知り合いの知り合いですが、東京で暮らす妊婦の方が検査したところ被爆していたので、お子さんを中絶したそうです。
未だに1時間あたり1万ミリシーベルト(10シーベルト)、6分で1000ミリシーベルト(吐き気など急性症状が出る)という放射線が1号機2号機から出ていますから、ホットスポットでは関東でも福島並みのところがあるのでしょう。
妊婦の方は特に気をつけてください。どの程度の被爆で中絶を決断すべきなのか私に知見がありませんので、ご存じの方ご教示お願いします。また、母乳検査でも検出されたという記事はありましたが、お近くの妊婦の方で被爆がはっきりされた方はいらっしゃいますか。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
もし、本気で被曝が原因で中絶をなさった方がいたなら、大変不幸な事です。
少なくとも、現在の被曝量で中絶すべきという事は絶対にありませんので、もしそうなら他の産めない理由があったか、説得できなかった医師の怠慢です。
今回の高線量の報道はあくまでも原発の配管の一部での値です。
発表されている空間線量を確認して頂ければ分かりますが、全て「μSv」レベルです。
どの程度で中絶すべきか、というレベルはありません。
もし、高線量を浴びた場合、中絶しなくても流産してしまいます。
母乳検査で検出されたと言っても、ごく微量(本来は含まれないため微量でも異常は異常です)ですから、健康に影響が出るレベルではありません。
産婦人科学会のウェブサイトをご覧ください。
参考URL:http://www.jsog.or.jp/news/shinsai_index.html
回答ありがとうございました。
産婦人科学会の掲示です。
「このような0.5%程度のわずかな増加は、学術的に証明することの困難さが指摘されており、「学術的に証明された健康被害は現在のところ起こってない」ことは、「健康被害を起こさない」ということではありませんのでご注意下さい。増加が懸念されるがんの種類には白血病などの血液がんや乳がんなどがあります。妊娠婦人においては次世代への影響も懸念されますので、要心にこしたことはありませんが、この次世代への影響についても軽度の被曝(累積で数十ミリシーベルト程度まで)では現在のところ、学術的に証明されたものはないようです。」
内部被曝について注意されていますので、是非参考にしてください。
なお、児玉龍彦先生のメッセージも参考にしてください。
H23.7.27 衆院厚労委員会 児玉龍彦参考人
http://www.youtube.com/watch?v=eubj2tmb86M
20110806ニュースにだまされるなゲスト 田中俊一(元日本原子力学会長)
児玉龍彦(東京大学先端科学技術研究センター教授)
黒部信一(小児科医)
菅井益郎(國學院大學教授)
http://www.youtube.com/watch?v=W7hPK9E-lC0&featu …
http://www.youtube.com/watch?v=oiosl0Rxs2g&featu …
http://www.youtube.com/watch?v=hL2DhRh-UVo&featu …
http://www.youtube.com/watch?v=09YWFB5prVQ&featu …
http://www.youtube.com/watch?v=5HtjiI1aZWA&featu …
http://www.youtube.com/watch?v=EBple-xb0rY&featu …
http://www.youtube.com/watch?v=PG20KoszSow&featu …
No.5
- 回答日時:
妊婦の方が不必要な被ばくをなるべく避けるべきであることは言うまでもありません。
そのことと、被ばくを理由に中絶を勧めることは全く別次元の問題です。仮に胎児の健康に影響のある「可能性がある」被ばくが確認されたとしても、それは中絶の理由にはなり得ません。尚、東京に住んでいる方が自然放射線や医療被ばくとは別に事故の影響で1mSvを超える被ばくをしている可能性はまず考えられません(もちろん内部被ばくを含めてです)。検査(通常の医療機関では出来ません)をしても検出されることはありません。不安ならまずは医師と相談すべきです。まともな医師なら、気にする必要がないことをていねいに説明してくれるでしょう。もし被ばくを理由に中絶を実施すれば、実施した医師は堕胎罪に問われます。
商売魂か義憤かは分かりませんが、公式な基準では不十分だと危険を訴える「専門家」がもてはやされているようです。東大アイソトープセンターの児玉龍彦教授は放射線医療の専門家ですが、彼の指摘は政府の放射線防護が不十分だということで、実際に深刻な被ばくが起こっているとは言っていません。(その可能性がある、とは言っています)中部大学の武田邦彦教授はもっと突っ込んだことを言っていますが、彼は放射線の専門家ですらなく、根拠が全く示されていないためまともな学者からは相手にされていません。
