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難病患者の支援をしている団体のスタッフです。

現在、ホームページ上で「患者さま」と表記していますが、個人的には「患者の方」または「患者の皆様」の方がより相応しいのではないかと思うのですが、どうでしょうか?

ひょっとしたら前後の文脈にもよるかも知れませんが、その場合は使い分け方もお教え下さい。


ついでながら「さま」とひらがなで書くこちも私は違和感があるのですが、それが今風なのでしょうか?

以上、お手数ですが、できましたら御回答をお願いします。

A 回答 (6件)

なかなか悩ましい問題ですよね。


わたしとしては、
>ひょっとしたら前後の文脈にもよるかも知れません

という視点に同感です。
使い分け方は難しいでしょうが思いつく範囲で例を挙げてみます。
ホームページということですので、基本的にその線に沿って記述します。

まず、基本的には「患者様」「患者の皆様」でいいのではないでしょうか。
「患者さま」というのは、おそらく親近感を狙った表現なのでしょうが、書き言葉としてはややおざなりな印象を与えるような気がします。
口頭で話す場合の心構えとして、「患者様」ではなく「患者さま」という柔らかで親しみを込めたニュアンスを持って発音するように、という意図はわかるような気がしますが、文字として表わすと単に尊敬の念が薄まるだけで逆効果になるかな、という気がします。


「患者の方」という言葉が有効なのは基本的に、患者の言動・心情が[主たる動詞]となっている場合ではないか、と思います。

1.
たとえば何か新しい器具を使った入浴方法を紹介するような場合を考えてみます。
「このようにすると、患者の方は気持ちよく入浴することが可能になります」など。
[主たる動詞]は「可能になる」で、その主体は患者です。
「方」で患者の主体性が保たれ、すっきりした印象を与えるように思います。
これが、
「このようにすると、患者様(患者の皆様)は気持ちよく入浴が可能になります」であればどうでしょうか。
「患者様(患者の皆様)」の敬意という長所よりも、硬さ・他人行儀という短所が目立ってしまうような気がします。

2.
次に、ややこしいのですが、
この新しい器具を使った入浴方法を(単なる紹介ではなく)スタッフに対して説明するような場合を考えてみます。
「このようにすると、患者の方は気持ちよく入浴することが可能になります」では、患者への敬意がいあまいちのような印象になりそうです。
ここは、
「このようにすると、患者様は気持ちよく入浴することが可能になります」
のほうが適しているように思われます。

3.
「今後、患者様に対しては週一回の〇〇をお願いすることと致します」などの場合。
「お願いする」という主たる動詞の主体が患者ではないので、
「今後、患者の方に対しては週一回の〇〇をお願いすることと致します」
とすると敬意の薄れた印象になるような気がします。

4.
患者の言動・心情が[主たる動詞]となっている場合について、もうひとつ例をあげてみたいと思います。
「患者の方々は気持ち良さそうに日光を浴びておられました」など。
「浴びる」が患者を主体とする主たる動詞となるわけですが、この場合、
「患者の皆様は気持ち良さそうに日光を浴びておられました」
あるいは、
「患者様は気持ち良さそうに日光を浴びておられました」
では、やや硬い、あるいは業務一辺倒の冷たい印象の表現になるような気がします。

今回比較した内容は、かなり微妙な差異になるだろうと思います。
どうも重箱の隅・・・的な感がなくもありません。
また、こうした団体の業務内容に関してはよく存知あげませんので、全くの想像で例をあげました。
独断的な感覚で終始しましたので、合わせて、現実的なお役にはあまり立てなかったかもしれません。
  
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

理路整然としていて、かつ具体的な解説で、正に「目から鱗」状態です。
探していた答えをようやく、きっちりと教えて頂いたような気がします。

本当に言葉というのは 微妙なところが多くて他人の言葉を見聞きしていると「確かに間違っては居ないが、
どこか違和感があるような気がする」と言うことも少なくないですが、それでいて自分が使う時はそれほど気を遣わないのですが…(笑)

