プロが教えるわが家の防犯対策術!

今年分を青色申告したいので、記帳を始めたいのですが、わからないことが多いです。

◆当方の状況……
・開業届、青色申告の希望書提出済。
・去年分は白色、今年から青色。
・現時点で、まったく記帳をしていない。
・青色申告ように事業用口座があったほうがいいと聞いて、3月に作成。
そこにとりあえず30万いれ、一度事業用の支払いを行った。
・事業用ではない、元から使っていた銀行口座が二つあり、
事業用の支払いを、ここから払ったりする事があった。(今もある)

◆疑問……
・「元入金」をまず記帳するようなのですが、この「額」はどう決めればいいのでしょうか?
私個人がもっている全財産を書くのか、「任意で決めた」額を書くのか、
事業用口座に入金した分だけを書くのか……

・事業用口座を開設したのは3月なのですが、記帳は1月1日から描かなければいけませんよね?
つまり、「事業用口座が無かった時期」が存在するのですが、どのように処理するのでしょうか?
元入金はゼロにするのでしょうか?

詳しい方、よろしくご教示下さい。
お願いいたします。

A 回答 (3件)

あなたには、個人事業主としての側面と、個人生活主としての側面とがあります。



先ず、平成23(2011)年1月1日現在の貸借対照表(※)を作成しなくてはなりません。その際、平成23年1月1日現在の個人事業主の資産と負債をすべて書き出して下さい。資産と負債の差額が、平成23年1月1日現在の「元入金」になります。資産が負債よりも多い場合は、「元入金」はプラスの値が表示されます。少ない場合はマイナスです。等しい場合はゼロです。

例えば平成23年1月1日現在の貸借対照表に、資産として売掛金が330000円、事業用現金が85000円、12万円で購入した事業用パソコンがあり、仕入先からの買掛金が145000円、親からの事業用借入金が300000円があるならば、

資産合計:535000円
負債合計:445000円

差額は90000円ですから、「元入金」はプラス90000円となります。

あなたの青色事業はこの貸借対照表からスタートすることになります。


《注》個人生活用の普通預金は貸借対照表に書いてはなりません。個人事業用の普通預金は、1月1日現在はなかったことになります。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

※貸借対照表

国税庁>>青色申告決算書様式
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/ …

↑このページの中ほどにある「貸借対照表」を見て下さい。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ああ、なるほど、
>先ず、平成23(2011)年1月1日現在の貸借対照表(※)を作成しなくてはなりません。
これが必須なわけですね。

ありがとうございます。やっと理解できました。

お礼日時:2011/04/20 09:08

>手元にある現金いくらかを元入金として扱う、という事でしょうか…



元入金は「資産総額」-「負債総額」と言ったでしょう。
「資産」、「負債」それぞれの内訳は、
http://www.a-firm.ne.jp/nyu-mon/account1.htm
預金だけが資産では決してありません。

なお、上の参考URLは法人用なのでかなり複雑すぎます。
個人事業者なら「青色申告決算書」の 4ページにある程度に科目分けしておけば良いです。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/ …

>元旦、手元に例えば5万円あったとして、1月五日に支払いが15万円必要な場合…

1月5日のことは、今年の元入金には何ら関係しません。

>現金が記帳上は、マイナス状態になってしまうと…

財布がマイナスということはあり得ません。

>「他の預金」から、事業主借として借り入れた風にする?という…

実際にあなたはその足りない 10万円をどう工面して支払に充てたのですか。
やったとおりに記帳するだけで、「他の預金」でなく「他の現金」からでもかまいません。

この回答への補足

>元入金は「資産総額」-「負債総額」

シンプルに言うと、この↑「資産総額」に該当するのが、
「私という個人の資産総額」なのか、
「事業用に使うと決めた分の資産総額」なのかが、いまいちわからないのです。

後者なら、その「額」はどのように決めればいいのかがわからない、ということです。

補足日時:2011/04/19 19:08
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しくありがとうございました。

根本的な部分が理解できておらず、申し訳ありませんでした。

お礼日時:2011/04/20 09:08

>「元入金」をまず記帳するようなのですが、この「額」はどう決めればいいの…



今年から青色申告とのことなので、今年の元日現在の
「資産総額」-「負債総額」
です。

ついでに言っておくと、来年の元入金は
「今年の元入金」+「青色申告特別控除後の所得金額」-「事業主貸」+「事業主借」
で計算します。
これはまた来年の元日付での
「資産総額」-「負債総額」
とイコールになるはずです。

>私個人がもっている全財産を書くのか…

事業に使用する全財産と事業用の負債との差。

>つまり、「事業用口座が無かった時期」が存在するのですが…
>元から使っていた銀行口座が二つあり、事業用の支払いを、ここから払ったりする事があった。(今もある…

個人事業である限り、預金口座を事業用途家事用とに完全に分けることは無理です。
そこで対処法は 2つあります。

1. 全部の口座を貸借対照表に記載する。
「普通預金 A」「普通預金 B」「普通預金 C」とでもしておけば良いです。
ふだんの仕訳と記帳は、家事用入出金も含めてすべて行います。

2. メインとなる口座のみ貸借対照表に「普通預金」として記載する。
2-1 「普通預金」から家事用の支出→事業主貸
2-2 「普通預金」に事業と関係ない入金→事業主借
2-3 他の預金から事業用の支払→事業主借
2-4 他の預金に事業上の入金→事業主貸
他の預金は、事業に関係する入出金のみ仕訳と記帳をすれば良いです。

>元入金はゼロにするのでしょうか…

今年の新規開業でない限り、ゼロと言うことはありません。
前述の 2. の方法を採るとするならたしかに「普通預金」はゼロですが、「現金」まではゼロでないでしょう。
しかも、白色申告時代から持ち越した「売掛金」や「買掛金」、「未払金」、「未収金」、「前受金」、「借入金」なども合計します。
「工具器具備品」、「土地・建物」、「建物付属設備」、「車両運搬具」などもすべて元入金の算定に関係します。

この回答への補足

詳しく説明ありがとうございます!
煩雑になりそうなので、「2」の方法でやってみようと思います。

ただ、もう少しピンと来ていないのですが、

>前述の 2. の方法を採るとするなら「普通預金」はゼロですが、
>「現金」まではゼロでないでしょう。
という事は、
手元にある現金いくらかを元入金として扱う、という事でしょうか?


元旦、手元に例えば5万円あったとして、1月五日に支払いが15万円必要な場合は、

現金が記帳上は、マイナス状態になってしまうと思うのですが、
その場合、
「他の預金」から、事業主借として借り入れた風にする?という事でいいのでしょうか。


ご回答いただければ幸いです。

補足日時:2011/04/19 17:10
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!