外部被ばくについては、発表されている空間線量率が一応の目安になります。ただし、屋内や周囲に土がない場所では一般的に線量が低くなり(線源のほとんどが土壌に固定されたセシウムのため)、実際の被ばく量は空間線量率×時間よりも低くなります。
食品からの内部被ばくについては、厚労省の薬事・食品衛生審議会が食品検査の実測値と米など収穫期前の食品の推定値を合わせた試算を行っています。言うまでもありませんが、規制がかかっている食品の汚染は、全流通量の平均は規制値より低くなります。規制値ぎりぎりのものばかり選んで1年間食べ続けるような想定の試算は無意味です。詳しくは参考URLをご覧下さい。結果だけ紹介しておくと、全年齢平均で事故からの1年間に食品から受ける事故による放射線被ばく(内部被ばく)は0.1mSv程度です。
参考URL:http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001ip0 …
この回答への補足
放射線被曝に関する妊婦の方の質問コーナーがありました。
「たまごママネット」
http://www.tamagomama.net/contents/x-rey.html
参考になるQ&Aがありますので、ご利用ください。
重ねての回答ありがとうございます。
私は、「被曝を理由に中絶をすすめる」つもりで、質問しているわけではありません。このような書き方は質問者様の悪意すら感じますので、お控えください。
私はこれまでのお礼の中でも書きましたように、一人で判断せずに、被曝検査をされてお医者様と相談してくださいとお願いしているのです。
食品による被曝についてはいろいろなデータがありますので、1つの資料だけで判断できないところが悩ましいところですが、資料をお示しいただけましたことに感謝申しあげます。
内部被曝は、食品だけでなく呼吸による被曝も深刻だとされています。様々な食品の検査が進むとともに、妊婦の方が安心できる情報提供と対策を一刻も早く政府が責任を持って示すことを期待したいと思います。
No.4
- 回答日時:
検査で被ばくが分かった、というのはまず嘘か勘違いです。
内部被ばくを検査できるホールボディーカウンターを持っている機関は限られており、被ばくが確認されれば通報される仕組みになっています。妊婦の方の被ばくが確認され、それがニュースにならないことは有り得ません。まあ、「知り合いの知り合い」の話の信憑性なんてそんなものです。尚、胎児期被ばくによる影響としては胚死亡、奇形、神経系異常、発がんが考えられます。これらのうち、ヒトで確認されているのは原爆被ばくによる奇形(小頭症)と神経系異常(知恵遅れ)のみであり、いずれも100mSv未満の被ばくでは確認されていません。
今回の事故で一般の人が100mSvを超える被ばくをしたことは考えにくく、胎児に何らかの影響がある可能性はまずありません。また仮に100mSvを超える被ばくをしたとしてもそれによる胎児への影響は他のリスク要因に比べ僅かなものであり、これを理由に中絶することは倫理上大きな問題があります。これを認めるのは、妊婦がタバコを数本吸ったことを理由に中絶することを認めるのと同じです。
事故による放射線が東京の妊婦に直接影響を与えることは考えられませんが、色々な情報が錯綜しているため、不安によるストレスで流産や妊娠異常が起きる可能性はあるでしょう。この場合、一義的な責任はもちろん事故を起こした東電にありますが、科学的根拠のないデマを拡散して不安を煽っているメディアや一般市民(この質問も含めて)にも大きな責任があると思います。
この質問を見た妊婦の方が不安になって中絶したり流産してしまった場合、不必要に失われた命と母親の心の傷に対して質問者様はどう責任を取るつもりでしょうか。
この回答への補足
武田邦彦先生は、福島県東部の妊婦の方については3月時点で避難を勧告されています。
「放射線障害防止規則による妊婦の被曝量の限界は毎時約0.5マイクロシーベルトですから、私達専門家は福島県の東部の多くの市町村において、妊婦等の避難を勧告する立場にあるのではないでしょうか。」
福島以外の妊婦の方も、毎時0.5マイクロシーベルトも、指標になりそうですね。
回答ありがとうございます。
日本放射線科専門医会も指摘していますが、No1~3のお礼に示しましたICRPの資料について次のように言及しています。
「しきい線量を超えて被ばくすると形態異常や胎児死亡を起こす可能性が出てきますが、胎児の被ばく線量がこの値に達しない場合は心配いりません。胎児死亡(流産)が受精後2週以内で100ミリグレイ、形態異常が妊娠7週以内で100ミリグレイ、精神発達遅が妊娠8から15週で100~200ミリグレイとされます。以上から、国際放射線防護委員会(ICRP)はPubl.84 (1999)で「妊娠中絶をするのに100ミリグレイ未満の胎児線量を理由にしてはいけない」と勧告しています。」
