10秒目をつむったら…

放射線の危険な量の被曝はそもそも人体にどのような影響を及ぼすのですか?

A 回答 (3件)

こんにちは。



「危険な量」という表現だと青天井ですね。

下から順番だと、いちばん起こりやすいのは、癌、白血病です。
あと、放射線は遺伝子の突然変異をもたらすので、本人だけでなく子孫が影響を受ける場合もあります。

さらに浴びると、吐き気。

さらに浴びると、髪の毛、皮膚が明らかにおかしくなり、死ぬ一歩手前か死ぬかです(JCOの臨界事故で作業員が死にました。)。

ちなみに、
学生時代、多量の放射性物質を使った実験をやったとき、その物質を持ち運ぶ作業は教授がやってくれました。
「君はこれから子孫を作る世代だから」と言って。
天然の放射能が、生物の進化をもたらしたと言われていると思います。
よい突然変異なら進化して、悪い突然変位だと滅びるということだと思います。

あとは、放射性物質を吸ったり口の中に入れたりするのがよくないです。
体の中の特定の部分にくっついて、その周辺の細胞を集中攻撃します。
代表例は、ヨウ素の放射性同位体とプルトニウムです。
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この回答へのお礼

進化のところが興味深かったです。ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/16 17:33

昔、テレビで見た内容ですので正確には覚えていないのですが、放射線によって細胞核の中にあるDNAが損傷を受けます。

DNAが損傷を受けると細胞分裂やタンパク質の合成が正しくできなくなることから、日々の細胞の新陳代謝ができなくなる、細胞がガン化するなどが生じて死に至ります。
こういうメカニズムなので放射線を浴びても痛くはないし浴びていても平常なのですが、2,3日以内に体の機能障害が現れ治療を受けても30日ほどで死に至るようです。

詳しくは、「放射線障害」で検索してみてください。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすかったです!
放射線障害も調べてみます。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/16 17:32

白血球の減少、リンパ球の減少、白血病、癌、水晶体混濁、出血、脱毛、永久不妊、白内障、皮膚の紅斑などが起こり、死亡することもあります。

人体に対する放射線の影響は下の通り。

単位はミリシーベルト (mSv)
0.05原子力発電所の事業所境界での1年間の線量。
0.1 - 0.3胸部X線撮影。
1一般公衆が1年間にさらされてよい放射線の限度。
放射線業務につく人(放射線業務従事者)
(妊娠中の女子に限る)が妊娠を知ったときから出産までにさらされてよい放射線の限度。

2放射線業務従事者
(妊娠中の女子に限る)が妊娠を知ったときから出産までにさらされてよい腹部表面の放射線の限度。

2.4一年間に自然環境から人が受ける放射線の世界平均。

4胃のX線撮影。

5放射線業務従事者
(妊娠可能な女子に限る)が法定の3か月間にさらされてよい放射線の限度。

7 - 20X線CTによる撮像。

50放射線業務従事者
(妊娠可能な女子を除く)が1年間にさらされてよい放射線の限度。

100放射線業務従事者が法定の5年間にさらされてよい放射線の限度。
放射線業務従事者が1回の緊急作業でさらされてよい放射線の限度。
妊娠可能な女子には緊急作業が認められていない。

250白血球の減少。

500リンパ球の減少。

1,000急性放射線障害。悪心(吐き気)、嘔吐など。水晶体混濁。

2,000出血、脱毛など。5%の人が死亡する。

3,000 - 5,00050%の人が死亡する。
(人体局所の被曝については3,000 : 脱毛、4,000 : 永久不妊、5,000 : 白内障、皮膚の紅斑)

7,000 - 10,00099%の人が死亡する。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A2%AB%E6%9B%9D# …

参考URL:http://p.tl/Cr6H
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この回答へのお礼

詳しく回答してくださりありがとうございました。

お礼日時:2011/03/16 17:30

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