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ABO型など赤血球による血液鑑定は昔からさかんに行われてきました。
しかし、白血球による血液鑑定というのは聞いたことがありません。

よく骨髄移植で白血球の型が合致する、合致しないという話を聞きます。親族でも合致する確率は高くないようですね。
それなら、法医学の血液鑑定などで断然用いられてもよいはずです。
なぜ用いられないのでしょうか?

白血球はすぐに死んでしまうからでしょうか?
赤血球のように何年も残らないのでしょうか?
それでも少なくとも親子鑑定などに使えそうです。

宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

#1の補足です。


白血球の型は複雑すぎて、親子判定などに使いにくいのだと思います。
ABO式では、子どもが「A」なら両親が「O」と「O」はない、というようにわかりますが、白血球の型ではそう簡単ではないのです。
もちろん遺伝によって白血球の型がきまるので、両親の白血球の型を決める遺伝子を調べれば、親子関係は判明します。
であれば、いわゆるDNA判定のほうが白血球の型より簡単なので、DNA判定が多用されるのでしょう。

この回答への補足

ありがとうございます。
DNA鑑定ができない場合を想定しています。

たとえば刑事事件で兇器と思われるナイフに血液が付着していたとします。
被害者と同じB型でした。
しかし兇器のナイフは長い間、味噌樽や糠樽の中に隠されていたので、酵母菌が繁殖しDNA鑑定ができません。
このような場合、ナイフに付着していた血痕と被害者の血液の白血球の型が一致するかどうかて判定できるのではないでしょうか?

疑問なのはDNA鑑定がなかった時代です。
血液型はタイプが少ないのですから、なぜ白血球の型を利用しなかったのか。
血液を同定するには格好の判断材料になるはずです。

補足日時:2003/09/23 11:33
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親子で白血球の型が違います。


違うということは親子かどうかの判定には使えません。
親子と他人の区別ができませんから。
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