ただし、「本産婦人科学会 (JSOG) 、日本産婦人科医会 (JAOG) が発表した案内文で、妊婦に対して「100mSv以下では、被害はない」「50mSv以下なら安全」とする不適切な基準値を発表していることに対し、ここに抗議する。」という表明をされている人もいます。
「日本産婦人科学会への抗議文」
http://www.e22.com/atom2/jsog.htm
その中で、アメリカなどについて記述があります。
「アメリカ原子力規制委員会の職場における妊婦 / 胎児への被曝制限の推奨値3は最大で5mSvである。放射線従事者のの年間許容量を50mSvとし、妊婦はその10分の1である。他国の原子力機構も、妊婦の被曝量の制限は合計で1~5mSvとしている。」
また、ICRPの矛盾も指摘しています。
「かくして、ICRPは職場での妊婦の被曝を数mSvと制限しながら、一方ではX線による胎児の二次被曝を100mSvまで容認すると言う矛盾が見られる。」
日本だけの事情でなく、いろいろと調べて参考になさってください。
妊婦に方は、まず被曝量を検査されてご自身で納得されることが大切だと思います。風評被害のレベルではなく、実害の可能性のあるレベルですから、まず食事などの内部被曝を避けることに努めて医者と相談なさってください。No1~3に対するお礼に示した資料も参考になさってください。
No.3
- 回答日時:
中絶についてははっきりしないと思います、被爆をしても全く問題がない場合もありますので、あまり極端に危険視することもないと思います、
婦人科学会の説は間違いなので信じないほうがいいですが、妊娠している場合今回の場合は福島等にいて、もろに被爆した場合は確かに考えたほうがいいですが、関東で311の日に屋内に避難していたならばそれほど気にしなくてもいいと思います、
ただ厳密には、専門家の方に聞いてもらいたいのですが、正直低線量被爆の問題についてはよく分かっていないので、専門家の意見といっても当てにならないことが多いようです、
回答ありがとうございます。
「ニュースにだまされるな」(8月6日)の中で、小児科医黒部信一氏は、母乳を250検体について検査したところ、1割が放射能汚染していた(数字と地域は明確に示されませんでしたが)けれど、食事に注意したところ、母乳から検出される量が減少したと言われていました。食事やマスクなどで内部被曝を避けることにより、母乳などの放射能汚染は減少できるようです。
20110806ニュースにだまされるなゲスト 田中俊一(元日本原子力学会長)
児玉龍彦(東京大学先端科学技術研究センター教授)
黒部信一(小児科医)
菅井益郎(國學院大學教授)
http://www.youtube.com/watch?v=W7hPK9E-lC0&featu …
http://www.youtube.com/watch?v=oiosl0Rxs2g&featu …
http://www.youtube.com/watch?v=hL2DhRh-UVo&featu …
http://www.youtube.com/watch?v=09YWFB5prVQ&featu …
http://www.youtube.com/watch?v=5HtjiI1aZWA&featu …
http://www.youtube.com/watch?v=EBple-xb0rY&featu …
http://www.youtube.com/watch?v=PG20KoszSow&featu …
また、その番組にも出席されていた東大教授の児玉龍彦先生は国会参考人として、重大な指摘をされています。広島原爆の20個分の放射性物質が放出されていたと言うことです。
H23.7.27 衆院厚労委員会 児玉龍彦参考人
http://www.youtube.com/watch?v=eubj2tmb86M
子供や妊婦のことを思い、怒りを込めて発言されています。
マスコミが一言も伝えないのは、中国以上に怖い国になりましたね日本は。
線量については、No1/2のお礼の資料を参考にしてください。
No.2
- 回答日時:
あなたのやっていることは、いたずらに妊婦の方の不安を煽るだけです。
こういう根拠のないデマを撒き散らすことが政府にネット監視の口実を与えるってことに気づいてください。
回答ありがとうございます。
私は事実を述べたものですが、妊婦は一人で心配して中絶したそうです。
日本アイソトープ協会の「ICRP Publication84 妊娠と医療放射線」によりますと、妊娠中の女性の職業被曝の線量限度として、「腹部表面で2mSv/妊娠期間(妊娠の申告から出産まで)」そして「胎児を一般公衆(1mSv/年)と同等の基準で防護」となっています。
しっかり被曝状況を調べた上で、医者と相談の上判断してください。
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