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成形材料の相性で悩んでます。PVCとPBTはなぜ結合しないのでしょうか?化学はめっぽう弱くて、できましたら化学式で説明いただければとても助かります。宜しくお願いいたします。

A 回答 (3件)

それぞれの樹脂の極性が違うからです。


樹脂が結合することは、よく混じり合う必要があります。
そのためには性質が似ている方が混じりやすいことがわかっています。
(末端の官能基による反応は別)
その性質が似ていることの目安として、「溶解性パラメーター」という物が使われます。
これは溶解性パラメーターの値が近ければ、親和性が高くよく混じりやすいと言うことです。
たとえば、PE:溶解性パラメーター(SP値)=18.0、PPE:SP値=18.0なので相互溶解によりよく結合(均一混合)します。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%89%E6%80%A7% …
ポリマーブレンド
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA% …

これに対してPBT:SP値=20.5、PVC:SP値=9.4なので相溶性が悪く、結合しにくいです。
間を埋める良い接着剤があればよいのですが。
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1)成形?成型?材料の相性は高分子(工業)で非常に大切な分野で多くは企業秘密、特許になっています。

ですからそう簡単に回答を得ることは容易でないかも。
2) PBT は結晶性ポリマーで ポリエステルの一種で、 -(OCC6H4COO(CH2)4O)n- の 化学式で、 このPBTにセイケイ材料の相性にあうのは、ポリエステル系のポリマー PET -(COC6H4COO(CH2)2O)n- や
Copolyester (PBTとPET)、 それにポリカーボナート PC ー(OC6H4C(CH3)2C6H4OCO)- のようにエステル基、ベンゼン核をメインチェインにもっており化学構造ともポリエステルです。
3) PVCは結晶性でなく、ビニル ポリマー で、 -(CH2CHCl)- の化学式でこれにセイケイ材料として相性するのは コポリマー のブタジエンーアクリロニトリル、 ポリイプシロンカプロラクトンとかでそのメインチェインにエステルとか、
ベンゼン核はもっていません。
4) セイケイ材料として探しているなら、PBTの会社の研究所に得意先としてたずねたら、可能性は言ってくれるかも、タダためしてみても時間と費用がかかり、ポリマーを勉強してもその分野で働いていないと難しいかも
5) Google > Polymer Compability などみると その分野のエキスパートもいるかも
6) Google > PBT で研究所に問い合わせるのも
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>化学式で説明



化学式の問題ではないと思います。
最も考えられるのが「熱膨張率」や「対溶媒溶解度」です。
なぜなら、通常プラスティクスの接合は溶融か溶着だからです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。とけるか溶けないかですもんね。参考にさせていただきます。

お礼日時:2011/07/11 14:25

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