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素朴な疑問なのですが、
高校野球では試合の始まりに両高校のあいさつがあるのに、
プロ野球ではあいさつもなく1回の表が始まるのは
なぜだろうかと思いまして。
高校サッカーとプロのサッカーでも
試合前にはお互いにあいさつはしてるのに、、、
なぜなんでしょう。気になります。

A 回答 (2件)

私も、単に自分の考え方を書きます。


本当は詳しい史料や資料をあたるべきなのですが、
すみません。


プロ野球が挨拶をしない
と考えるよりも、
学生野球が挨拶をする習慣を作った
と捉えた方が良いように思えます。

サッカーやラグビーは、発祥の地と言われるイギリスで
試合前のセレモニーが行われていました。
理由は想像するしかないのですが、
「紳士のスポーツ」と呼ばれる競技では、
そういうことを行う必要があったのでしょう。
考えてみれば、クリケット、ゴルフ、テニスと
イギリス発祥のスポーツは数多いですが、
いずれにしても「競技中は敵同士だが、
それ以外の場ではお互いを尊重する」
という精神が根付いていますよね。
そして、日本を含む各国は、それをそのまま輸入して
今のような形になっているのだと考えられます。

ところが野球に関しては、発祥の地であるアメリカでは
試合前のメンバー交換のときに監督が握手するくらいで
選手全員がお互いに挨拶する習慣はありませんでした。
これも理由は想像するしかないですが、
私は、昼休みにやっていた空き地での遊びのようなものから
この競技が発展したためではないか、と思っています。
新天地に渡ってきて苦労しながら生活をしている仲間たちが
日々の労働の息抜きのために始めたので、
挨拶なんて堅苦しいことは抜きにやっていたのではないか、と。
プロ興行としての野球が始まっても、その習慣はそのままに
発展が続いたものと思われます。

そして、日本に野球がやってきたとき、
初めはプロ野球でなく、学生野球からスタートしました。
アメリカでは試合前に挨拶などしていないのですが、
指導者の人たちは、「教育の場で行う運動で、試合前や試合後に
相手に礼を尽くさないのは問題である」と考えたのでしょう。
剣道や柔道、また相撲など、日本で行われていた競技は
全て「礼に始まり、礼に終わる」が徹底されていますから。
また、当初は、「野球害毒論」などという意見を述べる知識人も居ました。
そういう人たちに対して、言葉は悪いですが、形式的でもいいから
教育の場で行うに相応しいものだとアピールしなければならない
という事情もあったものと思われます。

その後に始まった日本プロ野球では、アメリカでの習慣のまま、
試合前に挨拶をするセレモニーは取り入れませんでした。
勝手な想像ですが、「これで飯を食う職業人なのだから、
教育のためにやっている学生野球とは違う」という自負心も
あったのかもしれません。


……ほとんど私の勝手な想像に終始してしまいまして、すみません。
一つの考え方として お読み頂ければ、と思います。
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この回答へのお礼

長らくログインしていませんでした。すみません。
なるほど、そういういきさつがあるんですね。
「礼に始まり、礼に終わる」というのがスポーツの礼儀だとばかり
思っていましたが、アメリカ野球の影響が少なからずあったということですね。勉強になりました。

お礼日時:2011/07/02 22:51

近頃、わかってきたことなんですが、日本では”武道”では「礼に始まり、例で終わる」というものがあり、日本の高校スポーツなど多くはこの武道の精神を取り入れたものだと考えられます。


ところが、海外でのスポーツの開始、終了をみると、あって握手ぐらいのようです。

高校野球、プロ野球の違いはその”武道”の精神を取り入れてるかどうかの違いだと思われます。

専門家でないので、参考程度にしてください。
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この回答へのお礼

握手であれ、礼であれ、試合中に何が起こるか分からない競技ですから、あいさつはあったほうがいいなあと思います。
ですが、ご回答くださり、ありがとうございます。^^

お礼日時:2011/07/02 23:01

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