お礼日時:2011/05/01 01:16

これはアンケート質問ですよね。


私は「患者様」「患者さま」と呼ばれるのは好きでありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

上でも書きましたがアンケートのつもりはなかったのですが、確かに「好き嫌い」の問題もあるかも知れませんね。

お礼日時:2011/05/01 00:50

 どちらを否定し、どちらが正しいという言い方ではないですね。


 むしろアンケート的な質問ですね。
 「患者の方」または「患者の皆様」に賛成です。
 無難という意味で。それ以上にいい言い方も記述の仕方もありませんね。
 患者という語がもともと、ちょいと問題あるんですよね。クライエントでいいともいえませんし。
 新たの語の発生が望まれますね。
 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

すもません。私としてはアンケートではなく、あくまで「日本語の使い方として(どんな場合に)どれが相応しいか?」という事をお尋ねしたかったのです。

でも、確かに言葉というのは(この質問自体もそうですが)受け取る側の知識・認識によって印象が異なる事も確かですしね。

ところで「患者」という言い方にも問題があるんですか?
初めて知りました。
ちょっと、その辺も調べて見ますね。

お礼日時:2011/05/01 00:37

こんばんは



 たとえば病院での患者側からという感覚でいえば、「呼び出しているのは医師先生ではなく、事務方だろう」という心理は働きますね。

 そういった意味でいえば、「患者様」の方が「患者の方」よりも「大事にされている」--たとえ、立場が「医師」で有っても、感覚としては前者の方が、当たりは良い様に感じます。


 「さま」か、「様」かというと、まあ大人の立場ではどうでも良いと感じますが、国語力の有る無しで、たとえば子供で無くとも外国人には、「様」という漢字は難しく、不可解に感じるかもしれませんから、「さま」で良いと思います。


 「患者の皆様」といわれると、症状がさまざまなのに、「ひとくくり」みたいなイメージで、「患者様の・・・?」続く言葉が有りません。「患者様のみなさん」では問題外ですし。


  ◎「患者さま」で、複数を表わす条件は満たしていると感じます。


 


 今風で有るか否かは別として、上記のような(様な?)意味合いが有るという意図を配慮するなら、「患者さま」が、適当かと感じます。


 特定の病気の、いわば「自助会」のような場合、同じ病気を持っているという啓発の意味では、「患者の皆様」も有りかな・・とは思います。
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この回答へのお礼

早速かつ詳しいご回答ありがとうございます。

うーん、なるほど「言われてみれば…」です。
確かにその通りかも知れませんね。

お礼日時:2011/04/30 02:24

「患者の皆様」という表現を採用なさるべきでしょう。



勿論ながら、将来的には「修破離」の順序を辿って、
「かんじゃさま」なる表現が定着するのかも知れませんが、
その流れの加速を遅らせるのは、我々の役割りなのです。

「お疲れ様」・「御馳走さま」・「ご愁傷様」…
これ等の全てが本来的には誤謬でした。

この回答への補足

すみません。「ご返事」ではなく「ご回答」でした。
お詫びして、訂正させて頂きます。

補足日時:2011/04/30 02:27
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この回答へのお礼

早速のご返事ありがとうございます。

ほぼ私の考え・感覚に近い御回答ですね。
少しばかり、自信がつきました。

お礼日時:2011/04/30 02:14

私は医者でも看護師でもありませんが、


研修を少し受けた際に、「様付けで」と云う風に云われました。
確かに最初はそうだと思いますし、所謂サービス業ですから、
しかし、安易に何でもかんでも様を付ければ良い、というものではないですよね。

サービス業であるのですから、一番大事なのは
その相手を不快にさせない事、満足して頂く事ですから。
ただ、それを誤らずに選択してゆくのには、
経験や慣れが必要なのかも知れませんねぇ。

私にはとても無理そうな業界です。
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この回答へのお礼

早速の御回答ありがとうございます。

病院・医院などでも従来「患者さん」「○○さん」と呼ぶのがフツウでしたが、今では「患者様」「○○様」と呼ぶところも多くなってきているようですね。

お礼日時:2011/04/30 02:08

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