しかしその基準があやふやになってきているから、それが将来に及ぼす影響を危惧して「社会的に深刻な問題」とされるのです。

彼らを受け入れる方策をとれば、なにも社会に影響は与えません。
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若者は、親の性代が残した借金(財政赤字による国債、地方債)を返済するために生まれてきたのですから、その親の世代の公的借金を返済する能力を付けてもらわにゃいけんのです。



その為には、学校に行って、無駄なく、読み書きそろばんを覚えてもらわにゃいけんのです。

だから、不登校などを認めておれば、いつまでたっても親の世代の借金が返済できないから、イケないのです。
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1,その人の教育が不十分なまま社会に出る可能性が


  高くなり、その人に不利だから。
  教育てのはその人のスキルとか、他人との付き合い
  方が下手になるとか、ですね。

2,そういう人は、将来、社会や国家のお荷物になりがち
  だから。

3,そんな人が沢山になったら、国力低下に繋がります。
  国際競争力にも影響するでしょう。


外国にもあります。
どの程度かは知りませんが、最近は中国でも
問題になっています。
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集団生活・・って何だろう?・・・話がそれます、すんません。


自分が学校へ行ってた頃の「集団生活を学ぶ」のと
今の「集団生活を学ぶ」のとに大きなズレがあるように思う
今は・・とにかく上の人の言いなりになって
はいはいと言っていればいい。

でもこれ・・社会に出ると役立たずとも言われる。
何も意見を言わないでただ黙々と仕事、
首になっても・・はいはい。
勉強だけなら、他でもいいし・・・

学校で集団生活学べるなら、
何で集団生活できない大人が増える???

世界では、もっと柔軟な教育してるところもある
もっと偏った教育もある。
日本は・・どうなっていくんだろう???
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No.7の追記



不登校自体が社会全体の利益として別に悪い事ではなければ、
そもそも国家権力によって国民皆を強制的に教育を受けさせる学校教育制度そのものが必要なくなってしまいます。
その現代の学校教育の重要性は、他の回答者方々がいろいろ述べていますから、それらを参照して下さい。
簡潔に言えば、歴史的背景として富国強兵に劇的に有効で、特に結果的に国民の生活水準が上がるから、世界中に広まったのです。
不登校を肯定する事は、その国民皆が豊かさを享受出来る社会の維持を否定する事に繋がるのです。
現代の学校教育制度がなかった中世以前の社会では、教育は限られた王族貴族などの支配者階級がうけるものであって、
農奴などの被支配者階級は満足な教育を受けられず、無知だから支配者階級に言われるかままで理不尽な支配を受け入れ、
支配者階級と被支配者階級の間では今よりも貧富の格差が大きかったし、被支配者階級から支配者階級へ移動は戦争での立身出世しかなかった。
もし仮に不登校を積極的に肯定したら、教育の重要性を認識出来ない家庭を中心に子供を学校に通わせず、
結果的に、その分、無知・無能の者が増えて、無知・無能だけではなく怠け者も増えて、社会が衰退してしまうだけではなく、
中世以前の様な酷い格差社会になってしまうんですよ。
それは、教育の重要性を認識出来たお陰で優れた能力を得て豊かな生活が送れる人々で構成される上流階級と、
教育の重要性を認識出来なかったが為に能力向上できないせいで貧しい生活を強いられる人々で構成される下層階級と、
格差が明確化し、固定化されてしまうんです。
だから、社会問題の一つになるんです。
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不登校→学校を通う年齢を過ぎた後、外に出られない、就職出来ない→大人の長期引きこもり、いわゆるニート


→働かない引きこもりどもの増加、そいつらを食わせる生活保護費の増加→まじめに働いている人々への増税、不公平

不登校になった奴って、そのまま、成人しても、ずっと、長期引きこもりに陥る奴が多いんだよ。
こいつらの面倒を見ている親も大変だし、その親が死んだ後に、社会全体で面倒を見るとなると、
その費用を税金で出している赤の他人である普通の人々にとっても、不公平感、すげー迷惑なんだよ。


世界中どこでも、いじめなどの校内暴力はあるし、それを原因とする不登校もあるでしょう。
世界中どこでも、うつ病や統合失調症などの精神病を発病する思春期の人々がいて、
それを原因として不登校になってしまうこともあるでしょう。
一部の先進国では、心理カウンセリング、思春期の人を対象とした精神医療とか、学校制度も柔軟なものにしているとか、
思春期でドロップアウトした人を救済する制度が色々充実しているそうですが、
その分、正常な人間にとっては税金は高いです。
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勉強は一人でもできるが、集団で生き抜く術は、集団の中でしか学べません。


そういった貴重な機会を自ら放棄するのは、大きな問題です。

不登校と一言で言いますが、本人の状態によって原因はさまざまです。
逆に、不登校と一言で片付けてしまう事はよくないです。日本の場合は、
殆どが逃げているだけですからね。
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日本国民の義務だから…ですかねえ。



中学卒業後は不登校になるくらいならやめればすむけど。

不登校がいるとそのクラスの先生がちくちく言われて、先生は必死に対応する…

大変ですね、日本。
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小学校中学校であるのなら、教師の評判、学校の評判が落ちます


その市町村の評判も落ち、転出する人間が増え、転入する人間は減ります
従って税収が減り、その町に住む人間は貧乏生活を強いられます
子供が減れば、教師の人数も必要なくなり、教師は生活の糧を心配する必要が出てきます
こんなトリックもあるんですよ

まぁ、それより学力が落ちると日本のGDPが落ちちゃうんですね
そうすると日本は技術しか売るモノが無いから、問題なんです
国が小さいから食料も買わないといけませんから
どうしても技術を売る必要があるんです
子供の学力が落ちると、将来国民全部が貧乏になっちゃうわけです
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現代では、単に「不登校」としてかたずけてしまいます。


何故、行かないのか?行かれないのか?理由を抜きにして。

*遊びたいから行かない

これは・・下の人の仰る通りですね・・。

*行かれない

この理由なんて・・誰も聞いてはくれません。
「困ったやから」が育っている半面
心を、精神を壊してしまっている人間も作りだされています。
「不登校」がいけないのか?
「不登校の原因を無視する」ことがいけないのか?

難しいですね・・・。
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