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ホームページ制作会社で、制作の一部を外部に発注しました。「外注費」で処理をして良いですか?

外注費は販売費及び一般管理費の科目だと思っていたのですが、法人事業概況説明書の主要科目の欄では、外注費は売上原価の科目に入っています。
販売費及び一般管理費としてはいけないのでしょうか?

どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

原価とは売り上げの対象となるものを取得したり生産したりするための費用のことです。

販売費とはそれを販売する費用であり、一般管理費は双務的な管理の費用ですから、原価とは大きく異なります。ですから、質問の外注費が原価であることは明らかだと思います。
会計には「費用収益対応の原則」という考え方があり、税法もこれを基準に作られています。販売費は売上と同時に発生する費用であり、管理費は期間の経過に伴い発生するものであって売上とは連動しませんが、原価は売上と直接対応するものですから、仕入や製造費などのその費用は実際に売れるまでの間は損金にはならないので、棚卸をして棚卸資産(商品や仕掛品)に計上する必要があるという点が、原価の経理上の特質です。
質問の外注費も、期末までに納品(売上の成立)ができなかった場合には仕掛費用として棚卸する必要があり、それまで費用として損金にすることはできません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
ご丁寧な説明をいただき、製造原価、販売費、管理費がどういうものか、よくわかりました。

お礼日時:2011/06/07 21:45

あのね?外注費=外注加工費は製造原価に属します。

 外注とは外へ注文すると言う事です。つまり製造すると言うことなのです。
A製造原価は製造(作成)すると思ってください。
B販売費は商品を販売(売る)すると思ってください。
C一般管理費は会社を運営するための事務処理(管理)をすると思ってください。
このことから外注費はAになるのです。
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この回答へのお礼

その名の通り、解釈すればよいのですね・・。
わかりやすいご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/07 22:04

制作の一部を外部に発注したのだから「外注費」でOKです。



>外注費は販売費及び一般管理費の科目だと思っていた

会計では「外注費」は本来、製造原価明細書に表示される科目です。製造原価は、損益計算書では売上原価の一項目ですから、その意味では外注費は売上原価の科目だと言っても間違いではありません。

ですから外注費は販売費及び一般管理費の科目だと考えるのは誤解なのですが、そのように誤解している人は非常に多いのです。

誤解の原因は国税庁が使っている収支内訳書や青色申告決算書にあります。ここには「外注工賃」が販売費及び一般管理費の科目と同じ個所に書いてあるのです。だから会計に詳しくない人が誤解しているのです。

会計では、「費用」は
(1)販売費及び一般管理費
(2)営業外費用
(3)特別損失
(4)製造原価
に分かれます。

しかし税務では、所得税方法では「必要経費」だけ、法人税法では「損金」だけです。だから外注費(外注工賃)という科目が、販売費及び一般管理費の科目と一緒くたになっていても構わないのです。国税庁から誤解が広まりました。
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この回答へのお礼

そのような背景があるのですか・・。
売上からマイナスするのはどちらも同じですが、やはり売上原価となるのですね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/07 21:59

>「外注費」で処理をして良いですか



その通りです。

>販売費及び一般管理費としてはいけないのでしょうか?
別にどちらでも所得は変わりませんから、問題にはなりません。
でも材料費や外注費は通常は売上原価です。
一般的な分類に従ったほうが余計なことを言われないだけらくだとは思いますが。
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この回答へのお礼

使用している経理ソフトでは、外注費の入力をすると、販管費に入ってきたものですから、そのまま処理をしていました。やはり、売上原価とするのですね。
ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/07 21:50

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