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「技術者向けコンピュータ」には素人の私ですが、掲題の件は此処が適当と勝手に判断して質問いたします。最適なカテゴリーがあれば教えてください。

平仮名も全角カナも概ね五十音順に文字コードが割り当てられています。
だから、コード昇順だと「ぁあぃいぅう・・・わゐゑをん」「ァアィイゥウ・・・ワヰヱヲン」と並びます。
ところが、半角カナの「ヲ」は他のどの半角カナよりも若い文字コードが割り当てられていることに、最近になって気付きました。
調べてみると、半角カナは文字コード昇順で「ヲァィゥェォャュョッ-アイウ・・・ワン」(此処では便宜上 全角カナで示しましたが、すべて半角カナとご理解ください。半角カナの「ヰ」「ヱ」は存在しない)と並びます。つまり、「ヲ」は「ワ」と「ン」の間に来ない!

半角「ヲ」に他のどの半角カナよりも若い文字コードが割り当てられた経緯をご存知の方がいらっしゃいましたら、その理由を教えてください。

A 回答 (2件)

言われて初めて気がつきました。


たしかに、半角の「ヲ」の文字コードは「ワ」と「ン」の間に
ありませんね。「ヲ」は日本語では頻繁に利用される助詞でもあり、
利用頻度が少ないとも思えません。
なぜなのか私も興味を持ったので、少し調べてみました。

明確な情報はありませんでしたが、たぶん
以下の考えでよいだろうと思います。

まず、半角カタカナの文字コードは、JIS X0201という
規格で決められました。この規格は今から40年以上前の
1969年に制定されたものです。
(参考)
http://ja.wikipedia.org/wiki/JIS_X_0201

この頃は、今のようにコンピュータは発達しておらず、
もちろんカナ漢字変換などありません。
「キーボードで押したキーをコンピュータに認識させて、
文字コードに割り当てる」という機能を、どうやったら
簡単に実現できるかが重要だった時代です。

前述のJIS X0201の文字コード表と、
今あなたの目の前にあるキーボードに印字されている
カナ文字を見比べてみてください。
なにか気がつきませんか?

文字コードA1~AFに割り当てられている半角カナ文字
。「」、・ヲァィゥェォャュョッ
は、全てShiftキーを押しながら入力する文字です。
そして、文字コードB0以降の半角カナ文字は、全て
Shiftキー不要で入力する文字です。

つまり半角の「ヲ」は、キーボード配列上、
文字コードA1-AFに割り当てると都合がよかったという
理由で「ワ」と「ン」の間から外れたのだと思います。
(Shiftキーを押すと文字コードの左4ビットは"A"になる
というルールがあると、キーボードが作りやすかったの
かもしれません。今の技術ではどうでもいいことですけど)

では、なぜ「ヲ」はShift+「ワ」で入力する位置に
割り当てられているのか?です。
昔は、いろいろな配列のキーボード(タイプライタ)があり、
Shiftなしで「ヲ」を入力する配列もありましたが、
結局、現在の標準になっているJIS配列は、
http://www.ykanda.jp/input/jis/jis.htm
にある通り、大正12年に山下芳太郎さんが決めた
カナタイプのキーボードがベースになっているようです。

つまり、山下のおじいちゃんが「ヲ」をShift付きで入力させる
ことにしたからというのが根っこの理由になると思います。
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この回答へのお礼

「カナ文字の配列は大正12年にカナモジカイの山下芳太郎が決めたカナタイプ のキーボードがベースになってい」るとは思いも寄りませんでした。
キーボード上のレイアウトと関係なく、古代(?)であればイロハ順、近代であれば五十音順に文字コードを割り当てるのが、日本人として当然と思い込んでおりました。米人が(恐らく、タイプライタのキー配列と関係なく)ABC順にしたように。
「ヲ」を先頭に持ってくるなんてぇ、と呆れ返っております。(^_^)

色々と調べていただいて、ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/15 00:58

最初は半角の「ヲ」は必要性の少なさか当時の機械の性能的限界の影響かでなかったが、あとで追加でコードを振られたたときにコード表に空きがあって、半角カタカナの並びである「ア」の前になったんじゃなでしょうか。

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