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1年間で50ミリレントゲンの被曝というのは、危険なのでしょうか?
ミリレントゲンという単位が良く分かりません。
詳しい方教えてください。

A 回答 (1件)

こんにちは。



「レントゲン」という単位は、現在は使われていません。
また、「何レントゲン」という値をそのまま引き継いでいる量も単位もありません。
「レントゲン」(R)は、吸収線量としての評価の仕方の改善の意味で、「レム」(rem)という単位に取って代わられました。
ただし、その際、レントゲン単位での吸収線量(計算結果)とレム単位での吸収線量(計算結果)がある程度同じぐらいの大きさになるように調節はされました。
ですので、

1レントゲン = 1レム

という考え方は、一応できます。

そして、100レム=1シーベルト ですので、

50ミリレントゲン ≒ 50ミリレム = 0.5ミリシーベルト = 500マイクロシーベルト
単位を記号で書けば
50mR ≒ 50mrem = 0.5mSv = 500μSv

>>>1年間で50ミリレントゲンの被曝というのは、危険なのでしょうか?

東京-NY間を飛行機で1往復するときの上空での被爆が0.2mSvぐらいなので、
50mR(0.5mSv)は、2往復半に相当します。

なお、「一般公衆が1年間にさらされてよい人工放射線の限度 (ICRPの勧告)」は、1mSvです。
これは、50mR(0.5mSv)の2倍です。

以上のことから、危険ではないことがわかると思います。
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