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業務用エアコンのポンプダウンについてですが、いくつか疑問があります。

1.ポンプダウンをする際は冷房運転でするということですが、なぜ暖房運転では駄目なのでしょうか?
また室外機ではなく、室内機に冷媒を封じ込めるときも冷房運転なのでしょうか?

2.ポンプダウン前にしばらく冷房試運転をするとありますが、それは何故なのでしょうか?

自分なりに調べてみたのですがどうしてもわからなかったので質問しました。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

レスが付かない様子なので



ご存じの様にヒートポンプエアコンの冷房 暖房は
室外機の四方弁の切り替えにより 室内機と室外機が反転して
運転しています、
つまり蒸発機と凝縮機が入れ替わる訳です
冷房運転の場合は室外機が凝縮機となり冷媒が圧縮され液化する時に
加圧で発生した熱を室外機のフィンで冷却し高圧で中温程度の半分気体半分液体
の様な状態で室内機へ送られます(機械によっては室外で膨張 室内で膨張)
そして室内機の蒸発機アルミフィン部で一気に蒸発 その時の気化熱で
室内を冷却しています
そして蒸発しきった冷媒は気体で室外機へと低圧ガス冷媒で圧縮機へと戻ります

よって冷房運転時は この圧力差を利用して室外機へと冷媒を吸引回収すること
が可能となります

暖房運転時は室内機は凝縮熱を放出するだけで それぞれの冷媒配管には
差圧がそれほど発生せず 室外機の圧縮機を利用しての吸引回収が困難となります

業務用の床置き室内機の場合も 室内機に圧縮機等の基幹設備を室内機側に持ち
室外機には リモートコンデンサーと言い 凝縮熱を捨てに行っているだけなので
同じく循環にあまり差圧が無く 吸引回収が困難となります

これ等の理由から暖房運転でのポンプダウンは困難な由縁です

ポンプダウン前に冷房運転を行うと良いとされるのは
冷媒と供に循環している冷凍機油が冷媒に良くなじみ効率よく
回収できる様にと云った事からです

運転後直ぐに閉鎖弁を閉じてしまうと冷媒は回収できても
室内機や連絡配管に冷凍機油が滞留してしまう等の事が起きます

実際には冷媒の循環にをもっと色んな機器が介在しており
もう少し複雑なのですが 掻い摘んで云わせていただくと
以上の様な感じかと、

取りあえず。
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