プロが教えるわが家の防犯対策術!

雨水が地下30mまで到達する速度は、どの程度ですか?(もちろん、地質によって異なると思いますが。)

A 回答 (1件)

『地表に降った雨などが地下に浸透し、直下の帯水層に到達する時間は、せいぜい数日から1か月程度ですが、帯水層を流動する速度は遅く、上記のように1キロメートル流れるのに、何年もかかります。


http://homepage3.nifty.com/jagh_torikichi/faq/fa …

大きめの植木鉢や大きなスチロールの箱に、黒土を3回に分けて入れ、最初に1/4入れたところでしっかり押し固め、次に1/4入れて柔らかく押し固め、最後に1/4をただ落とし入れて、上の1点から如雨露で水を撒いたとすると、それぞれの層の境目のところで水は水平方向に広がります。

鉛直方向にどう浸透するのかは、層の上から下への透水のしやすさと、水平方向の流れやすさとのバランスで決まります。土壌が同じ状態なら一般的には、浅いところでは、水平方向よりは鉛直方向に流れやすいのですが、20mを超える深いところでは水平方向と鉛直方向の流れやすさは近づいてきます。また、深さ数十メートル同じ土壌が続くこともありますが、異なる地質の土壌が何層も重なることが多いです。 そのため、掘っていくと地下水のある帯水層に当たります。上から浸透してきた雨水はこの帯水層に溜まる傾向があります。さらに下がある程度の透水性を持っている場合は、やがて浸透し、さらに下の帯水層に当たるというようなことになります。
一般的に岩で出来ているような山に近いところでは、地表から浅いところに基盤岩という固い地層があり、地下水の水脈はその上を流れます。
http://www.city.kumamoto.kumamoto.jp/kankyo/soug …
平野部でも、地下の構造は単純ではなくて、場所によって何層も地層と何層もの帯水層があります。
地下水などのイメージ図 三次元地下水浸透流解析モデル図、武蔵野礫層の上面、下面が同じ深さではないこともわかります。http://www.tokyu.co.jp/railway/todorokigijyutu/P …
山梨県の各測定場所の年間地下水位(深度)の変化 http://www.pref.yamanashi.jp/taiki-sui/documents …

ストレートに深さ30mまでも雨水が浸透するところは少ないのではないかと思います。

下図にイメージを示しましたが、よくわかりません。
仮に、平均的に 鉛直透水率が 0.05cm/sなら1日に43m、0.01cm/sなら1日に9m、0.005cm/sなら1日に4mの深度まで届きます。 これが速度です。 30mに到達するのは、計算してください。

繰り返しますが、多くの場合水平方向に流れたり、帯水層で留まるので、実際に30mに到達するのにはもっと日数が掛かるでしょう。
「雨水の浸透速度」の回答画像1
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!